馬とモンゴル

乗馬によるモンゴル大自然の四季と牧民生活の折々を日記風に

二年越しの喜び

2019-04-27 13:00:22 | 首都散策・春季

ヒョッコリ

昨日、我が家の姫君たちに水やりをしていたら
二年近くウンともスンとも返事しない気難し屋さんの姫が

こんにちは!と返事してきた
私は素直に生きたことがない性分だから

こういう時、素直に可愛いとか喜べばいいのに
馬鹿野郎と言った

これが私の最大の愛情表現なのだ

  嬉しい!

見た目は干乾びて生きているのか死んでいるのか
定かでないタダの物体にしか見えない姫だったが

私の言葉を二年間、石状態で心と言葉を拾っていたのか
これ以上、焦らすと捨てられると思ったか

可愛い仕草で笑顔を見せた
何でも生まれたばかりの赤ちゃんの肌は愛おしい

柔らかくモチモチして柔らかい肌である
如何にして立派に育てるか楽しみが出来た

黄砂です

    

朝から夕方まで黄砂が吹き荒ぶ一日だった
家で散歩に出かけるタイミングを計る

結局、午後6時に家を出る
それまで家で日本の10連休の情報ばかり拾う

私は365連休なんだけど

鉄橋を渡る

    

黄砂が静まり出かけられる状態になる
しかし、目には見えない微塵が空中を漂っているのは確かである

それでも外に出れば息苦しさはない
少し寒いだけだが空気だけが怖い

りょう👀が空気にトラウマなんだ
鉄橋に行くと大学生らしき青年が双方から来る

背後から二人に若者を写す

知り合い

  日本時間7時半

モンゴルと1時間の時差が有るから現地時間で6時半
石炭を積んで鉄橋を渡り火力発電所へ石炭を運ぶ機関車

互いに知り合いだから警笛も写真を写しても文句を言わない
手を振れば手を振って返してくれる

彼らは不思議な爺さんと
思っている事だろう

世の中はそれでいいのだ!
友達になる事こそ平和への一歩なのだ

夕暮れ

  黄砂の無い夕空

太陽が眩しく出ているが本物の空ではない
首都から西の方角(太陽に位置)100kmに

モンゴル野生馬(タヒ)の保護管理されている場所が有る
その場所が小沙漠なのである

その砂が春嵐で首都へ運ばれてくるのだろう

帰路(待ち伏せ)

  光る👀

首都は人もまばら、黄砂で人の出歩きがないからだろう
散歩も軽快で2時間半で鉄橋手前まで来た

此処を歩く人が一番警戒する場所
カーブで先が見えない暗い場所に四ツ目が光って見える

それも線路傍で此方を見ている
近づくと国鉄車庫のブロック塀の傍で私を見ている

一匹はベージュ・もう一匹が真っ黒
ベージュが木陰に隠れ黒が私を威嚇する

鳥肌が立つ=狂犬病を考える
でも私の方が上位のくらいなのである

厳寒期の間、氷上を荒らす人物こそ私だという事を
彼らは尊敬の眼差しで睨んでいるわけである

此処でも以心伝心で心を読み合う
野犬は私の心を読んで敵わないと諦めている

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