麻生太郎財務相は27日の閣議後会見で、
セクハラ疑惑の福田淳一財務事務次官の処分で、
調査を通じてセクハラ行為が確認されたとして、
規定上約5300万円となる退職金から減給20%、
6カ月分を減給する方向で調整すると発表。
セクハラ認定の有無に関しては「答える段階にない」と述べ、
とりあえず確認で事態の幕引きをしたい様子だ。
上司が部下を呼び、事情が確認できれば、認定もできるはずが、おかしな話だ。
27日朝の報道では、
麻生財務相は、福田氏が「はめられたとの意見もある」発言を否定。
「福田氏の処分については早急に実施したい。処分の具体的内容は知らない」
と発言。
「知らない」?とは、なんと稚拙な発言か。。。
「トップは具体的な処分内容は知らない」という居直りの態度だが、
記者会見を受けるなら、その前に、担当に問い合わせて、
「ここまでは今発表できます」というところを責任者として伝達するのがトップの仕事。
24日の上記記者会見では、
麻生「財務省が直接関与しているわけじゃありませんからね、これから先は」
記者「じゃ、その事実認定が出ないと、処分も出来ないと?」
麻生「ああ、難しいでしょうね、裁判で争うってことになれば、答えが出ません。
俺に聞いたって駄目だって言ったじゃないか、何回も」
「俺に聞いたって駄目だって言ったじゃないか、何回も」
麻生氏は自分には仕事ができないこに居直って逆ギレし、
「官房付にしたときは給料は誰が払うの?どうして?
野党が税金で払うべきだと言ってるの?
言ってるの?聞いてんだよ、おれが。質問してんだから。
野党がそう言ってんのは分かったけど、給料は誰が払うのかって聞いてる。
野党が払ってくれるのか?」
麻生氏は記者の社名を間違いながら逆質問を繰り返した。
「じゃあ誰が払うの?税金で払うの?
おい、どうして?
問題だって辞めた人に税金で給料払わなくちゃいけないの?
もうちょっと常識的なことを聞くようにしたら?朝日新聞だったら」
国民は、財務大臣に、もうちょっと常識的な人になってもらいたい、
麻生氏には税金で給与を払いたくないと思っている。
4月12日には、囲み記者に、
「だったらすぐに男の番(記者)に替えればいいだけじゃないか。なあそうだろ?
だってさ、ネタをもらえるかもってそれでついていったんだろ。
触られてもいないんじゃないの。」
品格を疑われる発言。
日本の副総理大臣のレベルは
コレかと絶句する。
麻生太郎副総理の東日本大震災時の行動が脚光を浴びる! 「はじめて知った」「マスコミは世間に知らせて」
このタイミングで、
「麻生氏はいい人」ニュースを流す
マスコミの印象操作に、あきれてしまう。
官僚のセクハラ問題が、
財務省や、官邸のご都合で、
確認されたり、確認されなかったり、認定されなかったり、
被害者はいつも、彼らのゲームのコマでしかないのだ。
帰国後ことに重要さに気づいて、
必死に挽回をねらった安倍総理の
この決断が、支持率回復に繋がるか。。。
国民の支持を得るためには、まず、
新聞を読まない、決済書を読まないで押印する、
部下を管理できない、
「俺に聞いたって駄目だって言ったじゃないか、何回も」
担ぐ与党が、異常だ!
二階幹事長は、政治家として恥ずかしくないのだろうか。。。
とどめに、品格のない、時代錯誤の下品なオヤジ、
ただ親の七光で仕事している、ヤクザのような人物に税金を払っている国民。。。
安倍総理は、この財務相を辞めさせることの重要性に気づいてほしい。
ーーーーーーーーーーー 参考記事 ーーーーーーーーーーーーーーーー
『
「福田次官」更迭を決断した安倍官邸 財務省のクーデター
「。。。これまで財務省が批判の矢面に立たされてきた森友問題は、安倍案件であり昭恵案件だという意識が省内幹部には強い。それでさんざん痛い目に遭わされた上、肝心なときに次官を切ろうとする。ならば身内の論理を優先させますよ、ということですね」(同)
元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏は、
「今回のように破廉恥な騒動を起こした人物を守るなんて、普通、組織としては考えられません。財務省は、ものすごく危険な賭けに打って出ている。その狙いは明らかです。この機会に、誰が国家の主人なのか思い知らせてやる、ということ。いっそのこと、安倍政権が潰れてしまってもいいとさえ考えているのです」
と見立てを述べたうえで、こう続ける。
「安倍首相が消費増税をするという前提だったから、これまで支えてきただけで、差し当たってその期待が薄れたと判断したわけです。石破茂氏、岸田文雄氏、小泉進次郎氏等々誰でもいい。新しい首相の下で、財務省が主導する体制に立て直そうと舵を切ったのだと見るべきです」
』
『
去る12日、ホテルニューオータニの「鶴の間」。志公会のパーティーが午後8時半にハネた後、今度は1階下の会場で、所属議員、秘書、派閥を担当する番記者との懇親会が行なわれたのだった。記者は十数社から、うち半数は女性である。
派閥のボスは後半になるとウロウロし始めて、たまたま記者ばかりが集まる卓につくと、こんなやりとりが交わされたという。
記者 次官のセクハラ、さすがに辞職なんじゃないですかね。
麻生 (にやつきながら)だったらすぐに男の番(記者)に替えればいいだけじゃないか。なあそうだろ? だってさ、(週刊新潮に話した担当女性記者は)ネタをもらえるかもってそれでついていったんだろ。触られてもいないんじゃないの。
記者 それもセクハラ発言です。
麻生 だから、次官の番をみんな男にすれば解決する話なんだよ。
***
やはり、魚は頭から腐りつつあるようだ。
“さすがにマズいよね”
17日には、記者団の質問にこう語るばかり。
「一方的では取り扱いのしようがない。本人が申し出てこなければどうしようもない。言われている人の立場も考えないと。福田(次官)の人権はナシってわけですか?」
副総理にして財務相。「すべての女性が輝く社会づくり」を掲げる安倍政権の卑しき一面ではないか。
麻生財務相に12日の記者とのやりとりについて尋ねると、事務所は、
「記録しておらず確認できません」
と回答したが、永田町関係者によると、
「ボスの発言を聞いた派閥の幹部も、“さすがにマズいよね”と話していました」
』