コニタス

書き留めておくほど重くはないけれど、忘れてしまうと悔いが残るような日々の想い。
気分の流れが見えるかな。

イベント報告 “累ノ会” 8/24 坤

2012-08-26 20:50:20 | 鞠水
前編はこちら



19時。
いよいよ「累ノ会」、本編の始まりです。
有料入場者数は15人。我々と合わせて20人ちょい、と言うことですね。

内容は
事前告知
とほぼ一緒、とはいえ、実際には何が出てくるのか全く解らないまま本番突入。

最初は水銀座Ayameさんの“累ノ怪”実演。何度か観てますが、微妙にいじってますね。
 


次は私が『死霊解脱物語聞書』の解説。
これは、Ayameさんの芝居の成立事情解説でもあり、『死霊解脱物語聞書』の宣伝でもあり。


前半最後はヲモカゲ一座座長前島さんの妖怪ミイラショウ。
静岡出身、京都で伝統的な御所人形を作っていらっしゃる前島さんの裏の姿は事実上静岡初(実際には模型イベントに出展されています。その御縁で知り合ったのでした)。
建物の雰囲気、照明の具合ともよく合って、異様な雰囲気を盛り上げます。
    
大受け!



ここで中入り。
県立中央図書館で開催される「あそび展」の告知をチーム「こんぺいとう」メンバーが行いました。
今日の静岡新聞にも掲載された由。かなり話題になってますね。
9/3からです。
是非!



後半は大座談会。
参加者は当初予定していた吉永進一さんが急用で不参加。
結局、
東雅夫さん、前島哲也さん、広坂朋信さん、鈴木大治さんと私の5人。
  

自己紹介をしながら話題を振るという、なかなかハイセンスな滑り出し。
話題は昨今の“怪談”流行の様相、実話怪談、幽霊と妖怪のニーズ等々、様々に展開。
“累”に関しては、やっぱり助が恐い、温度が下がった、とか。

そういう話をしているときに、客席が一瞬妙な雰囲気になり……。
振り向くと着物少女が……。

これは仰天。

 のけぞる東さん……。 
我々も全く知らされてなかった演出で、水銀座のつぼみちゃんでした。


最後にちょっとコニ研卒業生にして怪異関連でも良い仕事をしている敏腕編集者であるN嬢を客席から引っ張り出し、出版の世界の話も。


今回のメンバーは、ちょっと分類しづらい多様な背景を持ちながら結構別のアプローチで怪談にかかわりつつ、ゆるく関わっている(直接はほぼ初対面でもどっかで繋がっていたり)。
そういうメンバーがそれぞれのやり方で一席つとめる、というのは、期せずして面白い会になったと言うわけです。

皆様お疲れ様でした。





次、私が関わるイベントは、がらっと変わって、金原明善も登場する静岡近代史秘話から現代の更生保護にいたる知られざる静岡を学ぶ会です。是非お越しください。

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1 コメント

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ひとさまのブログ (小二田)
2012-08-27 23:07:51
このイベントに関する参加者のブログをご紹介。

『死霊解脱物語聞書』注・大意の広坂さん
http://d.hatena.ne.jp/t-hirosaka/20120826/1345992956
妖怪ミイラショウの前島さん
http://blogs.yahoo.co.jp/bakadekatin/archive/2012/8/27

ありがたいことです。
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