水辺から離れて

草地を歩きながら虫を探していると、黒と黄色の縞模様をした中型のトンボが静止していた。
それは...

タイワンウチワヤンマ ♀

Nikon D810+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED
今まで静止場所は樹上の高枝先かと思っていたけれど、目の前に静止してくれていた事により、初めてメスの撮影に成功。オス、メスの区別がわかりにくいけれどオスよりもやや太い腹部を持つのが特徴。

タイワンウチワヤンマ ♂

Nikon D810+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED+TC-17EII
撮影距離が遠いけれど、オスメスの比較が出来るようにオスの画像も掲載。参考までに。

シオカラトンボ ♀

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
花壇に静止していたシオカラトンボのメス。クロマダラソテツシジミを観察している通りすがりの鳥屋のMさんを背景に入れて広角撮影。トンボは種類によって、普段、水辺にいるのはオスで、メスに関しては交尾、産卵の時以外は水辺から離れた場所で活動をしている種類も多い。あれ、こんな所に！と思うような水辺ではない意外な場所で遭遇する事もあり、それもまた楽しい。お盆休みから引き続き週末は不安定な天気が続いていたので、トンボは諦めて水辺から離れた場所での昆虫観察を楽しんでいたけれど、水辺ではない場所でもトンボに遭遇できた為、久しぶりにトンボの記事をUPできた。そろそろ週末が秋晴れになってくれる事に期待したい。

撮影日：８月２９日