フユシャク探し

土曜日は今ひとつパッとしない天気であったがムラサキツバメの集団越冬を探しに生息地へ訪れた。
怪しそうな箇所を隈なく探してはみたものの残念ながら発見することはできなかった。まあそう簡単に見つからないのは当然であるが、どういった条件下の場所で越冬するのか分からないので、当たりをつけられそうな活動期終盤に根気良く通い観察するしか発見の近道はなさそうだ。
ムラサキツバメの集団越冬は諦めてマテバシイの林から抜け出し、隣接するカエデ、サクラ、シデの混生する林へと入り、冬場に活動するフユシャクガを探してみる事にした。樹木を一本ずつチェックして行くとあっさり見つける事ができた。

ウスバフユシャク ♂

D80+Sigma Mini Zoom Macro 28-80mm F3.5-5.6 Aspherical+GYOROME-8+Sigma Electronic Flash Macro EM-140 DG

シロオビフユシャク ♂

D300s+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

シロオビフユシャク ♀

D300s+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED+SB-600

上の♀と同個体

D80+Sigma Mini Zoom Macro 28-80mm F3.5-5.6 Aspherical+GYOROME-8+Sigma Electronic Flash Macro EM-140 DG

嬉しくも二種のフユシャクガを見つける事ができた。生息環境を含めた撮影は何時も使用している１５ｍ魚眼だと被写体が小さすぎて最短撮影距離でも目立たなかった為、更に接写のできる魚露目８号のセットで撮影した。画質はあまり良く無いものの雰囲気は出せていると思う。純正レンズでこういった撮影のできる物が出て欲しいのだがいつになることだろうか？

撮影日：１月１４日

撮影地：東京都区内