家族の根っこ

「家を建てたのがよくなかったのでしょうか？家を建てて以来良くないことが続いてしまって」

家を建てる・購入するというのは、高額な費用と体力と神経を必要とする大きな大きな買い物で、大量のエネルギーを使います。
確かに建てる時期で、その後の生活が影響を受けるということはあるかと思います。

わたしもこれまでご相談を受けてきた中で、良い時期に建てた方はスムーズにタイミング良く物事が運んでいく。
逆に今は建てない方がいいと感じた時期に建てた方もいらっしゃって、こちらは少し余分に時間や費用がかかったり、その後ちょっとしたハプニングが起こった。
ただこちらの場合でも大事なのは、何かが起こった時にどう対応するか、どう考えるか。
「自分は、この家を建てる時に何を願って建てようと思ったのか？この家に大切なのは何なのか？」
このことを考える良いチャンスなのです。この時にどう考えるかでその後の人生はガラっと変わってきます。

家を建てる建てないに関わらず、起こることは起こります。これは仕方がないこと。
何か起きた時にどう乗り超えるか？
乗り超えれば、乗り越えたぶんだけ強くなる。人はたくましくなり、家族の根っこが強くなる。

家を建てたのがよくなかったのではなく、
よりたくましくなる生き方を選んだ、家族の根が深く丈夫になることを選んだ、、そう考えたらいかがでしょうか。