公民・歴史教科書問題を中心に教育問題を考えていくブログ

恐るべき公民教育の問題を中心に扱っています。かなりの割合で小山常実氏のブログ(特に教科書資料)や著書を参考にしています。

【緊急】小学生に「侵略」許されない

2022-12-11 23:49:52 | 教育

これまでは、中学校以降の教科書において侵略表記があることを問題にし、教科書に「侵略」不適切だ! - 日本の危機などの記事を投稿して活動してきましたが、今回、とんでもない事実が発覚いたしました。

東京書籍版の小学校の歴史教科書をもう一度精査した所、なんと支那事変(日華事変、いわゆる日中戦争)で「日本の侵略」という記述が見つかりました。また、年表で秀吉の朝鮮出兵(文禄・慶長の役)を「朝鮮を侵略する」としている記述も見つかりました。

これはどういうことだ!と思って小学生向けの歴史の問題を出しているネットの記事やウィキブックスなんかを調べると、おびただしい数の「侵略」表記が見つかりました。しかも、その多くが侵略要素ゼロの朝鮮出兵に用いられていました。酷いものになると、秀吉の朝鮮出兵や支那事変(日華事変)、大東亜戦争(いわゆる太平洋戦争)などを「侵略戦争」と記述していました。

さらに、こういった記述を行うもののほとんどが、日本に対する「侵略」であるはずのモンゴル帝国の襲来については、「遠征」などと歪曲美化し、その他の外国の軍事行動も全て「進出」「遠征」といった言葉が使われていました。日本の出兵が「侵略」でほかは「遠征」とは著しいダブルスタンダードです。

こういった記述はいままで中学校以降からだと思っていましたが、今回、小学生向けのものでこういった記述が見つかったことは非常に残念であると言わざるを得ません。

小学生に「侵略」を使えば、間違いなく心は傷つき、二度と正しく発達することはできなくなるでしょう。

小学生に対して「侵略」を使うのはとんでもないことです。これは、私の歴史観は関係ありません。小学生に「侵略」を使うのはおかしいです。

外国の軍事行動に使うのであれば、まだ多少はマシと思うような気もするような気がするので、百歩、いや千歩譲って分からくもない気もするような気がしますが、日本の軍事行動に「侵略」を使うなど言語道断です

教科書改善運動を強め、「小学生に「侵略」許されない」の声を上げましょう!!!!


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1 コメント

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Unknown (James)
2024-03-31 10:23:01
侵略は侵略であり、第二次世界大戦で日本が犯した罪は、日本人を含む世界中の誰にとっても決して忘れられることはありません。
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