モンゴルの5畜
モンゴルの家畜は馬・牛・羊・ヤギ・ラクダである
馬は牧民の乗用と食用肉・馬乳酒を作る・乗用は(現在・トヨタ車)
牛は食料肉・牛乳・牛車(荷役業務)・牛乳から酒を造る
羊は食用肉・毛皮・羊毛・乳
ヤギは食用肉・毛皮・カシミア・乳
ラクダは食用肉・毛皮・キャメル・乳・乗用・荷役業務
これが昔からモンゴルで飼われている5畜である
これにチベットから持ち込まれた水牛(チベットヤク)が存在する
散歩コースを歩いていると首都中心地のど真ん中で
ラクダを使い騎乗体験をしていた
外国人を当て込んでいたのだろうが
騎乗希望者はモンゴルの子供達ばかりである
なんで?
乗馬ができない
若い親たちが子供に乗馬を教えないのである
国連児童保護団体なるお節介事業団がモンゴル・ナーダム祭の
競馬レースにいちゃモンをつけているのと
50歳代以下のお母さん連中が子供に乗馬を教えなくなった
ナーダム・チャガンサルレースでは荒い競走馬に鞍なしで跨り
30kmもの道なき道を激走するレースである
毎年、競走中子供騎手が落馬して命を落とす事故が起こる
家族・親族の名誉を掛けて行われる競走馬レースは死のレースである
子を失くした母親の気持は痛いほど理解できる
私の子がレースに出たいといえば猛反対します
乗馬をさせません
もう一つは体が老齢になると足が曲がるという理由で
家畜の生態が分からない
特に少女を持つ両親は猛反対で足が曲がるから騎乗させない
首都で生活している大半の女性は成人しても乗馬ができない
田舎の子でも女性は乗馬しなくなった
爺さんはこの事で一言居士であるが言わない
記事では書きますよ
何千年と脈々と騎乗してきたモンゴル人のDNAは
騎乗する体系にDNAが書き込まれている
首都で美しく若い青春を謳歌しても
老いてしまえば貴女の老体・両足はO脚に必ずなる
昔は鞍もなく馬に跨り両足で馬の腹を締め付けて乗馬し
何百㌖と馬を走らせる・・両足の骨が曲がらないわけがない
何千年も乗り継がれてきた遺伝子をそう簡単に切り替えるほど
遺伝子は簡単ではない・・現地人の無知
もし観光でモンゴルへ来ましたら
顔の頬骨と老人の足を観察するのも観光のうち
(皆さん頭でっかちです)よ
ラクダは自ら冬毛を剥がす面白い家畜
冬毛からドビン状態になる時期
鳥の雛をドビン(毛無)といいませんか
核家族が急激に進行している
騎乗できる家畜を見ると子供たちの血が騒ぐんですかね
子供たちが興奮して騎乗したがる
約100mほどの距離を騎乗するだけで3000Tg徴収される
昔であれば首都から10kmも離れた郊外にはラクダがウヨウヨいる
お金を出して乗る家畜ではないが
モンゴルの核家族が急激な速さで進行している
若い両親が親元に子供を労働者として夏休み期間中に
連れて行かなくなった
都会の子供は田舎の重労働に耐えられない体になっている
あと10年もするとモンゴル伝統乗馬は
歴史上の物語になる可能性がある