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コニタス

書き留めておくほど重くはないけれど、忘れてしまうと悔いが残るような日々の想い。
気分の流れが見えるかな。

それでも兵隊に行くのか。

2008-08-13 22:32:07 | 
重たい映画を立て続けに見た。

アメリカばんざい-crazy as usual-
Marines Go Home 辺野古・梅香里・矢臼別
告発のとき "IN THE VALLEY OF ELAH"

前二作は日本人、藤本幸久監督のドキュメンタリー。
三つめは監督ポール・ハギス、トミー・リー・ジョーンズ主演の「実話に基づいた」フィクション。

ドキュメンタリーという手法の荒っぽさは、「靖国 YASUKUNI」でかなり辟易した部分もあるけれど、「いのちの食べかた」や、「花はどこへ行った Agent Orange(あぁ、これまだ感想書いてないな)のように良質なものも多い。
そして、フィクションでなければ語れないことも。


藤本監督の二本も、ちょっと滑ってないか? というところがないわけではないけれど、伝えたいことを伝える意志の強さは感じられる。そして、未来への希望。

一方、「告発……」は、実際にあった事件を脚色しつつ、絶望的な状況を描く。
国家が瀕死。

「告発……」は、冒頭に「事実にインスパイアされた……」というような断りが出る。相当な脚色がある「光州5・18」が、同じタイミングで「これは事実である」というような(ハングルでどう書いてあるのか判らないけれど)断りが出るのと、作り手の誠実さというか、事に向かう態度の差を考えてしまう。


話が逸れた。

戦争は人を狂わせる。
そのことは、「みんな知ってる」。

それを、実感として、どう共有できるか、という問題。
そして、それでも行くのか、という問題。
なんのために?

そして、基地。


イラクには、何もなかった。
北朝鮮には?
ノドンやテポドンの性能を、我々は「知ってる」。
誰の情報?


正しい戦争。
貧困。
格差。
マイノリティ。
ダビデの戦い
そして逆さまの星条旗。

あぁ。
まとまらない。
しかし、多くの人が見るべき映画だと思う。
三本とも。
あ、「花はどこへ行った」もだ。

あとで書き足すかも。

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