初冬の越冬トンボ

ムラサキツバメの越冬集団を観察した後、前回に引き続き越冬トンボの捜索。

黄色に色づいたイヌシデの葉

Nikon D810+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
越冬場所に訪れると紅葉が見頃を迎えていた。落ち葉が積もった林床をゆっくりと歩きながら越冬トンボの姿を探した。すると...

ホソミイトトンボ ♂

Nikon D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

ホソミイトトンボ ♂

Nikon D810+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
近寄ると枝の影に隠れる行動をとっていた。

ホソミオツネントンボ ♂

Nikon D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

ホソミオツネントンボ ♂

Nikon D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
両種、暖かい陽射しが届くと場所を移動している様子にあり、師走に入った日曜日は、残念ながらホソミイトトンボは発見できなかった。擬態しながら動かず冬を過ごす昆虫の発見にはいつも苦労するけれど、越冬昆虫の不思議さと面白い生態を、ご閲覧してくださる皆様に少しでも知っていただく機会だと思うので、この先も引き続き越冬するトンボやチョウを中心に探しながらカメラを向けたい。

撮影日：１２月４日