指導方針

私事ながら、今日は私の誕生日。


大事な日なので大事なことを書こうと思います。



バレエを習いたいとお問い合わせくださる方は様々で、4歳に満たないお子様から、お孫さんがいる方まで千差万別、十人十色。


経験者でもやはりスタジオを移るというのは勇気が要りますよね。


教え方が違ったり、メソッドが違ったり。言回しが違うだけでも捉え方が変わりますからね。


さて、私がいつも指導する上で心掛けていることは、生徒の身体になって考えてアドバイスするということ。

何の苦労もなく努力が真っ直ぐに積み重なる人は極稀にいますが、私自身がそうではなくコンプレックスだらけだったということもあって、うまく行かないのは当たり前だと考えています。

ただ、誰でも好きなことは何度も何度も繰り返し練習する気になるし、ちょっとした失敗くらい平気になりますよね。


なので私は、生徒さんが綺麗になるために、また、自分が納得出来るように、どこをどう使えば良いのかを伝えていきたいと思っています。


大切なことは自分で発見する。その手掛かり、ヒントを伝えるのが、私の仕事だと思っています。


人によって気づくまでの時間はそれぞれですが、元々バレエは表現するものですから、手っ取り早く形だけ上手くなってもしょうがない。


自分が人生経験を重ねていくなかで蓄えた感情、感性、センス、自分らしさ、形にならない何かを形にするからバレエなのだと思います。


自分の良いところと悪いところ、得意なことと苦手なこと。
何故だか出来ないということを、こういう理由で出来ないのだと、原因を解明することで、苦手意識もなくなります。

本当の意味で自分を好きになる、自分を知ることができてこそ伝えたいことを表現出来るのでは無いでしょうか。


私はバレエを通してその事を伝えたいのです。


なのでどうか気長にバレエとお付きあいしていただけたらと思います。

一度はブログに書きたいなーと思っていたことなので、あまりまとまってないかもしれませんが書けて良かったです(*^_^*)