孤独死について思う

　たまにではあるが、孤独死について夫婦で話す。
　私は、妻に「あなたに看取られて死ぬので、安心している」というと、妻は「まあ、私の方が後から死ぬのでそうやね」でたいがい話が終わる。

　では妻はどうなるかはあえて話さない。それはあと20～30年後だから、今話しても仕方がないことだからだ。しかし不安はある。
　義母は、私の家で看取ることができた。私の母は、病院で亡くなった。急変だったと聞いている。入院中だったので結果的に孤独死は防げた。

　だが、運が悪ければ、孤独死をして、誰も気づかずに死後4～5日はほったらかしにされていたかもしれない。

　機会があれば、私たちの今後を子供たちと話をしたいと思う。