前回投稿した本と同じ著者によるもの。
こちらの方が先に出ていたのだと後から知る。前投稿と同じ所もあるけれど,我々自身,時間が速く過ぎる感覚と遅く過ぎる感覚の違いなどについて書かれていた。やはり集中度が増すと時間が速く過ぎる感覚がある。
この本にもたびたび「フォトン」という言葉が出てくるが,この「フォトン」とは何か。それは「光の素粒子」だという。うぅんなかなかそれだけだと伝わりにくいなと思うのだが,ごくごく小さな目に見えない粒と言ったらいいのかもしれない。別の言い方をすれば「オーラ」とも言えるかもしれない。
人はその「フォトン」に左右されるともいう。つまりは空気のようなものなのか。自分が例え,周囲とは異なる「フォトン」を持っていても結局はその周囲の「フォトン」に飲まれてしまうこともあるというようなことが書かれていた。
つまり,自分がプラスのフォトンを持っていても周囲がマイナスのフォトンで包まれていると自ずと……ということになる。なかなか厳しいよなあと思う。そういう場面ってあるよね。
著者は「自分を喜ばせると振動数が上がり,才能が花開く」とも言う。そのためにはまず「自分ほめ」をすることの大切さが書かれていた。その方法として「自分ほめ日記」がいいと。
自分の力を信じる。自分を信じる。やって,できて当たり前……ではなくて,小さなことでもできたこと,やったことをきちんと自身で認めるということ。そうすれば世界が変わってくるのかもしれない。
いくつか例が出ていたが,やはり「意識」は大切なのだなと思った。