25日の朝、富山駅発 5:38 の列車に乗り、高岡で乗り換えて氷見に向かいました。6:27氷見着。2駅手前の雨晴駅に向かって海岸を歩くことにしました。
雲が多い朝でしたが東の空は雲が切れていて、茜色の空に毛勝三山、剣岳、立山、薬師岳と続くアルプスの山なみが海の彼方に黒々と浮かんでいます。
氷見海岸 日の出前のアルプス 中央付近に剣岳と立山
剣岳と立山付近をズームアップしてみました。午後にならないと雪山の白い姿は見えませんが、海面から立ち昇る霧が薬師岳の姿を薄く覆い、見ごたえのあるシルエットです。
剣岳-立山方面のズームアップ
手前の浜辺にはダイサギらしき鳥が佇んでいます。砂に足を取られながら波打ち際を雨晴海岸に向かいました。
やがて立山と薬師岳の間、ザラ峠のあたりから陽が昇ります。ザラ峠は佐々成政が冬季アルプス越えをしたときに通ったところと伝えられています。
アルプスから昇る太陽
氷見駅から雨晴海岸まではおよそ6km。日のあたる海岸を歩いていくと、チドリの群が波打ち際を走る姿が目に入りました。
浜辺を走るチドリの群
ズームアップしてみると、コチドリに似た大きさですが、この季節にはいないはずです。チドリの種のどれかであるとは思うのですが、はっきりとは確認でいていません。
チドリ ハクセキレイ
セキレイが1羽やってきて、こちらは尾羽を上下させながら歩いています。他に歩く人影もなく、風も穏やかで、波の音だけが響いています。
日の出と、渚を走るチドリの姿を動画にし、YouTubeに投稿しました。
雨晴駅
雨晴駅には8時過ぎに到着。このころには眩しい太陽のためにアルプスの姿を見ることはできなくなっていました。8:29発の列車で9時過ぎには富山駅着。この日の仕事に向かいました。