⚫ココロの風邪(過去)
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障がい者入所施設の早朝の記事を以前書きました。
朝食〜歯磨きまでの話でした。
参考記事
今日はその続きを...
朝食〜歯磨きの時間くらいに続々と職員が出勤してきます。
そして、職員朝会が終わると...
担当利用者さんとの朝会が行われます。
生活支援の職員は、それぞれ数名の担当利用者さんがいます。
その方々と利用者さんの一室を借りて朝会を行います。
挨拶、今日の予定、利用者さんからのお話やご意見と進行して行きますが、職員はそれ以外に注意していることがあります。
それは利用者さんの状況です。
見える範囲での体の様子...
ケガ、自傷、他の状況がないか?
利用者さんの話し方...
落ち着き具合や特変がないか?
何か違和感がある時は、世間話をしながら、利用者さんに優しくアプローチしてみます。
すると...
何かが無くなった!
誰かにこんなことを言われた!
誰かがこんなことをしていた!
などの訴えを聞くことが出来ます。
その訴えを大切にして...
職員同士の情報交換や利用者さんの様子観察をしながら一日がスタートします。
まずは午前中の日課です。
当時は3つの班に別れていました。
畑仕事をする班
軽作業をする班
重度の方のさ行という名の生活介護の班
です。
当時も今も、障がい者入所施設の利用者さんのほとんどが知的障がいのある方です。
しかも一定水準以上の重度の方が利用者になります。
軽度の方はグループホームに入ります。
ということで、当時も畑仕事が出来る利用者さんは限られていました。
今は、施設の利用者さんの高齢化が進み...
畑仕事が出来る利用者さんはほとんどいないと聞きます。
利用者さんの高齢化は深刻です。
高齢者の介護施設に移動して頂いて、新しい利用者さんを迎えてあげたいのですが...
高齢者施設の職員は、障がい者についての知識が少なく、対応に苦慮することが多いので、あまり歓迎してくれません。
そして、障がい者と高齢者は保険も違っているので、手続きも煩雑です。
なので、現在の障がい者入所施設は、障がい者かつ高齢者の対応を求められているみたいです。
もちろん、障がい者施設から高齢者施設へ移る方もいますが、軽度の方がほとんどですし...
老人介護をしている人の話を聞くと、障がいのある方はクセが強くて対応が難しいと話されます。
脱線しましたm(_ _)m
3つの班で作業をお昼前までしますが...
10時にお茶の時間があります。
15分程の休憩がてら、お茶を飲んでひと休みです。
そして...
午前の作業は11時半で終了します。
2名の職員が早めに作業を終え...
昼食の検食と配膳を行い...
午前中は終わります。
職員と利用者さん全員で昼食を食べて午後に突入です。
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