今日の母
午前に面会に行った。
今日はリンゴをすりおろして持って行った。。
部屋でタッパーを開けると、すかさず施設のヘルパーさんが、とろみ剤を持ってきてくれた。
しかし、ジュースやお茶は飲める由。
スプーンで汁を絞って飲ませることにした。
口元にスプーンを寄せるとうれしそうに口を開ける。
嫌がりもせず、最後まで飲み切った。
20CC程はあっただろうか。
そのあと、ストローでお茶を3回ほど飲ませておいた。
むせもせず上手に飲む。
スポンジ歯磨きも嫌がらないのでやっておいた。
師長さんもケアマネさんも強いですね。と驚いている。
ここのところ、表情がいいらしい。
粗食に慣れているせいか?
美味しかった?
また持ってくるからね。
というと、うなずく。
苦しそうな様子でないのが何よりである。
実家にいる気分を出そうと、先日撮ってきた実家の写真をプリントアウトして施設にもっていき、母に見せたが、反応なし。
とりあえず、壁に貼っておいた。
目が覚めると、実家の写真が見えるようにね。
ただ、マスクを外して「私よ。誰かわかる?」と声掛けしても反応がなかったのがさみしい。
施設の玄関に置いてもらっている、このシクラメンは私が何年か前誕生日にプレゼントしたもの。
毎年元気に花を咲かせる。
何度か枯れかけてもよみがえる。( ´艸`)
まるで母の様ね。と事務員さんといつも話す。
一枚目の写真はミニカーネーション
これも何年も前に母の日にプレゼントしたもの。
これまたどんどん増えて元気に花を咲かせている。
花が母の元気のバロメーター
最後まで生き切ってほしい。
さて、最近夫の義理のおじさんが亡くなった。
がんの再発で、本人の希望により自宅介護で2週間
子供や孫達がやってきて、総勢15人が ピースサインで家族写真を撮って10分後に息を引き取ったとの事。
入院しても治療は点滴くらい、面会もままならない、本人希望もあり家族が納得して自宅介護に踏み切ったらしい。
娘さんは訪問看護師
何かあるとすぐ駆けつけてくれ頼りになった。と義理のおばさんはすごく感謝していた。
納得のいく看取り介護になったようだ。
そして、先日Uターンした先輩は元ナース
姉の世話をするために、帰ってきたらしい。
新築ができないうちに急にお姉さんは病状が悪化 急逝されたとの事。
新築が出きあがって、引っ越し入居した時にはもうお姉さんは亡くなっていた。
でも、お姉さんは感謝して亡くなられたことだろう。
最後はヤッパリ愛があってこそのより良い介護 だな。
そう思った。