台風26号の影響による土砂崩れで、伊豆大島では大変な犠牲者が出ています。
改めて自然の恐ろしさを感じます。
今年は何度も日本を通過し、気圧の変化がとても激しくなっています。
最近、頭が痛い、めまい、倦怠感などの不定愁訴を訴えられて来院される患者さん
が増えました。こういった気圧や気温の変動が自律神経のバランスに影響して
様々な症状が出る場合があります。
もちろん、痛みを訴えておられる人はなおさら痛みが強くなります。
免疫力が低下すると、帯状疱疹や顔面神経麻痺など思いもよらない病気を引き起こす
きっかけになります。
要はできるだけ外気の変化をまともに受けないことです。自分でできること（食生活、
睡眠、運動、規則正しい生活、ストレスをため込まない等々・・・）
当たり前のことをコツコツとやっていくことが健康につながっていきます。それでも
体調に不安があるときは鍼灸治療をお勧めします。
しっかり気をつけて、治療にあたっていきたいと思います。
今年の夏はとにかく暑いです！あと、2ヶ月近くもこのような状態が
続くかと思うとゾッとします。
ニュースは連日熱中症について報道。病院に搬送された人は一万人以上。
記録的な猛暑と言われた一昨年より多いそうです。
この時期、熱中症にはならなくとも体調不良を訴える患者さんが多くなります。
食欲不振、体重減少、倦怠感といった夏バテの症状などです。
これらの症状は多くの場合、自律神経が関係しています。
この時期、冷房は欠かせませんが、涼しい部屋と暑い部屋の出入りが多い
と温度変化に対応できなくなり、血圧の変動やめまいが起きてきます。
また、冷房の部屋に長く居ると手足の冷えや腰や膝の痛みが増すといった
症状が出てきます。
これらの症状が出ないようにするためには、冷房の温度は高めに設定し、
1日に1度は外に出て歩くことを心がけて、汗をかくことです。
散歩は朝や夕方などの涼しい時に行うのがよいでしょう。
鍼治療は自律神経のバランスを整えます。夏バテ防止のお手伝いが
できる治療法であると思いますので、ぜひご活用下さい。
新年あけましておめでとうございます。
七草粥も食べ終え、正月気分も抜けつつあるこの頃です。
2013年も皆様の健康をサポートするため、治療に励んでいきたいと
思います。これからも『こざくら鍼灸治療院』を何卒よろしく
お願い申し上げます。
さて、皆様はどんなお正月を過ごされたでしょうか。
飲んで、食べて、寝てという幸せな日々を過ごした人も多かった
ことでしょう。
どうしてもこの時期は食べ過ぎがちになってしまいますよね。
食べた分体を動かせば問題ないのですが、なかなかそうはいきません。
正月太りを気にされる方も多いと思います。
昨日のラジオで聞いたことですが、冬は気温が低いため、体を
温めようとして代謝が上がるそうです。
何となく体の代謝は夏の方が上がりやすいような感じを受けますが、
実は逆なんですね。
という事はダイエットに関しては、夏より冬の方が効果的。寒さで
体を動かすのが億劫になりがちですが、気合をいれて掃除、家事、運動
に取り組めば、正月太りもすぐに解消するでしょう。
健康の基本は適度な運動を積極的に行うこと。寒い今年の冬に負けない
ようにしたいものです。
天気が良かったので、梅林寺まで行ってみました。
気温も平年並みで風も穏やか。いつもは40分程ですが、
今日は1時間位歩きました。
途中、歩道に積もったけやきの葉に足を滑らせ、危うく
転倒しそうになりました。
落葉した葉は転倒の原因にもなりかねません。
この時期の散歩は気持ちの良いものですが、転倒にはご注意を！
銀杏の木も色づき始め、もうすぐ黄葉が楽しめそうです。
長い歴史を感じる門です。
本格的な紅葉には時間がかかります。
寝る前や明け方はめっきり冷え込んできました。温度変化で
一番注意することは風邪。次に多いのが痛みの悪化です。
腰や膝、首や肩の痛みが増したり、以前に悪かった部位がまた再発
ということにもなりかねません。
ある程度良くなっていたのに、最近徐々に痛みや重だるさといった症状
が出てきた時には冷えが原因と考えられます。
そして、痛みをそのまま放置しておくと、めまい・ふらつき、耳鳴り
といった自律神経症状が出てくる場合もあります。
温度変化や台風の影響で気圧が急激に変化すると体温調節が間に合わず、
これを司る自律神経のバランスを崩して様々な症状が出てくるのです。
このような症状は血液検査やレントゲン、MRIなどで異常がなく、
西洋医学的な治療で上手くいかないときもあります。
そんな時には自律神経のバランスを整える鍼灸治療を受けることも
ひとつの治療法です。
血行を促しますので、冷え性の改善にも役立ちます。
