01Nov2010 Patzcuaro
昨日からか、今日からかは分かんないけどサマータイム終了。1時間時計を戻す。
昼バスコ・デ・コロガ広場を散歩。今夜は眠れないと思い昼には宿に戻ってお昼寝。午後2時過ぎから久々の強いスコール。もうすっかり乾季に入っていると思っていたので意外な雨。さっきまでいつもの快晴だったのに。
午後3時過ぎトルーカからバスを乗り継いでジョンソン登場。早速メキシコのお盆、死者の日Dia de Muertosを見にハニッツィオ島へ。この行事を見るために5泊も余計に使うことになったのだ。島へはパクツアロ湖をボートで20分。
【これがハニッツィオ島だ!】
島はまるで要塞のようで頂上からはでかいモローレスの像が下界を見下ろす、まるで映画のセットのような島。とりあえず頂上に上がる。今日に限って雲多く湖が一望とはいかず太陽が沈むと一気に気温も下がってきた。
一体ここでこれから何が起こるのかわからないまま来て8時くらいまで何かが起こるのを待ってみたけれど「老人の踊り」くらいしか演じられずどうしようかと思っていたところでスペイン人が話しかけてきたのでこの島で何が起こるのか聞いてみたら夜中12時から皆墓場へ降りていくとのこと。あと5時間近くもこんなところで震えているわけにもいかないので急遽ツィンツンツァンへいくことに。ボートから見た夜のハニッツィオは海に浮かぶ巨大なイルミネーション。
異様な感じで浮かび上がる。これが見れただけでここに来てよかったと思った。雨が空気中の埃を落としたからか、星がきれいに見えた。
午後10時前ツィンツンツァン近くのラカヤカタス遺跡のピラミッドへ。
行ってはみたものの勝手に期待していたイベントのようなものは無く大音量のボリュームでダンスしてただけ。あれ、こんなはずじゃ。。
この時間いくといいと昨日マリアさんに聞いていたのだが今考えるとピラミッドではなくツィンツンツァンの村に行けということだったのかと思われる。何故ならそこの墓地では数え切れないキャンドルが灯されそれはそれはスゴイことになっていたから。
この地は火葬しないのでそのままの姿で墓の下に葬られる。体はここにあるのであとは魂が天から戻ってきて・・という話(だと思う)。墓の周りはオレンジ色の花で一面飾られ、死に別れたおばあさんがおじいさんの帰りを墓の隣で待っているというとてもロマンチックでなんかすごく温かいいい夜(周りで写真撮りまくってる観光客がほんとウザイと思うけど)。午後11時50分コレクティーボでツィンツンツァンを後にする。
午前1時ハニッツィオ島再上陸。
真夜中にもかかわらず観光客の数は明らかに増えていた。
さて墓場へ。ここの墓場はツィンツンツァンと比べるとすごく小さい。足の踏み場も無いところに大勢の観光客が押し寄せているものだから遺族の人たちも亡くなった人とゆっくり朝まで語るどころじゃない。墓の上を土足で歩かれ、カメラのフラッシュ、バシバシ。ごめんね、ごめんね、来ちゃってごめんね、と唱えながら歩かせてもらった。1年に1回、この夜だけは亡くなった人に会える夜。すごくいいもの見せてもらった。
【陽が沈む前】
【沈んだ後】
【誰と語らってるのか・・】
真夜中3時ボートに乗り込む。この調子だと4時には宿で眠れるな、と思った。この島とパツクアロを結ぶボート、普通は午後6時が最終らしくこの夜だけ24時間運行らしい。つまり普段夜の運転をしたことがない、ということである。
で、何が起こったかというと湖面から上がってくる深い霧で行き先を見失い立ち往生。。20分のところ75分もかかり到着したのは4時15分であった。ここが海じゃなくてよかった。ここに人食いワニとかピラニアとかいるところじゃなくてよかった。こんなことが起こってても乗客はそれを楽しむように騒いでいた。俺も楽しかった。震える程寒かったこと以外は。。
朝5時宿に戻ってくる。記憶に残るいい夜。4日待った甲斐があった。
Life is GOOD!
昨日からか、今日からかは分かんないけどサマータイム終了。1時間時計を戻す。
昼バスコ・デ・コロガ広場を散歩。今夜は眠れないと思い昼には宿に戻ってお昼寝。午後2時過ぎから久々の強いスコール。もうすっかり乾季に入っていると思っていたので意外な雨。さっきまでいつもの快晴だったのに。
午後3時過ぎトルーカからバスを乗り継いでジョンソン登場。早速メキシコのお盆、死者の日Dia de Muertosを見にハニッツィオ島へ。この行事を見るために5泊も余計に使うことになったのだ。島へはパクツアロ湖をボートで20分。
【これがハニッツィオ島だ!】
島はまるで要塞のようで頂上からはでかいモローレスの像が下界を見下ろす、まるで映画のセットのような島。とりあえず頂上に上がる。今日に限って雲多く湖が一望とはいかず太陽が沈むと一気に気温も下がってきた。
一体ここでこれから何が起こるのかわからないまま来て8時くらいまで何かが起こるのを待ってみたけれど「老人の踊り」くらいしか演じられずどうしようかと思っていたところでスペイン人が話しかけてきたのでこの島で何が起こるのか聞いてみたら夜中12時から皆墓場へ降りていくとのこと。あと5時間近くもこんなところで震えているわけにもいかないので急遽ツィンツンツァンへいくことに。ボートから見た夜のハニッツィオは海に浮かぶ巨大なイルミネーション。
異様な感じで浮かび上がる。これが見れただけでここに来てよかったと思った。雨が空気中の埃を落としたからか、星がきれいに見えた。
午後10時前ツィンツンツァン近くのラカヤカタス遺跡のピラミッドへ。
行ってはみたものの勝手に期待していたイベントのようなものは無く大音量のボリュームでダンスしてただけ。あれ、こんなはずじゃ。。
この時間いくといいと昨日マリアさんに聞いていたのだが今考えるとピラミッドではなくツィンツンツァンの村に行けということだったのかと思われる。何故ならそこの墓地では数え切れないキャンドルが灯されそれはそれはスゴイことになっていたから。
この地は火葬しないのでそのままの姿で墓の下に葬られる。体はここにあるのであとは魂が天から戻ってきて・・という話(だと思う)。墓の周りはオレンジ色の花で一面飾られ、死に別れたおばあさんがおじいさんの帰りを墓の隣で待っているというとてもロマンチックでなんかすごく温かいいい夜(周りで写真撮りまくってる観光客がほんとウザイと思うけど)。午後11時50分コレクティーボでツィンツンツァンを後にする。
午前1時ハニッツィオ島再上陸。
真夜中にもかかわらず観光客の数は明らかに増えていた。
さて墓場へ。ここの墓場はツィンツンツァンと比べるとすごく小さい。足の踏み場も無いところに大勢の観光客が押し寄せているものだから遺族の人たちも亡くなった人とゆっくり朝まで語るどころじゃない。墓の上を土足で歩かれ、カメラのフラッシュ、バシバシ。ごめんね、ごめんね、来ちゃってごめんね、と唱えながら歩かせてもらった。1年に1回、この夜だけは亡くなった人に会える夜。すごくいいもの見せてもらった。
【陽が沈む前】
【沈んだ後】
【誰と語らってるのか・・】
真夜中3時ボートに乗り込む。この調子だと4時には宿で眠れるな、と思った。この島とパツクアロを結ぶボート、普通は午後6時が最終らしくこの夜だけ24時間運行らしい。つまり普段夜の運転をしたことがない、ということである。
で、何が起こったかというと湖面から上がってくる深い霧で行き先を見失い立ち往生。。20分のところ75分もかかり到着したのは4時15分であった。ここが海じゃなくてよかった。ここに人食いワニとかピラニアとかいるところじゃなくてよかった。こんなことが起こってても乗客はそれを楽しむように騒いでいた。俺も楽しかった。震える程寒かったこと以外は。。
朝5時宿に戻ってくる。記憶に残るいい夜。4日待った甲斐があった。
Life is GOOD!