我が家は浄土宗。

これが仏壇前に供える三セット。
こちら餓鬼さん用のお供え。

と唱えます。
『のーまく さらばー たたぎゃたー ばろーきてい おん さんばら さんばら うん』
これを変食陀羅尼 と申します。
お釈迦様当時の言葉をそのまま申したもので、
“どうぞお口に合うように、お気に召すようにお召し上がりください”
という思いを込めてお唱えするのであります。
だそうです。
それに加え今年は父の初盆ということもあり、例年の御膳+1。

これが仏壇前に供える三セット。

こちら餓鬼さん用のお供え。
食べて貰いやすいように廊下に置いてます。
まず近くの辻までご先祖様をお迎えに行きます。家から持ってきた線香にそこで火をつけ、煙に乗って家にご帰宅。
その後住職のお盆用のお参りが済んだら落ち着き素麺をお供えします。
夕方どさくさ餅を供えて、夕食は煮炊き物を中心とした御膳を供えて今日はおしまい。
で、このお供えに
マキに含ませたお水をかけながら

マキに含ませたお水をかけながら

と唱えます。
この言葉、冗談か何かの略語か聞きかじりのメモかと思っていましたが
ダメもとでまたしてもググってみました。
以下引用
『のーまく さらばー たたぎゃたー ばろーきてい おん さんばら さんばら うん』
これを
お釈迦様当時の言葉をそのまま申したもので、
“どうぞお口に合うように、お気に召すようにお召し上がりください”
という思いを込めてお唱えするのであります。
だそうです。
今まで『おんさんぱらー』って適当に唱えてた言葉が実はこんなに心のこもった言葉だとは思ってもみなかったので、めっちゃ感動です。
ご先祖様は今日からの一泊二日、明日の父の初盆を終えたら一緒にまたあの世へお帰りです。
因みにうちんちのお寺さん曰く、元々はお盆にご先祖様が帰ってくるという考え方は浄土宗には無いそうですが、まぁ、これはこれでご先祖様を思い出すいい機会ですもんね

おかげで今年はご先祖様と一緒に過ごす時間が長いお盆になりました
