条件が良くって体が柔軟だと小さい頃はスッといろんなことができてしまいます。
本人も苦労せず上手くなっていくから楽しいし、簡単に誉めてもらえる。だから週に何回も来ても苦じゃない。
逆に足首が固かったり体が固かったり、弱かったりすると一歩進むのもめっちゃ大変。
うまくいかないから週二回するにも躊躇する。
きっと世の中の子達はこれが大半。
この子達はほんとにバレエが好きじゃないとしんどいから、必然的にバレエを続ける子達はバレエが好きになる。
この時に頑張って自分で条件を整えた子達はほんとに努力家。だから一つずつの注意をちゃんと聴いて丁寧に消化してくれる。
自分で条件を整えるから一旦加速し始めたらほんとに速い。ちゃんと全部が繋がってくる。
条件が良くてスタートしやすい子達が、成長とともにからだが変わって来て、それでちゃんと対応が出来るかが、こっちの子達の踏ん張りどころ。
何も考えなくてもなんとなくできちゃってたから考えてやるのが難しい。考えたら余計出来ない。
凄く努力しなくても出来てきたから、ほんとにこんなにしないとダメなん?って思うかも。
そして下手になったかも、伸び悩みかもってネガティブになっちゃう。
そこからが踏ん張りどころ。
誰にでも踏ん張りどころがあって、先に来るか後に来るかの違いだと思う。
悩んで工夫して、乗り越えていく力は誰にでもあるはずだし、だからこその達成感に繋がると思う。
かくいうわたしもコンプレックスの塊だし、何度もバレエ向いてないよねとは思うけど、生徒たちが乗り越えられるようにお手伝い出来ることがあるはずと信じていろいろ研究したり相談しながらレッスンしてる。
生徒がいてくれるからバレエを続けて行ける。
そんな続けかたもありかなと。
だから一緒に乗り越えて行けたらなとここんとこずっと思ってます。
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