去る12月13日、八尾のプリズムホールにて第一回原田高博バレエシアター主催の椿姫に出演してきました。
椿姫は全3幕で構成されていて、1幕3幕は娼婦の役で、2幕は村娘の役でした。
1幕2幕でパートナーだったのは、青木崇君。なかなかご一緒できない方なので
とっても嬉しかったです。
ただ、リハーサルがハードで、彼が来てくれている時に何度か体調を崩し、申し訳ないことを
してしまいました
これが2幕の出演者です
2幕は男女共にハードな振付で、特に男性陣は関西きっての
精鋭ぞろい!!一緒に踊っててももっと見ときたいなあって言うくらい
すごいメンバーが揃いました
んでもってついでに3幕の衣装で撮ってもらいました
舞台袖はとっちらかってますね 笑
平日にも関わらず、沢山の方にお越しいただき、温かい拍手をいただきました。
椿姫は大人でなければ出来ない作品で、しかも男性の出演人数もたくさんなので、
なかなか実現出来ない作品の一つだと思います。
原田先生を慕って男女問わず沢山のダンサーがお祝いに駆けつけてくれたからこそ
出来た作品ではないでしょうか。
そして、いろんなハプニングや苦労があっても、お客様に喜んでもらいたいという
舞台人魂が今回の椿姫を支えてくれてるなあと、同じ出演者として感じました。
そしてそして!みんなで打ち上げ!!
先生!おめでとうございます
私もほっとしたのか、体調もようやく戻り始め、今日はゆっくり寝坊
あとは23日の友人の舞台に出演して、終了です。
さあ、そのあとはバレエスタジオのクリスマス会です
みんなの出し物がどんなものか今からすごーく楽しみです
ちょっと今回は真面目な話を。
先日の発表会で生徒たちはとっても大活躍してくれました。
いきいきと、それこそ発表会のテーマである、表現する喜びをお客様に伝える!
それが良くできていたと思います。
さて、その生徒たちはほとんどが週1回のレッスンで発表会に臨みました。
もちろん合同練習などイレギュラーはあれど、基本は週一回です。
そんな中、発表会のために週2回に変えた生徒がいました。それも2ヶ月だけ。
その最初の二週間でその生徒の身体が変わり、意識が変わり、表情が変わりました。
子供の可能性と、秘められた力、伸びシロの大きさに教えているこちらが
驚かされました。
先日、とある書道家が師匠に言われた言葉に『質より量』という言葉があったそうです。
え、逆じゃないの?と思われますが、自分もレッスンをしていて強く感じることは、
量が質を作るということ。
成長するにつれて、感受性や情緒が増し、表現したいものが出てきたときに
それを可能にしてくれるのは量に裏づけされた質だということ。
そして、指導者は質に繋がる量を伝えなくてはならないと思います。
ただ、今はたくさん出来なくても10代と20代と30代と表現できることは違うから、
ゆっくりでも長く続けて、バレエを楽しんで欲しい、これがやっぱり一番!!
何かを表現する喜びを、お客さんに喜んでもらえる幸せを是非
いっぱいいっぱい感じて欲しいと思います。