神保町の裏通りにある、「満留賀」の蕎麦屋。「しずむら」かと思ったが、「せいそん」と読む。
「しまった、”まるか”だった」と気づいたが、昼時いつものカレー屋ではなく何か別のものをと、既に井之頭五郎になっていたので、すずらん通り近くのちょっと分かりにくい通り沿いの隠れ家風の店舗を見つけた。敷居が高そうと見えたが、献立表が表にあるのを確認。店内は意外と広く、威勢のいいおばさんが案内する。
「鴨せいろ」(1300円)を発注。黒めの太い田舎蕎麦は、石挽きの自家製粉のそば粉を、玉子、山芋をつなぎとする歯ごたえが柔らかい、 モチモチ系の短めの田舎平打ち(卵切りと称する)です。
薬味はわさびにもみじおろしとネギ。普通のザルではなく12センチ四方のせいろが2枚付く。濃いめのつゆはカツオと昆布の江戸前で、少し辛め、大きめの鴨と太いネギ。ポットに入ったそば湯。
普段はそば湯だけ飲むのだが、湯飲みがなく(この店はコップの水を出す。お茶ではない)つゆが辛いが、そば湯で割る。
伝票はなく、自己申請だが、おばさんが知っているので支払う。Suicaが使える。客層も様々で、一人客も多い。
以下の引用(記事・画像含む)は、千代田区観光協会(VISIT CHIYODA)による。
https://visit-chiyoda.tokyo/
所在地 : 神田神保町1-27 ワイズビル1階(神保町駅から149m)
- 03-3292-0275
- 営業時間[月〜金]
11:00〜21:00(L.O.20:30)
※夜は蕎麦が売り切れ次第、閉店
[定休日]
土曜・日曜・祝日すずらん通りを竹橋方面へ曲がると、杏子色の壁に真っ白な門構えが見えて来る。中に入ると洒落ているが、飾り立て過ぎない落ち着いた雰囲気が漂う。店の看板メニューは『梅肉入り揚げ蓮根そば』(税込 980円)。ジューシーな揚げ蓮根と、梅肉のほんのりとした酸味がよくマッチしており、大根おろしがその旨味をさらに引き立てる。またサクッとした衣とシャキシャキの蓮根の歯ごたえは、硬めの蕎蕎とも、相性抜群。女性客が多い理由の一つでもある、この店独自の一品だ。蕎麦ももちろん妥協を許さず、店内にある石臼で自家製粉し、手打している。ゆったりとした時間が流れる店内で、引きたての蕎麦粉を使って打ったコシがあり食べ応えのある蕎麦をじっくりと味わうことができるのがこの店の魅力だ。
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