さて「八溝石-1」「八溝石-2」で十分に下調べは済みましたんで後は実査、いわゆるフィールドワーク、言い換えると「石拾い」ですね。2月下旬から3月中旬にかけて何度か「八溝石」を探しにいってきました。時間が経ってしまい写真もいつどこで撮ったのかうろ覚えぎみ、ということで思いつくままにレポしておきます。.........
八溝石探石
2月下旬某日、やって来ました茨城県最北部を流れる清流「八溝川」、ここは平たんな下流域もうちょっと下ると久慈川との合流地点です。川の大きさはこんな感じ、この時期水量は少なめで深いところでも膝上って感じです。
八溝川-1
ランキング参加中
取り敢えず川に入れる場所を見つけなくてはなりませんが、中下流域は人家が点在してますのでまずは上流域から探索しようと思います。
八溝山頂上方面はこんな感じ、どこがトップなのかさっぱりです。写真右側の大きな山は「大神宮山」、その山麓の鉄塔から左に2番目のピークが「八溝山」、写真左側の一番奥にかすかに見える山、これで1,022m、山塊全体といいますかエリア全体がモッコリ盛り上がった感じの山です。
.八溝山
「八溝川」沿いに延びている県道28号線を上っていきます。そしてここが分岐、国道118号線下野宮地区からここまで約13㎞、まぁこの辺りから探索する予定なんですが今日は初日、「八溝嶺神社」と「日輪寺」にお参りしてから始めることにしました。
八溝山は不思議な山と「八溝石‐1」で書きましたが、何と何と頂上までビューンと車で登れちゃう山なんです。県道28号線を直進して鳥居がある八溝林道からも(約6.5㎞)、ここを右に上る八溝公園線からもどちらからも行けちゃうんですが、今日は公園線(約6.5㎞)の方を登ります。
.八溝公園線
「日輪寺」
日輪寺入り口まで来ましたが頂上近辺は雪がありますねぇ、まぁスタッドレス履いてますんで大丈夫なんですが道に雪が残ってますので中に入るのはやめておきましょう。ここから手を合わせます。その昔は下野宮からここまで山道を約20㎞歩いてきたんですねぇ、坂東三十三ヶ所観音霊場巡りの一番の難所、分かる気がします。でも今はさぁ~っと車で来れちゃいます。
.日輪寺入り口
「八溝嶺神社」
日輪寺から少し上のパーキングまで来ました。ここを右折して少し行けば八溝山頂上、車も止めれところがあってそこから頂上三角点まで直ぐなんですが雪があるんでここから参拝、「いい石に巡り合えますよう」。茨城県最高峰に歩いて「100歩」で登れちゃうんです、何とも不思議な気分……。
.八溝山頂周辺
「八溝五水」
山頂の周囲に水戸光圀公が命名した「八溝五水」なる名水群があります。先ずは「銀性水」、何故か知りませんが頂上に一番近いところにあります。ここも雪道なんで行きません。
.銀性水入り口
次は「白毛水」、駐車場の脇にあります。
.白毛水入り口
そして金性水、鉄水、竜毛水は少し歩きます。有名な八溝五水なんですが、私はここでは水を汲みません、ずう~っと下の名もない水場で汲みます。
.金性水、鉄水、竜毛水入り口
おっとこれは「八溝山」ではありません。「八溝山」は頂上を除くと灌木や杉、ヒノキに覆われていてほとんど視界が効きません。たまたま前が開けてましたんで撮りました。まぁこんな谷といいますか溝があちこちにある山です。
.八溝山麓-1
さて先ほどの分岐まで下って八溝川探石です。長靴でも上流はOKなんですが場所によっては深いところがありますのでウェーダーを履きます。(何回も補修したウェーダー、最後まで使い切ってやろうと思います)
こんなそそり立った山の下を川が流れています。
.八溝山麓-2
さて川に入りましょう。晴れなんですが杉木立に囲まれた川の中はひんやりして肌寒さを感じます。何か空気がピーンと張りつめていますねぇ。
八溝川-2
おやぁ先客がいます同業のベテランの方ですかねぇ。挨拶して話を聞いてみるとハンターはハンターでもゴールドハンター、砂金採りの方でした。群馬の方からお見えみたいでいわゆるゆり板とかパンニングってヤツを使っていて本格的でした。そう八溝地区は砂金でも北海道と伍して有名なところ、豆粒金が見つかるそうです。
八溝川-3
ここから遠くないところに最近まで採掘していた栃原金山がありますし、ここ八溝にもあちこちに金採掘坑跡があります。
金採掘坑跡
ということで私の方の本業は石ころハンティング、本業の方に勤しむことにしましょう。
川原には石ころがたくさん散らばっていますが、さてさて八溝石はあるんでしょうか。私も川原に転がっている八溝石を見るのは初めて、判るでしょうか。
八溝川-4
置き石がありました、ということはつまりここに石ころハンターが来ているという証拠、俄然やる気が湧いてきました。
八溝川-5
ここにも置き石が……。
八溝川-6
水は底の石の色まで確認できるほど澄んでいます。
八溝川-7
わぁぉ~、地層が斜めに突き刺さっています。これが1億8000万年前にはぎとられた海洋プレートの堆積物の跡なんでしょうか?
八溝川-8
こんなところを石がボロボロ川に落ちてくるんでしょうね。
八溝川-9
そんな中、八溝石らしきものを4~5つ拾いました。これはその中の一つ泥を落としてみないと判りませんが果たして八溝石なんでしょうか。
八溝石?
今日は取り敢えず探索場所の確認が出来ましたのでOK、後日本格的に再挑戦しようと思います。
以下に続く
八溝石-4
八溝石‐5
八溝石-6
ランキング参加中
八溝石探石
2月下旬某日、やって来ました茨城県最北部を流れる清流「八溝川」、ここは平たんな下流域もうちょっと下ると久慈川との合流地点です。川の大きさはこんな感じ、この時期水量は少なめで深いところでも膝上って感じです。
八溝川-1
ランキング参加中
取り敢えず川に入れる場所を見つけなくてはなりませんが、中下流域は人家が点在してますのでまずは上流域から探索しようと思います。
八溝山頂上方面はこんな感じ、どこがトップなのかさっぱりです。写真右側の大きな山は「大神宮山」、その山麓の鉄塔から左に2番目のピークが「八溝山」、写真左側の一番奥にかすかに見える山、これで1,022m、山塊全体といいますかエリア全体がモッコリ盛り上がった感じの山です。
.八溝山
「八溝川」沿いに延びている県道28号線を上っていきます。そしてここが分岐、国道118号線下野宮地区からここまで約13㎞、まぁこの辺りから探索する予定なんですが今日は初日、「八溝嶺神社」と「日輪寺」にお参りしてから始めることにしました。
八溝山は不思議な山と「八溝石‐1」で書きましたが、何と何と頂上までビューンと車で登れちゃう山なんです。県道28号線を直進して鳥居がある八溝林道からも(約6.5㎞)、ここを右に上る八溝公園線からもどちらからも行けちゃうんですが、今日は公園線(約6.5㎞)の方を登ります。
.八溝公園線
「日輪寺」
日輪寺入り口まで来ましたが頂上近辺は雪がありますねぇ、まぁスタッドレス履いてますんで大丈夫なんですが道に雪が残ってますので中に入るのはやめておきましょう。ここから手を合わせます。その昔は下野宮からここまで山道を約20㎞歩いてきたんですねぇ、坂東三十三ヶ所観音霊場巡りの一番の難所、分かる気がします。でも今はさぁ~っと車で来れちゃいます。
.日輪寺入り口
「八溝嶺神社」
日輪寺から少し上のパーキングまで来ました。ここを右折して少し行けば八溝山頂上、車も止めれところがあってそこから頂上三角点まで直ぐなんですが雪があるんでここから参拝、「いい石に巡り合えますよう」。茨城県最高峰に歩いて「100歩」で登れちゃうんです、何とも不思議な気分……。
.八溝山頂周辺
「八溝五水」
山頂の周囲に水戸光圀公が命名した「八溝五水」なる名水群があります。先ずは「銀性水」、何故か知りませんが頂上に一番近いところにあります。ここも雪道なんで行きません。
.銀性水入り口
次は「白毛水」、駐車場の脇にあります。
.白毛水入り口
そして金性水、鉄水、竜毛水は少し歩きます。有名な八溝五水なんですが、私はここでは水を汲みません、ずう~っと下の名もない水場で汲みます。
.金性水、鉄水、竜毛水入り口
おっとこれは「八溝山」ではありません。「八溝山」は頂上を除くと灌木や杉、ヒノキに覆われていてほとんど視界が効きません。たまたま前が開けてましたんで撮りました。まぁこんな谷といいますか溝があちこちにある山です。
.八溝山麓-1
さて先ほどの分岐まで下って八溝川探石です。長靴でも上流はOKなんですが場所によっては深いところがありますのでウェーダーを履きます。(何回も補修したウェーダー、最後まで使い切ってやろうと思います)
こんなそそり立った山の下を川が流れています。
.八溝山麓-2
さて川に入りましょう。晴れなんですが杉木立に囲まれた川の中はひんやりして肌寒さを感じます。何か空気がピーンと張りつめていますねぇ。
八溝川-2
おやぁ先客がいます同業のベテランの方ですかねぇ。挨拶して話を聞いてみるとハンターはハンターでもゴールドハンター、砂金採りの方でした。群馬の方からお見えみたいでいわゆるゆり板とかパンニングってヤツを使っていて本格的でした。そう八溝地区は砂金でも北海道と伍して有名なところ、豆粒金が見つかるそうです。
八溝川-3
ここから遠くないところに最近まで採掘していた栃原金山がありますし、ここ八溝にもあちこちに金採掘坑跡があります。
金採掘坑跡
ということで私の方の本業は石ころハンティング、本業の方に勤しむことにしましょう。
川原には石ころがたくさん散らばっていますが、さてさて八溝石はあるんでしょうか。私も川原に転がっている八溝石を見るのは初めて、判るでしょうか。
八溝川-4
置き石がありました、ということはつまりここに石ころハンターが来ているという証拠、俄然やる気が湧いてきました。
八溝川-5
ここにも置き石が……。
八溝川-6
水は底の石の色まで確認できるほど澄んでいます。
八溝川-7
わぁぉ~、地層が斜めに突き刺さっています。これが1億8000万年前にはぎとられた海洋プレートの堆積物の跡なんでしょうか?
八溝川-8
こんなところを石がボロボロ川に落ちてくるんでしょうね。
八溝川-9
そんな中、八溝石らしきものを4~5つ拾いました。これはその中の一つ泥を落としてみないと判りませんが果たして八溝石なんでしょうか。
八溝石?
今日は取り敢えず探索場所の確認が出来ましたのでOK、後日本格的に再挑戦しようと思います。
以下に続く
八溝石-4
八溝石‐5
八溝石-6
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