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コロナワクチン「死亡」、因果関係調査低迷、それでも増加止まらず

2025-04-22 22:50:27 | mRNAワクチン

今月10日にコロナワクチン接種後に死亡し救済を申請した人のうち、ワクチンが原因であると認定された人の数が1000人を突破し、1004人となりました。

今月21日にもコロナワクチン接種後に死亡し救済を申請した人について、コロナワクチンが原因であるかの審査を行う疾病・障害認定審査会 感染症・予防接種審査分科会が開かれ、新たに2件の死亡が「医学的見地から見て相当の蓋然性がある」として、救済対象、すなわち、ワクチン死と認定されました。

これにより、国にコロナワクチンが原因での死亡と認定された人の数は1006人となりました。救済申請の数も大幅に増加し、いわゆる「認定待ち」にある人も多くいます。

死亡を含めたワクチン接種後の健康被害に「医学的見地から見てワクチンとの因果関係が相当程度ある」と認定された人の数は9081件から9098件へと17件増加しました。

こうした中で、以前は3日に1回程度のペースで開催されていた会議がここ最近、2週間に1回程度のペースまで落ちており、審査の加速が求められます。

なお、この認定は「厳密な医学的因果関係を必要としない」ものであるため、因果関係の証明に全くならないと誤解されがちですが、予防接種法(予防接種健康被害救済制度などを定めた法律)の解説書にあたる逐条解説予防接種法(厚生労働省健康局)には次のように記載されています。

「「当該疾病、傷害又は死亡が当該定期の予防接種を受けたことによるものと厚生労働大臣が認定したとき」(※注 予防接種健康被害救済制度による認定を行うとき)とは、当該疾病、傷害又は死亡について...損害賠償請求と同様、相当因果関係の要するものと解される。」

ここでは健康被害の認定は因果関係の証明が全く不要ということは全然なく、むしろ因果関係を認定することがこの制度の趣旨であると書かれています。

さらに、その因果関係については

「因果関係については、被接種者の接種の事実関係のみならず、接種時の健康状態や接種前後の状況を十分に調査した上で、判断されなければならず、以前から有していた疾病による症状や先行した感染症への感染が原因である場合、接種後の行為や他の原因行為による疾病又は障害については、因果関係は認められないというべきである。また、医学的因果関係を完全に否定できないというだけでは、因果関係は認められず、医学的知見を基礎として社会通念に照らして相当程度の蓋然性が認められなければならない」

としており、単なる「ワクチン接種後の死亡」とは全く違うことが分かります。予防接種健康被害救済制度の認定には「医学的因果関係を否定できない」などの法的因果関係のみならず、相当程度の医学的因果関係が必要です。

実際、否認理由には「因果関係について判断するための資料が不足しており、医学的判断が不可能である。」という項目があり、医学的因果関係は予防接種健康被害救済制度で認定されるための必須条件です。

SNS上ではこうした事実を無視して「因果関係は認められていない」「ワクチン接種後の健康被害を一律に救済している(本当にそうなら審査自体不要)」などの悪質なデマが流れておりますのでご注意ください。


Windows 11への移行、拙速な実施は危険

2025-04-13 09:08:55 | Windows

今回は、Windows 11への移行によって生じる問題点や注意点を話していきたいと思います。

Windows 11はベースは古いシステムのままでありながら、OSの内部機能にさまざまな変更がなされており、互換性が高い一方、トラブルも誘発しやすくなっています。

システムと機能を一緒に進化させてきたWindows XP→7への移行やWindows 7→10への移行とは全然違う面も多いので、相当注意していただかないと、かえってセキュリティリスクを高めたり、大量のバグで業務を停止させたりする可能性があります。

■Windows 11への移行で発生する問題点

まず、最初に最も気になるであろうソフトウェアの互換性についてですが、これはほとんど気にしなくて大丈夫です。Windows 10とWindows 11はともにベースとなるカーネルというシステムがNT 10.0なので、ほとんどのソフトウェアは問題なく動作します。

しかしWindows 11は互換性を優先して古いカーネルのまま新機能を盛り込んだため、「互換性のあるソフトウェア」、特に新機能を利用するWindows 11専用のソフトウェアで問題が発生しやすい傾向にあります。

例えば、ベースとなるシステムが更新されなかったため、次のような問題が発生しています。

・Windows 10と比べて、セキュリティの問題が生じるリスクが10%も高い

・Windows 11専用ソフトがWindows 11をWindows 11と認識できず、動作が停止してしまう

・Windows 11固有の機能を正しく呼び出せず、新機能対応のアプリが止まってしまう

・カーネルが新機能に最適化されていないため、メモリなどを中心にWindows 10の約2倍程度のスペックが必要になる

・古いハードウェアではWindows 10時代のソフトを含め、多くのソフトウェアが正しく動作しなくなるおそれがある

このような問題が発生するため、Windows 11への移行は拙速に行うのではなく、十分な検討をした上で、段階的に移行していくことが重要です。社内システムの全てをいきなりWindows 11に全て置き換えるのは上記リスクの発生を大幅に高め、大変危険です。

■Windows 11への移行がセキュリティリスクを高める!?

先ほども言った通り、Windows 11はWindows 10に比べて、セキュリティ上の脆弱性リスクが10%も高いという結果が出ています。

これは常にインターネットにつながっていて、かつアップデートし続けられる環境であればそこまで問題ないですが、インターネットにつながっていないシステムではかなり問題があります。

セキュリティリスクが10%も高いので、USBメモリなどの外部機器の接続やアップデートそのもの実行時のリスクも10%高いということです。それは累積していくため、アップデートの間隔が長ければ長いほど、リスクは高まります。

アップデートが一切されていないシステムであればWindows 11への移行はせず、Windows 10のまま使い続けることを強く推奨します。このようなシステムではWindows 11への移行はセキュリティリスクを高めるだけです。

■Windows 10 IoT Enterprise LTSC 2021への移行という選択肢

もし、Windows 11によって生じる全ての問題を回避しなければならないという企業さんでしたら、Windows 10 IoT Enterprise LTSC 2021という長期サポート版のWindows 10へ移行することをおすすめします。

こちらは無償アップグレードこそできませんが、Windows 11への移行と比較すると、次のようなメリットがあります。

・潜在的セキュリティリスクを抑えつつ、アップデートが継続される。

・新機能の追加が行われないので、常に安定したシステムが使える(アップデートによって生じる問題も少ない)

・毎年の大型アップデートがないので、セキュリティアップデートだけを受け続けることが可能

・機能が削減されている(あとから追加可能)ので、ストレージ容量を節約できる。

ただし、注意点もあります。

・Microsoft Storeが入ってないので、Microsoft Storeを入れる手間がある

・サポート期限が2032年1月13日までである(なおWindows 11は2027年にサポート終了となります)

・ボリュームライセンス契約が必要(個人でもできるので、基本的に企業さんなら大丈夫)


【死者数1000人】コロナワクチン接種後に死亡し因果関係を認められた人の数が1000人を超え、ワクチン接種を勧めた政府に非難の声

2025-04-11 16:47:50 | mRNAワクチン

厚労省は、4月11日、コロナワクチン接種後に死亡し因果関係を認められた人の数が1000人を突破したことを公表しました。これにより、2021年当時、コロナワクチンの副作用などの危険性を十分に告知しなかった厚労省に対し、批判が集まっています。

今回、1000人を突破したのは「予防接種健康被害救済制度」における死亡救済認定の数です。死亡数は1004件となりました。なお、参考までにコロナワクチン以外の全てのワクチンの過去47年間の死亡救済認定数の合計は159件であり、コロナワクチンはたった4年でこれを大幅に上回っています。

この認定は「厳密な医学的因果関係を必要としない」ものであるため、因果関係の証明に全くならないと誤解されがちですが、予防接種法(予防接種健康被害救済制度などを定めた法律)の解説書にあたる逐条解説予防接種法(厚生労働省健康局)には次のように記載されています。

「「当該疾病、傷害又は死亡が当該定期の予防接種を受けたことによるものと厚生労働大臣が認定したとき」(※注 予防接種健康被害救済制度による認定を行うとき)とは、当該疾病、傷害又は死亡について...損害賠償請求と同様、相当因果関係の要するものと解される。」

ここでは健康被害の認定は因果関係の証明が全く不要ということは全然なく、むしろ因果関係を認定することがこの制度の趣旨であると書かれています。

さらに、その因果関係については

「因果関係については、被接種者の接種の事実関係のみならず、接種時の健康状態や接種前後の状況を十分に調査した上で、判断されなければならず、以前から有していた疾病による症状や先行した感染症への感染が原因である場合、接種後の行為や他の原因行為による疾病又は障害については、因果関係は認められないというべきである。また、医学的因果関係を完全に否定できないというだけでは、因果関係は認められず、医学的知見を基礎として社会通念に照らして相当程度の蓋然性が認められなければならない」

としており、単なる「ワクチン接種後の死亡」とは全く違うことが分かります。予防接種健康被害救済制度の認定には「医学的因果関係を否定できない」などの法的因果関係のみならず、相当程度の医学的因果関係が必要です。

実際、否認理由には「因果関係について判断するための資料が不足しており、医学的判断が不可能である。」という項目があり、医学的因果関係は予防接種健康被害救済制度で認定されるための必須条件です。

今回の1000人を超えた死者は単にワクチンを打ったあとに死亡したのみならず、法的因果関係を認められたのみならず、相当の医学的因果関係を認められた人たちであり、単にワクチン接種後に死亡した人たちではありません。

SNS上では「予防接種健康被害救済制度の認定は接種後の病気を一律に救済するもので因果関係が認められたわけではない」「予防接種健康被害救済制度の認定に必要なのは法的因果関係で、医学的因果関係ではない」などという主張が散見されますが、これらは全てデマですので、注意が必要です。

また、予防接種健康被害救済制度による認定数のところが「◯件」という形で記載されていることを受け、「◯件≠◯人」などという稚拙なデマを流している方もコミュニティノートなどでよく見受けられますが、当然、2回以上死ぬ人なんていないので、これは分かりやすいデマです。

ちなみに、死亡一時金の申請を複数回行うことも不可能です。件数=死亡数です。

【詳細】

健康被害申請数 13426件、内死亡、1721件

因果関係認定済み 9081件、内死亡、1004件

【厚労省ホームページ】

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001475258.pdf


Windows 11のセキュリティ性はWindows 10より10%以上低いことが判明【Windows 10は最後のWindows】

2025-03-15 13:31:25 | Windows

Windows 10は2025年10月14日にサポート終了となるため、利用者はWindows 10 IoT Enterprise LTSC 2021への移行やESUの利用などの方法により、引き続きセキュリティ更新プログラムを受けられるようにする必要があります。

また、Microsoftは同社の最新OSであるWindows 11への移行を呼びかけています。同社は、Windows 11に関し、Windows 10よりも洗練されたデザイン、セキュリティ強化、AI機能の向上などと謳っています。

しかし独自調査により、Windows 11のセキュリティ性はWindows 10より10%以上低いことが判明しました。これはWindows 10とWindows 11で発見された脆弱性の件数を比較したものです。

2025年の2月と3月に、Windows 10とWindows 11で発見された脆弱性の数を比較すると、Windows 10が61件に対し、Windows 11は68件と7件多くなっています。さらに、その7件全てが「重大」に分類される深刻な脆弱性です。

この「重大」と分類される脆弱性は、ユーザーの操作なしでウイルスなどの不正なソフトウェアの実行や、ユーザー権限の昇格が可能なものなど、ユーザーが気をつけようがないものです。

こちらのサイトで、Windows 10で発見された脆弱性とWindows 11で発見された脆弱性を比較することができます。

Security Update Guide - Microsoft Security Response Center


【サポート終了後のWindows10を安全に使う方法②】ブラウザのサポート終了って?何を使えば良い?【Windows 10は最後のWindows】

2025-03-13 02:33:13 | サポート終了後のWindows10を安全に使う方法

少し期間が空いてしまいましたが、サポート終了後のWindows10を安全に使う方法の第2回は、ブラウザです。

■ブラウザもサポート終了するの?

歴代Windowsを見ると、Windows 10のサポート終了日である2025年10月14日から3年程度の間隔をおいて、ESUの終了日ぐらに、ブラウザはそのWindowsでの最新バージョンの提供を終了する傾向があります。

したがって、2028 年 10 月 10 日に多くのブラウザがWindows 10でのサポートを終了することになると思われます。ただし、今回のWindows 10ではWindows 10 IoT Enterprise LTSC 2021という2032年1月13日までサポートされるOSが残りますし、それにも3年ほどのESUが提供されるだろうことも加味すると、もしかしたらあと10年ぐらい、2035年1月まではサポートされるかもしれません。

ここら辺はブラウザによっても違います。Windows 7の例では、

・ESU終了と同時に打ち切り Google Chrome、Internet Explorer 11

・ESU終了から半年以上の間隔を置いて打ち切り Microsoft Edge

・ESU終了から2年半ほどサポート(今もサポートされてます) Firefox

となります。ただし、いずれも機能更新自体はESU終了後すぐに打ち切ってるので、セキュリティのみの更新となります。

Google ChromeはESU終了後にすぐ機能更新を打ち切り、追加のセキュリティのみの更新を提供しなかったということです(普通、ブラウザの更新は機能更新とセキュリティ更新がセット)。

まだGoogle Chromeも大丈夫ですが、今後開けないサイトなども出てくる可能性があります。

■今乗り換えるならFrope(フロープ)がおすすめ!

これまでの傾向的にGoogle Chromeが一番早くサポートを打ち切るため、Google Chromeを使用中の方は別のブラウザに乗り換えることをおすすめします。

移行先は、やはりこれも今までの傾向的にサポートの長いFirefox系統のブラウザ(FirefoxとFirefoxをベースにしたブラウザ)がおすすめです。XPでは、さすがにもうFirefox本体はサポート終了してますが、Firefox系統のブラウザには、まだセキュリティアップデートが提供されるものがあります。

一応、リリースノートでは2026年1月までは何があってもサポートされることになっているのもFirefoxです(実際にはそれより長くサポートされるので安心してください)。

Firefox系統のブラウザでは、Frope(フロープ)が最もおすすめできるブラウザです。日本の学生コミュニティが開発したブラウザで、Windows 7以降のOSでサポートされています。

■まとめ

・Windows 10のサポート終了に伴い、ブラウザのサポートもESU終了あたりから順次終了していく。

・これまでの傾向を見ると、Google ChromeがESU終了と同時に打ち切り、Microsoft Edgeが少しの移行期間を設けて打ち切り、Firefoxが数年間継続サポートと考えられる。ただし、Firefoxベースのブラウザの中にはサポート終了後10年が経過したXPをサポートするものもある。

・今、Google Chromeから乗り換えるなら、FirefoxベースのFrope(フロープ)が一番おすすめ!企業ユーザーなどにはFirefox本体もおすすめ!