先週は富山への道すがら松本、大町、白馬を訪れました。天候もよく、アルプスの山々を眺めながらの旅となりました。
まずは、中央高速道、駒ヶ岳サービスエリアから、南アルプスを代表して仙丈ケ岳。
駒ヶ岳SAからの南アルプス・仙丈ケ岳
白根三山、塩見岳がこの南に連なります。
中央アルプスは走行中に少しずつ見えます。駒ヶ岳SAからは仙涯嶺と南駒ヶ岳の一部が。
中央アルプス・仙涯嶺(左)と南駒ヶ岳の一部
諏訪湖北岸の山々を車中から眺め、長野自動車道のトンネルを抜けて塩尻を過ぎると北アルプスの峰々の連なりが見えてきます(動画)。
松本ICで高速道を降り、松本城へ。白銀のアルプスを背景にした城の姿を見るのは初めてです。
松本城と、左から常念岳、横通岳、東天井岳と続く北アルプス
松本城の天守閣は、子供たちが小さいころに家族で来て以来なので、20数年ぶり。前に来た時の記憶は全くありません。オリジナルの天守閣が残っているのは全国でも12、国宝は松本城、姫路城など4ヶ所と聞いて、意外に少ないことに驚きました。
この城は5層6階で、最上階には犬山城などのような外部の回廊がありません。窓から外を眺めるのですが、ここで「槍ヶ岳の穂先が見える」と掲示してあるのを見つけました。双眼鏡で探し、ズームアップしたのが下の写真です。
松本城最上階からの常念岳と円内は槍ヶ岳頂上付近の拡大
常念岳から蝶ヶ岳に続く尾根の最低鞍部からちょうど穂先だけがのぞいているのです。
雲がかからず、空気の澄んだ最良のタイミングに出会うことができ、幸運でした。
天守閣を出ると、前の芝生をツグミが一羽走っていました。その様子がおかしかったのでビデオに撮りました。アルプス、松本城の眺望とともにYouTubeでご覧ください。
この後、大町の山岳博物館を訪ねました。燕岳から餓鬼岳、爺ヶ岳、鹿島槍と続く景色に期待したのですが、午後遅く、雲が出てきて、いま一つでした。
大町の山岳博物館から爺ヶ岳
この日は白馬に泊まり、翌朝富山へ向かいました。
翌日朝のホテル駐車場(白馬村にて)
ご覧のとおり、夜中に雪が降り、朝起きると私たちの車もすっかり雪をかぶっていました。