2月3日、オハイオ州で起きた貨物列車の脱線事故。
その後の経過と、町の住民の声を集めて編集した15分ほどの映像を保守系のサイト、デイリーワイヤーが上げていた。
事故後一時避難していた住民たちに、安全だという事が伝えられたと聞く。
水や、土、空気に入り込んだ人体に危険な物質が、そうそう簡単になくなるはずはなく。
安全と言う基準が疑わしいと思えて仕方ない。
これから農作物の植え付けも始まる時期で、土、水を使う農家の方々の不安は計り知れない。
自然、人の生活に多大な影響を与えてしまう今回の事故、この先どうなっていくのか。
トランプさんは、たくさんの、たくさんのお水と救援物資を、飛行機、トラックに詰め込んで現地を訪れたとニュース。現地の方々、どんなに心強く感じたことだろう。
そこで、彼が語った内容。
地元のマクドナルドを訪ねて、苦労する地元民にバーガーをふるまったらしい。赤い帽子までふるまったようで、彼のビッグファンだと言う青年は、写真も撮ってもらって、一生忘れないだろう思い出だ。
安倍総理が好きな映画だと言っておられた「エリン・ブロコビッチ」のモデルとなった実在のエリンさんが現地の高校で地元の方々と会合したりしておられます。映画の中では、アメリカの田舎町の発電所かなんかの垂れ流した水?による地下水、土壌汚染のせいで、長年、近隣住民の間に流産や様々な健康被害が起こっていたことを事なきにしようとしていた企業に対抗し、何百人もの集団訴訟を起こして記録的勝利を勝ち得た女性。
大きな、大きな集団訴訟の始まりなのだと思います。このままで終わらせられるはずはなく、企業と住民の間での長い闘いが始まるわけです。下のニュースのなかでも、エリンさんが地元民と話す様子を報道していました。
ネットフリックスで今流れている、アダムドライバー主演の「ホワイト・ノイズ」と言う映画が、今回の事故と似ている内容で、コインシデントだと、ちょっと話題になってます。映画の中でも、同じように危険物資を乗せた貨物列車が脱線して住民が避難するのですが、同じオハイオ州での事故。この映画自体は、アダム・ドライバーが出ていたので見はしたのですが、私の趣味ではなかったけれど、事故の内容が映画とダブってなんとも奇妙な感じです。
列車事故で思い出すのが、デンゼル・ワシントンと、クリス・パインがダブル主演の、「アンストッパブル」と言うこちらも映画です。この事故の列車同様、ペンシルバニアに向かっていた貨物列車が、止まらなくなってしまった話。スリルに溢れて面白かった映画です。この映画は私的には、おススめです。
トランプさんが、ここを訪ねている同じ時に、この国の現職大統領は外国訪問してますね。ウクライナですが、トランプさんが来ちゃったので、彼の後には来たくても来れない。イースト・パレスタインと言うこのオハイオ州の町、バイデンさんは訪ねないってことにしたらしい。
信じがたい決断ですが、彼の気持ちも、わからないでもないです。
2番煎じみたいで、何を今更、って思われそうですし。