老師よ、いよいよ参議院選挙ですね。老師は今度の選挙は何が一番の争点とお考えですか、消費税のこととか公務員のこととかいろいろありますが」
「ふむ、そうじゃのう、やはり、選挙法の改正であろうなー。」
「は!?・・・・。老師よ、それは、、、、どうもよくわかりませんが、テレビでも新聞でも、各政党もそれについてはふれておりませんが」
「それは、日本が偽物の民主主義を実践しておるからじゃよ。では聞くが、なぜ、消費税のことが問題になるのじゃな?」
「それは、当り前のようにおもいますが。国民にとって増税になるし、消費が減って景気が悪くなるかもしれません。貧乏な人にはさらに生活が苦しくなる」
「それは貧乏を作りだしておる社会の仕組みが原因でしかない。生活が苦しくなっていかんと君はなぜ考えるのだな」
「えー、とその人間は生活して生きる権利がありますです。それに、格差が大きくなって」
「格差が大きくなってなぜいかんのじゃ」
「それをほっておくと、つまり、あの極端な話、無差別殺人の温床を作るように思います。同じ人間なのに、自分はあまりにみじめな生活をしている。そんな感情が極端なあのような犯罪を生むと思います」
「なかなか、考えておるようだが、ではなぜ同じ人間なのに差別や格差があることに人は怒りを覚えるのだろう?」
「それは、学校で人は本来平等だとおしえられていて、それに憲法にもそう書かれています。あれは法的な扱いを平等にするということでしょうが」
「法的にも平等が実現しておらんのだからして、人が平等だと思うのは間違った考えだといえるのではないかな?」
「老師のお言葉とも思えませんが、人が平等であることは間違った考えなのですか」
「そうではない。憲法に法の下における平等が規定されておるが、それが法的に実現されておらん状態が、ずーと少なくとも30年以上明らかに続いておればそうなるであろう。憲法に規定されていても、法律がそれを保証していない逆に、不平等を規定しておる。それが最たるものが選挙法じゃ。参議院の選挙区の議員定数の是正は一向にすすんでおらん。30年以上前の最高裁判決が参院議員定数の6対一の格差を認めておるが、最近でも5対1ぐらいである。これを放置して、改革だ、格差是正だと言っても、それは弱い立場の人間をより弱い立場にすることを肯定していることになる。マスメデイアもこの問題を取り上げることはほとんどなくなって居る。選挙のたびにこの格差に対する選挙無効裁判が発生するのも当たり前のことなのだが、これもマスメデイアもどういうわけかほとんど取り上げぬ。かれらも支配階級と同心を持ち始めておるのじゃろう。まー、したがってまともに日本を良くしようとするならまずは民主主義の基本である、法の下における平等を実現することじゃな。そんな難しいことではない。欧米諸国は18世紀のイギリスの腐敗選挙区の改革からとうにこと問題について、大体か帰結を見ておる。人口比に応じた議員数、当り前ではないか。これをほっておいて、なんで庶民の生活が守られるものか、喝!!」
「はあー。どうも話が飛びすぎて凡人にはついていけないのですが」
「まーそれだけ、日本国民が洗脳されておるということだな。日本は法的には平等であると思いこまされておる。よく見れば、いたるところに不平等な制度は存在しておる。それは是正されない。なぜなら、自由と民主主義は我々日本人がこの国で、積極的に作っておらんからだ。これから作っていくのが選挙でもあるから、今度の選挙でも当然、争点になってしかるべきであろう。」
「ふむ、そうじゃのう、やはり、選挙法の改正であろうなー。」
「は!?・・・・。老師よ、それは、、、、どうもよくわかりませんが、テレビでも新聞でも、各政党もそれについてはふれておりませんが」
「それは、日本が偽物の民主主義を実践しておるからじゃよ。では聞くが、なぜ、消費税のことが問題になるのじゃな?」
「それは、当り前のようにおもいますが。国民にとって増税になるし、消費が減って景気が悪くなるかもしれません。貧乏な人にはさらに生活が苦しくなる」
「それは貧乏を作りだしておる社会の仕組みが原因でしかない。生活が苦しくなっていかんと君はなぜ考えるのだな」
「えー、とその人間は生活して生きる権利がありますです。それに、格差が大きくなって」
「格差が大きくなってなぜいかんのじゃ」
「それをほっておくと、つまり、あの極端な話、無差別殺人の温床を作るように思います。同じ人間なのに、自分はあまりにみじめな生活をしている。そんな感情が極端なあのような犯罪を生むと思います」
「なかなか、考えておるようだが、ではなぜ同じ人間なのに差別や格差があることに人は怒りを覚えるのだろう?」
「それは、学校で人は本来平等だとおしえられていて、それに憲法にもそう書かれています。あれは法的な扱いを平等にするということでしょうが」
「法的にも平等が実現しておらんのだからして、人が平等だと思うのは間違った考えだといえるのではないかな?」
「老師のお言葉とも思えませんが、人が平等であることは間違った考えなのですか」
「そうではない。憲法に法の下における平等が規定されておるが、それが法的に実現されておらん状態が、ずーと少なくとも30年以上明らかに続いておればそうなるであろう。憲法に規定されていても、法律がそれを保証していない逆に、不平等を規定しておる。それが最たるものが選挙法じゃ。参議院の選挙区の議員定数の是正は一向にすすんでおらん。30年以上前の最高裁判決が参院議員定数の6対一の格差を認めておるが、最近でも5対1ぐらいである。これを放置して、改革だ、格差是正だと言っても、それは弱い立場の人間をより弱い立場にすることを肯定していることになる。マスメデイアもこの問題を取り上げることはほとんどなくなって居る。選挙のたびにこの格差に対する選挙無効裁判が発生するのも当たり前のことなのだが、これもマスメデイアもどういうわけかほとんど取り上げぬ。かれらも支配階級と同心を持ち始めておるのじゃろう。まー、したがってまともに日本を良くしようとするならまずは民主主義の基本である、法の下における平等を実現することじゃな。そんな難しいことではない。欧米諸国は18世紀のイギリスの腐敗選挙区の改革からとうにこと問題について、大体か帰結を見ておる。人口比に応じた議員数、当り前ではないか。これをほっておいて、なんで庶民の生活が守られるものか、喝!!」
「はあー。どうも話が飛びすぎて凡人にはついていけないのですが」
「まーそれだけ、日本国民が洗脳されておるということだな。日本は法的には平等であると思いこまされておる。よく見れば、いたるところに不平等な制度は存在しておる。それは是正されない。なぜなら、自由と民主主義は我々日本人がこの国で、積極的に作っておらんからだ。これから作っていくのが選挙でもあるから、今度の選挙でも当然、争点になってしかるべきであろう。」