東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

午後の陽射しで

2024年09月10日 | トンボ
台風10号の荒天時と比較して、残暑の影響か、それとも午後だからか昆虫の姿が少なく感じた。

タイワンウチワヤンマ

Nikon D810+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED
9月はアカトンボの動向が気になるシーズン。高枝先にアキアカネの姿がないかと思い探したが見つからず。池にはチョウトンボとタイワンウチワヤンマの姿があり、まだ夏の雰囲気が漂っていた。未成熟のリスアカネやマユタテアカネが好む林縁の明暗部をチェック。すると、それらよりもひと回り大きいアカトンボの仲間を発見。それは...

ノシメトンボ 雄(マクロバージョン)

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
テリヤキ色がオスの特徴。自分的には東京都に生息するアカネ属の中で一番出会える頻度が低く、
散発的な記録が叶うのは沿岸部のフィールドのみ。通称クルマトンボ。

ノシメトンボ 雄(広角バージョン)

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
東京都レッドリストには含まれていなかったが危惧種の懸念さえ感じられるほど少ない気がする。
でも、普通種での扱いということは観察に訪れたことがない内陸での記録が多いのだろうか...

ノシメトンボ

Nikon D810+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED
ナツアカネの水田やリスアカネが多産する湿田に紛れ込んでいた事もなく、低山地より平野部の開けた水辺環境を好んでいるイメージ。今シーズンはタイミング良く生殖活動の観察が叶う事に期待したい。

撮影日:9月7日


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