1月27日、快晴の新穂高を訪れました。新穂高ロープウェイは何度か利用していますが、真冬、こんなに天気の良い日は初めてです。下部のゴンドラは45人乗り。中間駅のしらかば平まで4分の乗車。
しらかば平からの錫杖岳と笠ヶ岳
標高1308mのしらかば平は一面の雪に埋もれ、真っ青な空を背景に笠ヶ岳がくっきりと浮かびます。錫杖岳の姿もここからは立派です。ここで2階建て、120人乗りのゴンドラに乗り換え、西穂高口山頂駅に向かいます。
ゴンドラから見る笠ヶ岳
ゴンドラ後ろの窓いっぱいに笠ヶ岳と西俣の谷が広がります。左手には白い大喰岳の奥に槍ヶ岳が姿を見せます。槍の頭は雪が飛ばされ、黒い岩肌を見せています。
槍ヶ岳と大喰岳、中岳 右端が南岳
やがて笠ヶ岳に続く山並みの左手彼方に白山が姿を見せます。ゴンドラは7分で標高2156mの西穂高口駅に到着。
白山遠望 右手前は大木場の辻
駅の屋上が展望台になっていて、ゴンドラが着くたびに人々が湧きだしてきます。ここからは何と言っても西穂高岳の姿が立派です。
西穂高岳と千石園地
その手前、駅舎を出たところには、千石園地が広がります。積雪は 2m と書かれていましたが、遊歩道は除雪されています。
双六岳(中央やや左と樅沢岳(その右)
槍ヶ岳と笠ヶ岳の間には、西鎌尾根から双六岳方面にかけての稜線が見えます。
焼岳
南に見える焼岳は、ときおり白い噴煙を噴き上げています。乗鞍岳は焼岳の右後ろにわずかにその一部をのぞかせています。
西穂高山荘
千石園地の向こうには西穂高山荘と丸山が意外に近く見えます。この日の温度は-10 度ということでしたが、風もなく、日差しが暖かくてとてもそんな気温とは思えない陽気でした。
千石園地の遊歩道
駅舎から出て千石園地を30分ほど散策しました。シラビソの木が雪をつけて、中には樹氷に半分なりかかったものも見られました。
西穂高岳方面
もう少しで樹氷になりそう
散策を終えて午後2時過ぎ、ロープウェーで山麓駅と戻りました。ロープウェーと展望台からの風景を動画に撮り、YouTubeに投稿しました。
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