最近、元オウム真理教の幹部でスポークスマンを務めておられた上祐史浩さんが出ている動画を拾ってみている私。
お話が上手なので引き込まれる。
そう言えば、今月は地下鉄サリン事件が起こった3月だ。
6000名近くの方々が被害にあって、13人が亡くなり、数年前重度の後遺症に苦しんだ14人目になる方が亡くなられたと聞いている。当時のテレビ中継に引く手あまただったのが、第1弟子とも言われていた上祐さん。
今では、オウム被害者救済活動など続けておられるらしい。
彼は、当時の非を認めつつ、しかし卑屈にならず、それでも自分が人生賭けて信じ従った教団と麻原尊士に対する礼を失っていない（と私は感じた）
ただ、この動画の中で、少々気になる発言がある。
彼が陰謀論には気を付ける事だと言う話を常々しているのは知っていたが、
アメリカの2020年不正選挙を訴えるトランプさんを祀り上げる背景は、当時、麻原教祖を祀り上げていたオウムの、そのころの時代の陰謀論的なそれと同じであると話していた。
トランプ大統領を支援する議員がトップエリートばかりであると話していた。
確かに、トランプ大統領を祀り上げて、世界を救済するみたいな、神の準備した人だ、見たいな、色んなことは回りがうるさく言ってはいたけれど、
不正選挙も事実だし、
1月6日襲撃事件はトランプ大統領支援者が嵌められた事件だったし、
トランプ大統領を支持する層は、決して裕福な層ではないし。
上祐さんの認識と私の認識、違いすぎる。
上祐さんの話は説得力があるから、この話を聞いた人は、そうなんだと思うだろうけれど。アメリカで肌で感じる空気からは、トランプさんの言ってる事は皆本当だし、注射の話も陰謀論ではなくて事実だし、彼の中で事実とプロパガンダされた内容とが、ごちゃ混ぜになっているような気がする。彼が言いたいことは、それでもわかりはする。自分たちが道を誤ったそれは、陰謀論のような刺激的なもので、精神的な力があって、Qアノンとかいうものには、人間、惹かれるようになっている、だから気を付けて欲しい、自分たちの二の舞にはなるなと。
けれども、事実は異なる。
トランプ＝陰謀論の教祖ではない。
1月6日委員会の嘘も、議会襲撃の茶番も、今、アメリカの保守が必死に暴こうとしている。
1月6日襲撃事件でワシントンに囚われの身になっている、国民を早く解放して頂きたい。
タッカーカールソンさんの言葉に多くの国民が耳を傾けますように。ただ、彼は極右ニュースキャスターとして、リベラルメディアがプロパガンダしてるから、リベラル信望してる人はまず見ないニュース。アメリカの分断、相当溝が深いわ。
嘘と偏見で塗り固められた1月6日委員会、全く価値のない委員会。茶番どころの話ではない。
