「同行蘭風」富貴蘭との夢おい旅

ひたすらに風蘭と夢おいつつも  
冥土の土産に未だ出会えず  
ここにきて樹上の香りや楽しまん  

富貴蘭 紅牡丹

2016年08月21日 | 風蘭【青】
昨日、愛知のIさんがfacebook上で富貴蘭の行く末を案じられていました。

「【墨流し】【紅牡丹】が最近市場に出回らなくなったように思います。
安くなきゃ買わないという買い手の気持ちと、
そんな安けりゃ売らなくても良いという売り手の気持ちからでしょうか・・。」


さらに、

「実際に育ててみると変化があってオモシロイ【青光墨】【獅子王錦】【青龍獅子】なんかは、
捨て値の価格でないと売れません。
趣味家も少子高齢化が進み、20年後にはこうした「古典植物」を買う日本人は殆どいなくなるでしょう。
その代り、外国の心ある趣味家が海外に持ち出していくでしょう。
それも「時の流れ」かもしれませんね。」


ともおっしゃっていました。

寂しい話ですがその通りかもしれません。
忘れ去られようとしている裾もの富貴蘭達のためにも、
自分も元気で少しでも永く可愛がりたいと思います。











墨ファンにとってはこの蝋を流したような光沢がなんともたまりません。



墨は好き嫌いがハッキリするようですが、私は墨が大好きです。
確か昔の【摺墨】は、今の金牡丹並の価格だったと思います。