先週末、ひょんなご縁からお知り合いになったベンチプレスの世界チャンピオンのジムに家族で遊びに行ってきました。
「ベンチプレス」という言葉は知っていても、ベンチプレスが独立した競技で世界大会まであるって、一般の方でご存知の方は少ないのではないでしょうか?
そして、その世界チャンピオンが、日本の、しかも大阪にいるってことも・・・。
チャンピオンは75kg以下級で281kgという大記録を持つ世界大会5連覇中の日本が世界に誇るベンチプレッシャーであり、K’S GYMの若きオーナーでもあります。
知り合ったきっかけは、旦那が遊んでいたインターネットの通信ゲーム。
ネット上では世界チャンピオンも会社の社長もぷー太郎も、全く自分とは縁のなかった人とも上下関係なしで自由に知り合うきっかけのひとつになるんだということを実体験しました。
チャンピオンのジムについて、まず最初に目に付く貼り紙が笑える。
「強者募集」って、普通「会員募集」じゃないのか?
しかもオーナーに勝ったら入会金と三ヵ月分の会費無料って、オーナー世界チャンピオンやん!と、そんな突っ込みいれながらジムにお邪魔してきました。
ここは、オーナー然り、世界大会で使われるのと同じベンチ台まである、ベンチプレスに特化した、かなりマニアックなジムです。
「ベンチプレスは体の大きさは関係ないよ。」
というチャンピオンは、171cmの74kg。一見小柄に見えるけど、ベンチシャツに短パン姿になるとやっぱりすごい!
横からみるとぺらぺらの旦那のうっすい体に見慣れているせいか、世界レベルの筋肉を目の当たりにして軽いカルチャーショックを受けました。
ほんまもんか?この体はと、自分の目を疑いそうになってしまった。
思いっきりまじまじ見てしまってすんません。変な意味はなく、本当に珍しかったのです。
ちなみにベンチシャツとは、ベンチプレスをするときに大胸筋の保護を目的に着用するもので、特殊な加工が施されていて、腕の動きが限定されます。
このシャツを着てジム内をウロウロされているのを見ると、筋肉ロボットがカクカク動いているようで滑稽でした。
ベンチプレスを初めて見たのは、去年の11月19日、阪南大学で行われたジャパンオープンベンチプレス大会。
感想を一言でいうと、「あっさりしている」
持ち上げるまで多少の間はあるものの、あげるのも一瞬で、審判も一瞬。
三人の審判のうち二人が白旗だと合格。基準は私にはわからないけど、単にあげるだけでなく、美しくあげなくちゃだめなんだって。
それでも、その一瞬のあいだは、見ているほうも息がとまる、すごい集中力と「気」が伝わってきて、想像以上に興奮します。
ベンチプレスは息の長いスポーツで、60歳以上でも現役でプレスをあげているおじいちゃん、おばあちゃんもいる。
「あと20年は世界チャンピオンの座を譲る気はない」とさらりと言ってしまうチャンピオン。
くーっ!かっこいい
ここでちょっとこゆるり豆知識
ベンチプレスは、パワーリフティングの中の一種目でもあるんだけど、とっても人気があって、ベンチプレスだけの競技としても独立しているんだって。
人気の理由はやっぱり、上半身の見栄を良くする効果があるということでしょうか?
ウエイトリフティングと混同されがちだけど、パワーリフティングとは、スクワット、ベンチプレス、デッドリフトの3種目の最大挙上重量の統計を競うスポーツです。
その中でもベンチプレスの競技のみやる者のことを、ベンチプレッサーといいます。
ここ、K’S GYMのオーナーもまさにベンチプレッサー。
「他はしないんですか?」の質問に、きっぱり「ベンチが好きだから!」
分かりやすい。
野球でホームランを打ちたいからとウエイトトレーニングを始めたのがきっかけだという。
野球でもドラフトに指名されるほどの実力の持ち主がベンチ一本に絞り込む。
これが世界を征する所以だろうか?
アミノ酸がんがん飲みながら250kgのベンチプレスを上げる練習風景は吸い込まれそうなほどの迫力。
大会などで多く見かける防護のための太いベルトはあまり使わないそうだけど、手首のサポーターは毎回念入りに巻きなおしていました。
ジムには中学生の男の子や、お勤め帰りの会社員の方や、華奢でかわいい女の子までいました。
みなさんもくもくと独自のトレーニングをこなしながら、他の人の練習の補助にもまわったり・・・。
個人種目だけど、お互いの補助になりあうことで強い信頼関係が生まれるんじゃないかなと、ジム内のチームワークというか、円満な雰囲気から、そんなことを思いました。
オーナーはじめ、ジムの皆さん礼儀正しくて、明るくさわやか。
「気はやさしくて力持ち」強者ぞろいのK’S GYM。
世界の筋肉とベンチプレスに興味のある方はぜひ!
http://www.geocities.jp/higaoh/ksgym_index.htm
追伸
20kgの息子を片腕に乗せてしまう会員のお兄さん
少々体当たりで突撃してもびくともしないひとたちばかりで
息子は体いっぱい使って遊んでもらいとっても楽しかったようです。
また遊びに寄らせてくださいね。
ありがとうございました!
「ベンチプレス」という言葉は知っていても、ベンチプレスが独立した競技で世界大会まであるって、一般の方でご存知の方は少ないのではないでしょうか?
そして、その世界チャンピオンが、日本の、しかも大阪にいるってことも・・・。
チャンピオンは75kg以下級で281kgという大記録を持つ世界大会5連覇中の日本が世界に誇るベンチプレッシャーであり、K’S GYMの若きオーナーでもあります。
知り合ったきっかけは、旦那が遊んでいたインターネットの通信ゲーム。
ネット上では世界チャンピオンも会社の社長もぷー太郎も、全く自分とは縁のなかった人とも上下関係なしで自由に知り合うきっかけのひとつになるんだということを実体験しました。
チャンピオンのジムについて、まず最初に目に付く貼り紙が笑える。
「強者募集」って、普通「会員募集」じゃないのか?
しかもオーナーに勝ったら入会金と三ヵ月分の会費無料って、オーナー世界チャンピオンやん!と、そんな突っ込みいれながらジムにお邪魔してきました。
ここは、オーナー然り、世界大会で使われるのと同じベンチ台まである、ベンチプレスに特化した、かなりマニアックなジムです。
「ベンチプレスは体の大きさは関係ないよ。」
というチャンピオンは、171cmの74kg。一見小柄に見えるけど、ベンチシャツに短パン姿になるとやっぱりすごい!
横からみるとぺらぺらの旦那のうっすい体に見慣れているせいか、世界レベルの筋肉を目の当たりにして軽いカルチャーショックを受けました。
ほんまもんか?この体はと、自分の目を疑いそうになってしまった。
思いっきりまじまじ見てしまってすんません。変な意味はなく、本当に珍しかったのです。
ちなみにベンチシャツとは、ベンチプレスをするときに大胸筋の保護を目的に着用するもので、特殊な加工が施されていて、腕の動きが限定されます。
このシャツを着てジム内をウロウロされているのを見ると、筋肉ロボットがカクカク動いているようで滑稽でした。
ベンチプレスを初めて見たのは、去年の11月19日、阪南大学で行われたジャパンオープンベンチプレス大会。
感想を一言でいうと、「あっさりしている」
持ち上げるまで多少の間はあるものの、あげるのも一瞬で、審判も一瞬。
三人の審判のうち二人が白旗だと合格。基準は私にはわからないけど、単にあげるだけでなく、美しくあげなくちゃだめなんだって。
それでも、その一瞬のあいだは、見ているほうも息がとまる、すごい集中力と「気」が伝わってきて、想像以上に興奮します。
ベンチプレスは息の長いスポーツで、60歳以上でも現役でプレスをあげているおじいちゃん、おばあちゃんもいる。
「あと20年は世界チャンピオンの座を譲る気はない」とさらりと言ってしまうチャンピオン。
くーっ!かっこいい
ここでちょっとこゆるり豆知識
ベンチプレスは、パワーリフティングの中の一種目でもあるんだけど、とっても人気があって、ベンチプレスだけの競技としても独立しているんだって。
人気の理由はやっぱり、上半身の見栄を良くする効果があるということでしょうか?
ウエイトリフティングと混同されがちだけど、パワーリフティングとは、スクワット、ベンチプレス、デッドリフトの3種目の最大挙上重量の統計を競うスポーツです。
その中でもベンチプレスの競技のみやる者のことを、ベンチプレッサーといいます。
ここ、K’S GYMのオーナーもまさにベンチプレッサー。
「他はしないんですか?」の質問に、きっぱり「ベンチが好きだから!」
分かりやすい。
野球でホームランを打ちたいからとウエイトトレーニングを始めたのがきっかけだという。
野球でもドラフトに指名されるほどの実力の持ち主がベンチ一本に絞り込む。
これが世界を征する所以だろうか?
アミノ酸がんがん飲みながら250kgのベンチプレスを上げる練習風景は吸い込まれそうなほどの迫力。
大会などで多く見かける防護のための太いベルトはあまり使わないそうだけど、手首のサポーターは毎回念入りに巻きなおしていました。
ジムには中学生の男の子や、お勤め帰りの会社員の方や、華奢でかわいい女の子までいました。
みなさんもくもくと独自のトレーニングをこなしながら、他の人の練習の補助にもまわったり・・・。
個人種目だけど、お互いの補助になりあうことで強い信頼関係が生まれるんじゃないかなと、ジム内のチームワークというか、円満な雰囲気から、そんなことを思いました。
オーナーはじめ、ジムの皆さん礼儀正しくて、明るくさわやか。
「気はやさしくて力持ち」強者ぞろいのK’S GYM。
世界の筋肉とベンチプレスに興味のある方はぜひ!
http://www.geocities.jp/higaoh/ksgym_index.htm
追伸
20kgの息子を片腕に乗せてしまう会員のお兄さん
少々体当たりで突撃してもびくともしないひとたちばかりで
息子は体いっぱい使って遊んでもらいとっても楽しかったようです。
また遊びに寄らせてくださいね。
ありがとうございました!
それによくこんなに詳しく調べてくれましたね。
ほんとすごいです!!
感謝です。ぺこり。
腰痛がなおったら私もベンチプレスチャレンジしようかな
よけい悪くなったりして・・・(^ー^)