安倍氏の状況は厳しいようだ。
安倍政権の終わりが確実に迫ってきている。
小泉純一郎氏の安倍批判の発言は大きい。
『昭恵さんは森友学園の元名誉校長でしょう。森友学園へ行き、挨拶までし、関係しているのに、なぜ、あんな嘘を言い続けるのか、わかんないね。「私たちが関係していた」って正直に言えばいいのに。おかしなことをしてないなら、嘘つく必要ないんだから。嘘の上塗りをするからおかしくなる。総理も国会議員も辞めると言ったので、本当ならとっくに辞めてなきゃいけないはず。』
また、読売新聞のドンも、今までとは違う。
放送法の改正に関し、批判的報道をし、
安倍政権の一連の疑惑記事も掲載し始めている。
二階堂氏も「うんざりだ」の一言。
また、福田次官がセクハラを否定し、麻生氏が擁護するも
省内から『自分で認めていた』との発言が漏れてくる。
政治記者の68%が安倍氏の退陣を予想している。
「もともと昭恵さんが悪いんだろう」と逆ギレする麻生氏を
安倍氏の盾に辞任させたくない菅官房長官
辞めたくても辞めれない麻生氏は、
バカバカしくも
セクハラ疑惑を乗り切ろうとしている。
今井秘書官と杉田和博官房副長官の人気回復のシナリオ
トランプ氏の金正恩の米朝会談に便乗して、
拉致被害者の帰還を実現すべく、
その指示に従い、
いそいそと横田さんに会いに行く安倍氏、
裸の王様の愚行が見え隠れする。
人事権を握って打ち立てた安倍政権は、
ガラガラと崩れてゆき、
改めて、安倍首相の任命責任が問われる。
森友問題で、籠池夫妻が裁判もなく拘留され続けるなか、
改ざん、隠遁、口合わせ、虚偽証言強要の事実が明らかになっても
佐川氏は刑事訴追を理由に証言をせず、結局、訴追もされなかった。
加計問題では、
加戸守行前愛媛知事、今治菅良二市長、加計学園、安倍氏の
関与がいくら明らかになっても、否定し続ける当事者たち。
加計孝太郎の贈収賄疑惑は、今治だけではなく、底深い。
野党は7人の証人喚問を求めている。
首相の妻昭恵氏。このうち、加計問題の
森友疑惑では、
口利きをした安倍昭恵夫人、
ファックスを送った谷査恵子氏、
谷氏の上司である今井尚哉首相秘書官、
国有地売却交渉時の財務省理財局長の迫田英典氏
加計疑惑では、
安倍氏の腹心の共、加計孝太郎理事長、
首相案件で対応した柳瀬唯夫首相秘書官と
内閣府地方創生推進室次長だった藤原豊氏
1000万円の賄賂を市会議員に配ったと言われおり、
書類を非公開としている今治市長の菅良二氏にも、
国民の前で、真実を語ってほしい。
ーーーーーーーーーーーーーーーー以下記事参照ーーーーーーーーーーーーーーーー
小泉純一郎氏が安倍首相へ引導「もう引き際」「バレてる嘘をぬけぬけと…」独白55分
https://dot.asahi.com/wa/2018041500015.html?page=1
『──森友学園への国有地売却問題をどうお考えですか。
「根本の嘘の始まりは、国会で「私や妻が関わっていたのなら、総理大臣も国会議員も辞めます」だね。昭恵さんは森友学園の元名誉校長でしょう。森友学園へ行き、挨拶までし、関係しているのに、なぜ、あんな嘘を言い続けるのか、わかんないね。「私たちが関係していた」って正直に言えばいいのに。おかしなことをしてないなら、嘘つく必要ないんだから。嘘の上塗りをするからおかしくなる。総理も国会議員も辞めると言ったので、本当ならとっくに辞めてなきゃいけないはず。なのに、バレている嘘をぬけぬけと今も言ってるなぁとあきれているんだよ、国民は。。。(首相案件は)安倍さんは否定しているけどね。首相が一生懸命になっているのがわかったから、官邸、官僚らみんなが協力したんでしょう。」
──首相は愛媛県の記録より柳瀬元首相秘書官の記憶を信じると明言しました。
「逃げ切れると思っているからいろいろ言っているんだろうね。」
──安倍政権はこの先、どうなりますか。
危なくなってきたね。安倍さんの引き際、今国会が終わる頃(6月20日)じゃないか。(9月の)総裁選で3選はないね。これだけ、森友・加計問題に深入りしちゃったんだから。。。
小泉氏の激白は55分に及び、4月17日発売の「週刊朝日」で、その詳細を掲載する。
聞き手 (本誌・上田耕司、森下香枝)』
http://news.livedoor.com/article/detail/14584239/
『都内の桜が見頃を迎えた3月30日の夜。巨人対阪神のプロ野球開幕戦が行われ、東京ドームは超満員だった。その貴賓席に。。。渡邉氏は試合の展開に一喜一憂。。。以前は安倍総理と蜜月関係だった読売新聞が、最近になって政権批判記事が増えたと話題になっていました。顕著だったのは3月17日の朝刊。読売新聞は1~3面を使って大々的に放送法改正の問題点についての記事を掲載し、『首相、批判報道に不満か』という見出しで、正面から政権批判をしました。これは、安倍政権が進めている放送法の改正にナベツネ氏が不満を持っていることが背景にあると言われています。・・・
事実、この日以降、読売新聞での放送法改正を批判する記事はほぼなくなった(4月4日現在)。これと軌を一にするように、4月2日に自民党の岸田文雄政調会長(60)がBS11の番組で放送法4条撤廃に否定的な意見を示すなど、政権側も急速にトーンダウンしている。
「新聞なら紙面、テレビなら番組で徹底的に勝負するのが本来の姿で、政権とメディアは常に緊張感をもった関係であるべきでしょう。。。。』
政治記者50人に聞いた「安倍政権、いつまでもつか」の答え
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55077
『安倍晋三は、今も総裁三選を夢見る。だが50人の記者のうち実に34人(68%)が、「安倍は三選されない(総理を辞める)」と考えているとわかった。
〈三選はもはや、ありえない。5月には退陣するのではないか。これまで「安倍べったり」だった読売新聞の幹部からも、読者離れを気にして、総理を支える雰囲気がなくなった〉(読売・40代・男)
〈昭恵夫人の国会招致が避けられない状況になれば即退陣。解散カードをちらつかせる力すら失い、今国会中の退陣は既定路線〉(産経・40代・男)
〈3月27日の佐川(宣寿)前国税庁長官の証人喚問で、かえって疑惑が深まり、昭恵夫人への喚問の声が強まる。持病の潰瘍性大腸炎が悪化すれば、すぐにでも幕引きするだろう〉(毎日・30代・男)
・・・
3月中旬、財務省2階の大臣室を、菅が訪れた。
「もともと昭恵さんが悪いんだろう」
麻生のダミ声だ。絶叫に近い大声だったため、廊下にまで口論が聞こえてきたという。
「麻生さんが『書き換えは3月11日に知った』と発言した後で、菅さんは『5日から6日にかけて国交省から書き換え前の文書の存在を知らされていた』と明らかにした。両者のあいだでは、事前のすり合わせすら不可能な状況に陥っている」
麻生さんが辞任すれば総理の責任が追及され、政権が持たなくなるというのが、菅さんの判断だった」(同)
〈麻生が退任すれば、安倍総理へ矛先が向かい、総崩れになる可能性が高まる〉(共同・40代・男)
公明党幹部が言う。「菅さんは時間稼ぎを狙っている。佐川氏の証人喚問では新事実が出ないから、いずれ世論はおさまるとみている」
秘書官の今井と内閣官房副長官の杉田和博が、外務省を経由して躍起になっているのが、失地挽回のための「ウルトラC」である。
「南北会談と米朝会談の後、6月下旬には日朝首脳会談を設定し、拉致被害者の帰還を金正恩に約束させる。ここまでこぎ着けられれば、支持率は必ず持ち直す」(同)
〈少しでも負ける可能性があるなら、出ないだろう。だから支持率と他派閥の情勢を見極めたうえで、出馬を断念し、岸田への禅譲路線を考える〉(NHK・40代・男)
〈佐川喚問では何も終わらず、昭恵夫人の証人喚問が行われないかぎり、国会は空転を続け、政権は崩壊することになるだろう〉(毎日・40代・男)』
http://bunshun.jp/articles/-/6938
森友学園疑惑で露呈した「正統性(legitimacy)の危機」に処方箋はあるのか
『...「正統性(legitimacy)の危機」である。省庁が答弁との整合性をあわせるために決裁された文書から政治と行政にとって都合の悪い文言を削除したりするといったことが起きうるのであれば、我々は行政機関が公開する情報を信頼することができないことになる。直近の報道が述べているように、財務省から国交省への働きかけがあったとするなら、なおさらのことである。。。
旧大蔵省(現財務省)での勤務経験を有する経済学者小黒一正も本来政治主導の手段であったはずの内閣人事局の導入が「各省庁の幹部たちを、官邸の顔色をうかがう『イエスマン』集団にする契機」にしてしまったのではないかと指摘する。ただし政権の人事政策の必要性は認め、透明性、公正性、説明責任を担保できる仕組みの導入を提案する。
第二次安倍内閣で導入された内閣人事局(内閣府ホームページより)
行政学者の牧原出は。。。政治の透明化のために「第三者的な独立機関による監視が重要」と説く。
政治、行政、メディアの自明性も揺らぐ現代社会において処方箋はいかにして可能か。困難な問いだが、我々の社会の正統性の危機を超克するために避けては通れない主題でもある。』
軽い首相答弁 ほころび次々、膨らむ疑念
https://mainichi.jp/articles/20180416/k00/00m/010/145000c
加計問題
『加計学園問題で2015年に作られた「首相案件」文書で、安倍晋三首相が獣医学部新設計画を「(国家戦略特区と認定された)17年1月20日に知った」とする首相自身の説明の信ぴょう性が揺らいでいる。これに限らず安倍氏の発言は過去にも問題視されてきた。発言内容の正確さや変遷ぶりを検証した。。。
「首相案件」文書では11日の衆院予算委員会集中審議も荒れた。首相は計画を知った時期を改めて17年1月20日だと説明し、愛媛県職員がうそをついているのか、否か--などと二者択一を迫る野党にまともに答えず、用意した答弁メモを何度も延々朗読。途中で答弁を中断して「やじはやめてください」と注文をつけ、時間がむなしく流れた。
今回の文書では獣医学部の計画について、15年に柳瀬唯夫首相秘書官(当時)が県職員に「本件は首相案件」と語り、首相と学園の加計孝太郎理事長の会食でも計画を巡る話題が出たとされる。
安倍首相は学生時代に留学先で加計氏と知り合う。「腹心の友」と呼んでゴルフや会食を重ねた。昨年7月の衆院予算委で計画を知った時期を「17年1月20日」と述べると、野党は2人の関係を踏まえ、一斉に疑問の声を上げた。
実はこの答弁、内容が変遷している。昨年6月5日の参院決算委では「国家戦略特区に申請を出した段階(15年6月4日)で承知した」と述べており、のちに国会で不整合を指摘され訂正した。
首相発言をどう見るか。
。。。安倍氏について逢坂さんは「これまで批判を乗り越えてきたのは政治的力量で、野党とメディアが弱く国民が安倍1強を受け入れていたとも言える」と分析。一方で「強いファクトには対応する説明が必要だ。今は次々出てくるファクトに政権があたふたし、国民がどう反応するかという局面だ」と言う。
政治心理学者の川上和久さんは、首相発言について事実確認が甘いと見る。「北朝鮮のミサイルや『そもそも』=表=では、事実の重要性を説くブレーンがいないのかと思う。第1次政権時代に殉職警官の名前を間違えた教訓が生きていない」。安倍首相は07年2月、東京の東武東上線で線路内の女性を助けようとして亡くなった宮本邦彦警部の弔問時に「ミヤケさん」と何度も間違え批判を浴びた。
川上さんは「1強と言われる中で発言に重みを持たせてきたタガが緩んできたようだ」とも語る。「慎重居士で何も言わない政治家は信頼されないが、その場しのぎで『記憶をたどって精査する』を繰り返すのでは、うそをついていると見られかねない。加計氏との関係なども、やましいことがなければ最初から丁寧に説明して傷口を広げずに済んだ話だったのではないか」
新たな事実が次々出てくる森友・加計疑惑に、自民党の二階俊博幹事長は10日、報道陣にこぼした。「国民もうんざりしていると思うが、実際、我々もうんざりしている」
埼玉大の長谷川三千子名誉教授は、「森友・加計問題で首相や夫人の関与は何一つ証明されていない。。。メディアの狙いは安倍降ろし。この程度で総理を辞める必要はない」と話す。
一方、漫画家の倉田真由美さんは「首相答弁はうそ、言い逃れとしか思えない。疑惑はクリアにならず、うんざりだ」と話す。「森友・加計問題は、政治権力がどう使われたかという政権根幹の醜聞で総理の資質に直結する。問題が長引きモヤモヤ状態が続くと関心は薄れがちになる。それだけは避けなければならない」と、国民の「うんざり感」に政権がつけ込んでくることを警戒している。』
加計「首相案件」発言 愛媛県庁で録音データ探しの内部証言
http://blogos.com/article/290774/
『 朝日新聞がスクープした“加計メモ”には生々しい記述がある。2015年4月2日、獣医学部新設の陳情のために首相官邸を訪ねた愛媛県職員に同行した加計学園事務局長は、当時の柳瀬秘書官にこんな話を打ち明けてアドバイスを求めていた。
〈加計学園から、「先日安倍総理と同学園理事長が会食した際に、『下村文科大臣が加計学園は課題への回答もなくけしからんといっている』との発言があった」とのことであり、その対応策について意見を求めた〉(カギ括弧は編集部による補足)
安倍晋三首相は「加計氏、下村氏との3人で食事をしたことがない」とメモの内容を否定してみせたが、文面からは、首相が「腹心の友」である加計孝太郎氏(加計学園理事長)と会食した際、“(獣医学部設立の認可権を持つ)下村大臣がへそを曲げているようだから、手を打った方がいいぞ”と耳打ちした光景が目に浮かぶ。
その経緯を加計理事長から聞かされていたからこそ、事務局長はわざわざ県庁職員の陳情に同行し、柳瀬秘書官に対応策の知恵を借りたのだろう。メモには柳瀬氏の答えも記述されている。
〈今後、策定する国家戦略特区の提案書と併せて課題への取組状況を整理して、文科省に説明するのがよいとの助言があった〉
加計学園側は助言通りに動き、今年4月、今治市に悲願の獣医学部を開学した。この内容が事実とすれば、「(加計氏からは)獣医学部を創りたいといった話は一切ございません」と首相が国民に説明してきた筋立てが全部違ってくる。
首相と腹心の友との間で事前に相談がなされ、首相秘書官は「首相案件」として加計学園側に獣医学部認可の“抜け道”を指南し、官邸ぐるみで便宜を図った疑いが濃厚になる。加計メモは愛媛県の職員が関係省庁の担当者に「陳情の経緯」を報告するために渡していたとされ、朝日の情報源は愛媛県ではなく、霞が関にあるという見方が有力だ。
現在、経産省ナンバー2の経済産業審議官に出世している柳瀬氏は面会そのものを否定しているが、それに対して中村時広・愛媛県知事は記者会見で職員メモの存在を認めたうえで、「職員が文書をいじる必然性は全くない。(職員を)全面的に信用している。国が正直に言ったらいいのではないか」と突きつけた。
◆「録ってないほうがおかしい」
。。。「証人喚問が実施されても、柳瀬さんは『記憶にありません』と言い張るだろう。本人が認めなければ、メモだけでは官邸がかかわった証拠にならない。喚問はガス抜きに終わる」(首相側近)
多くの疑惑を乗り切ってきた官邸サイドはなおも強気な言い方をするが、安倍首相にとって、一連の公文書疑惑の展開は今までとは違う。一つの疑惑を逃げ切ったと思うと、官僚が忖度して処分したはずの不都合な記録がどこからか漏れ出し、それを首相の「天敵」である朝日新聞がスクープする。いつまで経っても「底なし沼」のように疑惑から抜け出すことができない。
だとすれば、今度こそ、“あるはずがない”と思われている決定的な証拠が表に出て首相を直撃するかもしれない。官邸が怖れているのは、柳瀬発言の録音データの公開である。首相の出身派閥・細田派の中堅議員は疑心暗鬼になっている。
「中村知事は安倍総理とは衆院の当選同期。。。中央政界をよく知る中村知事が会見で思い切った言い方をしたのは、録音データなどよほどの証拠を握っているからではないかと見て、官邸は神経を尖らせている」
実際に、柳瀬発言は録音されていた可能性がある。本誌・週刊ポストは愛媛県庁でひそかに「録音データ」探しが行なわれているという内部証言を得た。
「知事が職員を信用するとはっきり言った以上、関係部局は官邸から抗議がきた場合でも、メモが正確だと言えるしっかりした裏付けを持っておく必要がある。
実は、県庁職員たちが獣医学部新設の陳情に関係各省や国会議員を回っていた当時、重要な相手と会う場合に報告書作成の正確を期すために会談内容を私的に録音していたケースがある。3年前の柳瀬秘書官との面会の際も、職員の1人が自分のiPhoneにやりとりを録音し、それをもとにメモが作成された。その後、職員が携帯を機種変更したために録音したiPhoneの本体はもう残っていないが、データはどこかに保存されているはずだと内々に調査が行なわれている」
愛媛県に録音の有無について確認したが、期限までに回答はなかった。柳瀬氏の「肉声」が暴露されれば、いくら記憶にないと言おうと、官邸の獣医学部認可への具体的関与が裏付けられ、安倍首相は絶体絶命の窮地に陥る。
※週刊ポスト2018年4月27日号』
7人の喚問要求 「加計」「森友」 野党追及へ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201804/CK2018041602000123.html
『立憲民主党など野党六党は、加計学園と森友学園問題に関係したとして計七人の証人喚問を与党に要求、十六日を回答期限とする。七人は、官僚五人のほか、安倍晋三首相が「腹心の友」と呼ぶ加計学園の加計孝太郎理事長、首相の妻昭恵氏。このうち、加計問題の柳瀬唯夫首相秘書官(当時)に関し、共同通信の世論調査では証人喚問が必要との回答が七割近くに達したが、証人喚問は偽証罪が適用されるため、与党は消極的だ。
加計問題で喚問を求められているのは柳瀬氏と加計氏のほか、内閣府地方創生推進室次長だった藤原豊氏。このうち野党が今、最も重視するのが柳瀬氏だ。
与党は来週にも参考人招致に応じる構えだが、野党は「うそを言えば偽証罪の適用もある証人喚問でなければ意味がない」と反発している。
森友問題では、昭恵氏と首相夫人付き政府職員だった谷査恵子氏、今井尚哉首相秘書官、学園への国有地売却交渉時の財務省理財局長の迫田英典氏の四人が証人喚問を求められている。
野党は、昭恵氏が国有地の取引について関わっていたのかどうか、本人に直接聞かなければ分からないとしている。与党は昭恵氏本人は関わっていないとして、拒否する方針だ。
野党は首相最側近の今井氏にも注目する。首相夫人付き職員の谷氏が学園理事長だった籠池泰典被告の要請で財務省に照会したが、その谷氏を同じく経済産業省出身の今井氏が夫人付きとして呼び、問題の対応に関わったのではないかとみている。 (山口哲人)』