大汝休憩所(薫小屋)は、映画の影響で登山者が小屋の前で記念撮影をしており映画で使われた「薫小屋」の看板も玄関横に置いてあった。小屋から3分で大汝山(3014m)に到着、立山の最高地点で記念撮影をしたあと黒部湖を見下ろし小屋へ帰る。後は、折立富士まで3000mの縦走路をのんびり歩く。富士ノ折立(2999m)より真砂岳へ向かい200mほどの下りを一気に下り、室堂に降りる大走り分岐に到着。此処から真砂岳(2861m)まで10分そして内蔵助山荘まで5分で到着するが景色がもったいないので真砂岳頂上で剱をしばらく眺めていた。16:00に小屋で受け付けをすますが、今日は布団10枚に16名との事.(超満員で食事も3回に分けての交代制!)山荘で食事までの2時間のんびり寝転がる。(のんびりできる場所は、外か自分のねる場所だけ。) 年配のカメラグループ・単独登山者・男女のグループ・フランス人とその彼女?等々一夜限りの同居人が次々とやってくる。フランスの人は布団が小さいと思われるが・・。食事をすまし布団にもぐりこむ。部屋は暑く布団がいらないくらいであったが8時には寝てしまった。翌日は4時ごろから人が動き始め御来光を見に5時ころ外に出る。寒い中朝焼けを眺め、5時30分朝日を拝む。富士山・南アルプスをながめ朝焼けに染まる富士の折立に感動しつつ、朝飯に山荘に戻る。今日は別山経由であったが大走りから直接室堂に降りるほうが良いと判断7時に山荘を後にして真砂岳経由で大走り分岐を下る。途中登山者と多くすれ違ったが老夫婦の登山者と話したことが記憶に残った。(働きながら山に登るほうが、隠居して山にのぼるより体調・気力も充実している。と言っておられた。)雷鳥沢のキャンプ場についたが川に橋がなく近道するつもりで石を渡ってみたが見事に滑り靴の中を濡らしてしまい、よけい時間を食ってしまった。「急がば廻れ」昔の人はおっしゃった。急ぐ理由はないので靴下を変えてキャンプ場を通り、雷鳥荘・みくりが池温泉へ石の階段を上るが、今回の山行で一番キツイ登り?と感じた。後は「温泉」と「生ビール」しかないと温泉受付直行した。目的を全て達成し、バスターミナルへ到着したのは、11時のバスが発車した後で、立山蕎麦(白エビ天ぷら付)800円を食べバス待ちの行列に並ぶ。立山駅について車のところについたのは13時前で後はのんびり名古屋に向けて安全運転で帰った。今回は天気に恵まれたのんびり山行となりました。おしまい!
9月の連休に立山三山(浄土山+立山(雄山+大汝山+富士ノ折立)+真砂岳)を歩いてきました。13日の夕方に名古屋を出て立山駅には23時頃到着したが、駅前のマイカー駐車場は満杯状態・・・奥に3台分の空きを見つけ何とか駐車し仮眠に入りました。朝5時に立山駅に行くともう50人以上ならんでおり、次発の6時00分の切符を確保。室堂には7時30分に到着したがターミナルは観光客・登山客が多く行き来していた。そのまま外に出てゆっくり『浄土山』へ向かって歩き出した。天気は快晴でこれ以上の天気はない状態で石畳みの道を少し行くと立て看板があり(山小屋はどこも満員に近い状態で必ず予約電話をするように)との表示があり、携帯電話で内蔵助山荘へ電話する。ちょうどキャンセルがありOKとの返事をもらい一安心。それから整備された道を1時間ほど歩き室堂山展望台へ,五色ヶ原~薬師岳遠く槍ケ岳までよく見える。少し道を戻り浄土山への急登に入る。結構急な道で息が上がる。稜線へ上がると頂が2つあり一方に慰霊碑があり、もう一方には大学の観測棟が立っているが、浄土山の表示がない。休憩後一ノ越へ向けて下るが室堂から一ノ越そして雄山まで人の列が切れ目なしに続いている。一ノ越から雄山山頂までコースタイムは1時間であるが、結局2時間近くかかってしまった。登山者は運動靴をはいた子供から老若男女・・・。頂上も人であふれていて座る場所もない状態でとても3000mの頂上とは思えない。が霊山としてありがたい神社と思えば・・・。で500円の祈祷料をおさめ頂上の社で神主さんのお祓いを受け安全登山を祈願してきた。早々に雄山を後にし、大汝山へ向かう。道は整備されており室堂のカールを見下ろしながら3000mの縦走路を満喫して大汝休憩所(薫小屋)へ到着。【ここはこの春公開された映画「春を背負って」の薫小屋に見立てられた小屋で緊急以外の宿泊以外はなく普段は休憩所として使用されている。】