医療って何だろう……?と考えるようになったのはここ数年のことだ。
亡くなった母が具合が悪いと言うと薬が様々増えていく。それで調子が改善するかと言えばそうとも言えなかった。
ものすごい量の薬を飲んでいて私は驚いてしまった。
そんなことからずっと私自身疑問に思っていたこともある。
ここには5人の現役医師のインタビューが載っている。結局,ほとんどの場合「具合が悪い」と言うとそれに対処する薬が増える……といったように上に私が記した通りになる。その薬によって具合が悪くなること可能性を考えない,そして気づかない医師と患者。
対処するには薬……という考え方は改めた方がいいのかもしれない。我々自身も。ここには様々なヒントが書かれていると感じた。他にできることややるべきことはないのかを私達も考えていかなければいけないのかもしれない。
そんなことを思った。