コシボソヤンマの産卵を撮影した後、高速道路を走り区内のとある公園へと向かった。その目的は黄昏ヤンマの静止姿を撮影するため。コシボソヤンマの生息する細流へ到着した時、いつも生息情報などでご教授をくださる池田さんから、小島ちゃん、マルオス、マルメス止まってるよ!と、ありがたい連絡をいただいていた。コシボソヤンマの産卵を撮影してからでも時間的に間に合いそうであるのと、お盆休み初日と言う事もあり、多数訪れているであろう撮影者を避けての時間選択。飛ばれていないようにと願いつつ、到着してみるとそこにブルーの複眼は健在。
マルタンヤンマ ♂
D700+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED
マルタンヤンマに大変申し訳ない首斬り構図になってしまったものの。今年も美しい姿を拝む事ができた。
翌日の11日、東京では今季の最高気温38.3℃を記録。この日は朝からヤブヤンマの産卵を狙って池に張り込み。雑木林に囲まれている場所なので炎天下ではないものの、生温かい空気を感じ汗を流しながらヤンマの飛来を待ちわびていた。すると、ようやく待望であったヤブヤンマのメスが飛来。池を旋回しながら産卵場所を探しているのかと思いきや、水浴びを見せたのち木陰に静止!?
まだ翅は褐色に染まっていない若い綺麗なメス。産卵に期待が高鳴る。だが、しばらく静止したのち、なんと産卵せずに雑木林の中へと飛び去ってしまいガッカリ。。。
しかし、このメスをきっかけに猛暑のあまりか次々にヤンマが池に飛来しては水浴びを見せて木陰に静止。
ヤブヤンマ ♂
D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
オニヤンマ ♀(羽化殻)
D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
オニヤンマの羽化殻はオマケであるが、ここはヤブヤンマの産卵が見られる他に、ヤブヤンマを含めた黄昏ヤンマの静止姿も楽しめる聖地。黄昏ヤンマが静止に選ぶ場所は太陽光を避けられる薄暗い木陰だ。カメラの設定を普通にして撮影すると暗くて画にはならず、手ブレも防げないであろうそんな場所。そういった撮影環境下ではISO感度を上げて手持ち撮影、または、ストロボを使用した撮影方を選ぶ方が多いと思う。しかし、ストロボ光を浴びギラギラに輝いたヤンマの複眼は決して美しいものとは言えず、人工的な輝きに過ぎない。とわいえ、僕自身も撮影条件によってはストロボ光に頼る事が多いものの、トンボ撮影に拘れば拘るほど自然光で撮影したトンボの美しさに敵うものはなく最も魅力を感じる。特にこの黄昏ヤンマの静止を撮影する場合、個体差はあるが、触れない限り逃げられてしまう事が少ないので、三脚とレリーズを使い、ノイズを抑えた低感度のスローシャッターで撮影したい。
全て三脚使用、自然光撮影にて
撮影日:8月10日、11日
撮影地:東京都区内(マルタンヤンマ♂のみ)、東京都多摩南部地区
マルタンヤンマ ♂
D700+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED
マルタンヤンマに大変申し訳ない首斬り構図になってしまったものの。今年も美しい姿を拝む事ができた。
翌日の11日、東京では今季の最高気温38.3℃を記録。この日は朝からヤブヤンマの産卵を狙って池に張り込み。雑木林に囲まれている場所なので炎天下ではないものの、生温かい空気を感じ汗を流しながらヤンマの飛来を待ちわびていた。すると、ようやく待望であったヤブヤンマのメスが飛来。池を旋回しながら産卵場所を探しているのかと思いきや、水浴びを見せたのち木陰に静止!?
ヤブヤンマ ♀
D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
まだ翅は褐色に染まっていない若い綺麗なメス。産卵に期待が高鳴る。だが、しばらく静止したのち、なんと産卵せずに雑木林の中へと飛び去ってしまいガッカリ。。。
しかし、このメスをきっかけに猛暑のあまりか次々にヤンマが池に飛来しては水浴びを見せて木陰に静止。
ヤブヤンマ ♂
D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
コシボソヤンマ ♂
D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
オニヤンマ ♀(羽化殻)
D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
オニヤンマの羽化殻はオマケであるが、ここはヤブヤンマの産卵が見られる他に、ヤブヤンマを含めた黄昏ヤンマの静止姿も楽しめる聖地。黄昏ヤンマが静止に選ぶ場所は太陽光を避けられる薄暗い木陰だ。カメラの設定を普通にして撮影すると暗くて画にはならず、手ブレも防げないであろうそんな場所。そういった撮影環境下ではISO感度を上げて手持ち撮影、または、ストロボを使用した撮影方を選ぶ方が多いと思う。しかし、ストロボ光を浴びギラギラに輝いたヤンマの複眼は決して美しいものとは言えず、人工的な輝きに過ぎない。とわいえ、僕自身も撮影条件によってはストロボ光に頼る事が多いものの、トンボ撮影に拘れば拘るほど自然光で撮影したトンボの美しさに敵うものはなく最も魅力を感じる。特にこの黄昏ヤンマの静止を撮影する場合、個体差はあるが、触れない限り逃げられてしまう事が少ないので、三脚とレリーズを使い、ノイズを抑えた低感度のスローシャッターで撮影したい。
全て三脚使用、自然光撮影にて
撮影日:8月10日、11日
撮影地:東京都区内(マルタンヤンマ♂のみ)、東京都多摩南部地区