二丁目のヒコーキ雲 Ⅲ

四季折々の自然  鳥・昆虫・花…

オオシロフクモバチ・スズバチ・シオカラトンボ・カルガモ親子! 《 命を繋ぐ 》

2023年05月23日 | ハチ

近くの公園で…。 (5月16日 火曜日)  ※画像をクリックすると拡大できます。

クモバチの巣作りは過去に何度か見たことがあるんですけど、今回は狩ってきたクモを運ぶスピードが速すぎて肝心の場面はNGになってしまいました! (>_<)

クモバチ科  オオシロフクモバチ!
地面に幼虫のエサとなるクモを運び込むための穴を掘っています。

 

近くに狩って置いてあったクモを完成した巣穴に運ぼうとしているんですけど、そのスピードが速くてピントを合わせきれませんでした。 (>_<)

 

しかも肝心のクモを巣穴の中に運び込む瞬間の写真までNGになってしまって、めっちゃ残念! 産卵を終えて顔を出したところをようやく1枚。

 

ここに卵があることを誰にもわからないように入念に穴を埋めていきます。

 

近くの葉っぱで一息入れてから最後の仕上げに戻っていきました。

(Nさん、ありがとうございました)

 

去年の11月にスズバチが巣を作っているところに遭遇したんですけど、長い時間をかけて完成したその巣を冬の間ずっと見守ってきたんです。今日、3日ぶりに様子を見に来たら、丸いキレイな穴が…。「ちゃんと羽化できたんだ!」…って巣の様子を見ていたら20cm位離れたところに、この巣から出てきたと思われるスズバチがいるじゃないですか! (゜o゜)

このスズバチの巣作りに関する記事はこちらから。 2022/11/11  2022/11/20

ドロバチ科  スズバチの巣!
3日前に見に来た時はまだ穴は開いてなかったんですけど、今日、様子を見に来たらキレイな丸い穴が開いていました。 無事に羽化したようです…。

 

ドロバチ科  スズバチ!
「うひゃ~!」 なんと巣のすぐそばにいたスズバチと目が合った!

 

まさかと思いましたけど、この状況はどう見てもこの巣の中から出てきたスズバチ。

 

もう少し早く来ていたら、巣の中から出てくるところが見られたかもね。

 

ずいぶん長い日数をかけてこの巣を作っていたときの情景が思い出されます。 お母さんバチは1日に何回も巣材を運んできていました。

 

丁寧すぎるくらい丁寧に巣を作っていたお母さんバチの愛情は報われました。 生まれてきたこのスズバチもやがて命を繋いでいきます。

 

スズバチを撮り終えて池に寄ってみたら、シオカラトンボがいたので狙っていると…! (^^)

トンボ科  シオカラトンボ!
池に突き出た枝先にとまっていたシオカラトンボ(♂)。

 

急に飛び立ったと思ったら、彼女を連れて戻って来ました。

 

今期この池で見る最初のカップルです。

 

数年前に比べると、この池も随分トンボの数が減ってしまいました。 精一杯生きているこの子たちのためにも、これ以上環境の悪化が進まないことを祈ります! ('ω')

以上 2023/05/16撮影  ( ^ω^ )

 

この時期、一度は見ておきたいカルガモ親子の姿! 今年も近くの川でその微笑ましい光景を見ることができました。 (^^)

カモ科  カルガモ(親子)!
全部で11羽のお子ちゃまがいたんですけど…。

 

なかなか、全員集合とはいかない…。

 

 

お母さんガモの右側をよく見るとわずかにモハモハの羽毛が見えますよね。 この羽毛だけの子を入れてお子ちゃま11羽! なんとか「カルガモ一家全員集合」なんですけど……。 ウ~ン!?

 

天敵から子どもたちを守り育てていくために、お母さんガモの子育て奮戦記は始まったばかり!

以上 2023/05/17撮影  ( ^ω^ )


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