東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

河川敷のミヤマアカネ

2017年10月04日 | トンボ
この日曜日はアカネ属各種とカトリヤンマの撮影を楽しみに都下へ。
まずは赤トンボの中で一番好きなミヤマアカネの撮影を楽しみに、
まだ露が残る朝の河川敷の草はらでミヤマアカネを探索。
すると...

ミヤマアカネ

D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

ミヤマアカネ

D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
活動休止の時間帯にはこうして草はらに静止。
意外と低い位置で露をまといながら翅を休める姿を見せてくれた。
朝のミヤマアカネの撮影を楽しむ最中、草奥から聞こえたのはスズムシの音。
以前に東京都では局地的に生息していると聞いていたが、
まさかこんな所で耳にするとは思いも寄らず。
いつかトンボの撮影に飽きた時、
日没後の河川敷に訪れ鳴く虫の生息種を調べながらカメラを向けたいと思う。


河川敷全域に陽射しが届くにつれて日光浴をする姿が目立ちそれらを逐一観察。
いったい生殖活動はいつ始まるのかと待ち望んでいると、
アレ!?と言った不思議なのに遭遇。

オス同士の連結

D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
探雌に必死なオスが勢い余ってメスと間違えて連結してしまうハプニンも稀にあり。
こうした場面に出会えるのもトンボ撮影ならではの醍醐味だと思う。
徐々に活動が盛んになりつつある様子にあったが、
まだマッタリと日光浴をする個体が目立っていたのにシビレを切らし待てず、
他種の活動を見に一旦この場から離れて再び2時間後に戻ってみると、
なんと多数のペアが連結産卵の真っ最中!慌てて撮影に入ったが、
それらはサッと何処かに消えてしまいその後も続かず終了。。。

ミヤマアカネ

D810+AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
次回は交尾産卵も逃さぬよう撮影に努めたい。


撮影日:10月1日
撮影地:東京都多摩川河川敷


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