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森友学園問題、「口裏合わせ依頼」NHKスクープ

2018-04-06 19:14:02 | 日記

佐川氏喚問でも、森友疑惑は解明されず、

幕引きムードの中、NHKのスクープで、

財務省が森友学園に“口裏合わせ” と報道された。

 

国有地売買の決裁書が改ざんされた昨年2月下旬から4月にかけて、

904回にもわたった佐川理財局長の答弁で、

事前の価格提示や政治家の関与が追求され、

「ゴミ撤去のための値引きの根拠が曖昧」と批判されていた頃、

理財局から森友学園に“口裏合わせ”の申し出があった。

 

それは、昨年2月20日の月曜日。

約8億2000万円の費用でゴミを撤去するのならば、

約4000台ものトラックによる運搬が必要になる為、

理財局は森友学園に

「何千台ものトラックでゴミを撤去したと言ってほしい」と口裏合わせを依頼し、

学園側はこれを断った。

 

安倍晋三首相が「私と妻が関係していたら、総理も議員も辞める」と啖呵を切ったのは、その3日前の2月17日金曜日。

間に土日を挟むため、実質的に理財局から口裏合わせの依頼があったのは、その直後ということになる。

 

“口裏合わせ”の依頼から2日後の昨年2月22日、

財務省(佐川氏)と国交省は官邸で菅義偉官房長官にこの件について説明。

理財局からの口裏合わせを断った2月20日夜、

籠池氏はTBSのラジオ番組に出演。

約8億2000万円とされたゴミ撤去費用について

「8億円云々というけれど、。。。運動場で使うところは何も触らなくていいから、お金がかかることはない」

この直後、籠池氏は、当時の顧問弁護士を通じて

理財局の職員から「身を隠してほしい」と言われた。

 

安倍首相は、2017年2月17日の衆議院予算委員会では、

「妻から森友学園の教育に対する熱意は素晴らしいという話を聞いております」と籠池評は好意的だった。

2月下旬になると、

「この方は非常にこだわるというか、そう簡単に引き下がらない方でございまして」(2017年2月24日 衆議院予算委員会)

「非常にしつこい中において、非常に何回も何回も熱心に言ってこられる中」(同)

その激変ぶりは質問に立った野党議員をも戸惑わせたほどだったが、

この頃から決裁書の改ざんが始まっているのである。

 

「昨年の2月17日、20日、22日、24日を繋いでいけば、真実が見えてくる。籠池氏に『姿を消せ』と言ったのは、ラジオ番組でしゃべりすぎたために口止めが必要だと思ったのだろう」と、言われている。

 

安倍首相の関与が推定無罪であるなら、

籠池夫妻がこのように長期拘留されるのはおかしいのではないか。

まだ、真相はなにも明らかになっていない。

裁判も受けないまま、国家の思惑で個人の自由が拘束されるのは

民主主義国家ではあるまじきこと。

1日も早く、籠池夫妻の拘留をとき、

籠池夫妻、昭恵婦人、谷さん、迫田元理財局長から、

森友学園の8億円値引きの真相を明らかにしてほしい。

_________ 参考記事 _____________

森友学園問題、「口裏合わせ依頼」の巨大衝撃

昨年2月20日前後、いったい何があったのか

https://toyokeizai.net/articles/-/215582

 


日報と不都合な事実:イラク派遣で自殺した隊員21人

2018-04-06 18:31:15 | 日記

日報が見つからなかった。。。不思議な事実。

 

1年間も報告を受けなかったことに

怒りを禁じ得ないと語る稲田氏。

 

公表しては不都合な事実があったんではないか。

イラク派遣で自殺した隊員21人にのぼるという。

 

私たちは何も知らされていないのだ。。。

 

ーーーーーーーーーーーー 以下参照 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

防衛省が日報を隠蔽してまで秘密にしておきたい「不都合な真実」

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55171

わざと探さなかった可能性

防衛省が「存在しない」としていた陸上自衛隊のイラク派遣の際の活動報告書(日報)が見つかった問題は、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)の日報隠ぺい事件と重なり、底無しの防衛省不信を呼び込んでいる。...

山崎幸二陸上幕僚長は5日の会見で「国会で問題になっているとの意識はなかった、との報告を受けている」と述べ、

隊員が無自覚だったことが原因と説明した。

この説明にはまったく説得力がない。...

探せば見つかるのが確実なところを探さなかったのだとすれば、故意に避けた疑いが出てくる。

陸上自衛隊が派遣されたイラクは、米軍と武装勢力が戦闘を続ける「戦地」だった。

常に隊員は命の危険にさらされていたことになる。

...

またイラクに派遣された陸上自衛隊5600人のうち、15年6月までに自殺した隊員は21人にのぼる。派遣に際し、精神面で問題がないことを確認し、活動期間もPKOの半分の3カ月と短かったにもかかわらず、彼らは在職中に自らの命を絶った。

...帰国後、不眠を訴えるようになり、自殺。警備隊長だった3佐は帰国後、日米共同訓練の際に「米兵に殺される」と叫んで錯乱、後に自殺した。3佐の地元部隊では、「部下が米兵から誤射されそうになった」、「米軍と撃ち合った」など、さまざまな噂が飛び交った。

防衛省は自殺者の階級、任務、原因などの一切を「プライバシーの保護」を理由に公表していない。

今回見つかった日報は延べ408日分、1万4000ページに及ぶ。内容はまだ発表されていないが、この中に、このような自衛隊攻撃の全貌や隊員の自殺につながる事案が記載されている可能性がある。

撤収に際して会見した当時の小泉純一郎首相は「このイラクに対して行った様々な措置、正しかったと思っています」(2006年6月20日)と述べ、イラク派遣を成功と位置づけている。

「成功の誉れ」を根底から揺さぶる事実が日報に書かれているとすれば、公表をためらったとしても不思議ではない。

政治家への「深い不信感」

小野寺防衛相は「大きな問題であり、大変遺憾だ」と述べ、また南スーダンPKOとイラクの2つの日報を隠された稲田前防衛相は「非常に驚きと同時に怒りを禁じ得ません」と述べ、ともに陸上自衛隊を批判した。

...

政治家の冷淡ぶりは、イラク派遣の前から隊員たちを悩ませてきた。イラク特別措置法は2003年7月に成立したにもかかわらず、10月に衆院選挙を控え、イラク派遣を争点にしたくない首相官邸は準備指示を出さず、防衛庁(当時・現防衛省)は立ち往生した。...,

 

当時、陸上幕僚長だった先崎一氏は...陸上自衛隊が死亡した隊員の「国葬」を独自に検討した事実を認め、「隊員の死には当然、国が責任を持つべきだと考えた」と心情を明かした。

先崎氏の言葉からは、「政治家は自らの立場を優先させて自衛隊のことは考えない」という不信感がうかがえた。...

稲田氏が防衛相在職中に国会や選挙応援演説で失言を繰り返し、...

補佐官、参与とも不在という異常事態のまま防衛相を辞めている。...

次の海外活動に備え、活動を企画・立案する運用支援課などの運用部門にとって、

日報は宝のような第一次資料である。

「残っていない」のではなく、「残さなかった」と考えなければ、つじつまが合わない。

 



 

「ない」日報、1日おきに新事実 現場に届かぬ政治統治

藤原慎一 編集委員・土居貴輝

2018年4月7日05時00分

https://www.asahi.com/articles/ASL465W3XL46UTFK01R.html

「ない」とされた自衛隊のイラク派遣時の日報が、陸自に続き、空自でも見つかった。防衛相が発した探索指示を省内と自衛隊に徹底させることができず、シビリアンコントロール(文民統制)を利かせられなかった政治の責任は重い。

...約1千人の幹部職員を講堂に集め、異例の訓示を行った。

 「全国の隊員諸君」と呼びかけ、約25万人の自衛隊員に向かって「文書が適切に管理されているか、もう一度確認していただきたい」と訴えた。音声は防衛省内に流れ、全国の各部隊でも中継された。

 小野寺氏がここまで危機感を抱くのは、昨年2月に当時の稲田朋美防衛相イラクの日報について「見つけることはできなかった」とした国会答弁の整合性が問われる事態というだけではない。稲田氏がその後、省内に探索の指示をしながら、陸上自衛隊は1カ月後に見つけたのに報告せず、航空自衛隊にも結局存在していたこと。大臣が把握したのは、指示から1年以上も経過した後だったという事実の深刻さだ。