1月中旬から、9日間、ラオスへ行ってきました。
もし興味ある方は、しばらくは、旅行の話にお付き合いください。
今回は、1日目、東京~バンコク~チェンライ~チェンコーン~フエサイまでのお話。
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1月14日。東京。
出発当日は、仕事を終えて、自宅で少し休憩。一週間前から準備したバックパックに、最後の荷物を積み込んで、羽田に向いました。
出発は、日付が変わって1月15日午前0時20分。タイ国際航空バンコク行きTG661。
久しぶりの東南アジアで多少不安だった気持ちも、
新たに誕生した国際線ターミナルに到着したとたん、空港独特の雰囲気に、
一気にテンションが上がって、気持ちは、ラオスへ。
空港内の店舗は閉ってしまっているところも多かったですが、
これからホノルルやシンガポール、パリへ向かうフライトが続き、出国エリアも免税店やレストランを中心に賑わっています。
さて、機内ですが、深夜発のフライトということで、機内は、最初からずっとライトが暗め。
頼めば出してもらえるのでしょうが、アルコールのサービスもなく、おにぎりやパンの夜食のサービスがありました。
バンコクまでは、約7時間。少しでも寝ておこうと、うとうとしながらも、隣の乗客に遠慮して、もじもじ。
でも、ギャレーから、パンの香りがするじゃないですか~。
バンコク到着前1時間ちょっと前から、朝食のサービス。おいしいクロワッサンを頂けました。
現地時間午前5時20分バンコク到着。タイに入国して、荷物をピック。ここで100ドルをバーツに両替して、出発ロビーへ。
ここまでは順調だったのですが、エアアジア航空のチェックインカウンターは大混雑。
チェックイン締め切り時間も迫ってますが、これでは仕方ありません。
グランドスタッフの持つフリップに自分の搭乗便があったので、すぐに指示を受けて、チェックインを済ませ、搭乗口へ向かいます。
マレーシアをベースに、ローコストキャリアとして、アジアで存在感を示し、羽田就航も果たしたエアアジアですが、
座席は路線によってなのか、指定制になっていて、しかも意外に広く、これなら、満足。
時間帯によってはディスカウントのチケットもあったので、安値なら3000円ちょっとくらいで、
バンコクからチャンライへ行ける計算です。自分は6000円くらいだったでしょうか。
チェンライは、タイ北部の県都。6年前の2005年にも、僕は、この街に行きました。
この時出来なかったのは、タイからミャンマーへ、陸上での国境越え。
国境越えの夢を叶えるために…というか、タイから国際線でラオスへはちょっと高かったのもあって、
今回は陸路でラオスへ向かうため、タイ側の国境越えポイントのチェンコーンへ向かいます。
空港からタクシーでバスターミナルへ。6年前にもやってきた時の雰囲気を徐々に思い出します。
バスターミナルにいた係員に声をかけられ、チェンコーンへ行きたいと言ったら、チェンコーンへは、このバスだと。
外国人の利用が多いから、俺をみて、すぐピンと来たのでしょう。
どうやらチケットはバスの中で買うようです。65バーツだったかな。
出発まで40分ほどあったので、飲み物と食べ物を調達です。
「NISSAN」のロゴが手書き風のローカルバスに揺られて約2時間。
車窓に流れて行く田舎町の風景。
遠くに来たな…という思いが、だんだん満ちて行きます。
チェンコーンへ着くと、あちこちからトゥクトゥクと呼ばれる三輪タクシーのドライバーから声を掛けられますが、
そこは軽く無視して、まずは付近をぐるっと。そして位置関係をガイドブックで確認です。
そしておもむろに歩き出しました。途中食事しながら、歩いて20分ほどの渡し船乗り場へ。
そう、もうここは、タイとラオスの国境を流れるメコン川なのです。
タイもラオスも、飼い犬なのか、野良犬なのか、わかりませんが、町中に、ワンちゃんが沢山いました。
看板を右折すると、坂道の途中にあったパスポートコントロールの事務所は、本当に、田舎の小さな駅の窓口のよう。
ここでちゃんと出国手続きをしないと、いけません。
タイ出国側のパスポートコントロールはこんな感じ。
ちなみに、こちらは、ラオス側から到着した外国人のためのパスポートコントロール。
ボート乗り場へ行くと、係員にちょっとせかされて、チケットを買って、乗船。
せっかくならここでちょっとのんびりしたかったのですが、ここは語学力のなさが、ネックです。
大体2分ぐらいでしょうか。まるで矢切の渡し的な舟で、国境越えです。
ラオス側の岸が近づいてきます。ワクワク。
そして、すぐに、ラオス側の船着き場に到着。ここでも田舎駅のようなパスポートコントロールで、入国をちゃんとしないと、
密入国になってしまいます。さすがにここでは一息。時間にして午後1時半すぎでしょうか。
ここが今日の目的地、フエサイです。
朝から一気に東京からフエサイまでやってきた達成感を、このイミグレーションで一息つきながらようやく味わいました。
一息ついたら、今日の宿探し。その前に、100ドルをラオスキープに両替します。
お目当てのゲストハウスを見つけ、一泊したい旨を伝え、値段がいくらの部屋が空いているのかを交渉するのですが、
ここでも慣れない英語と、何といってもラオスキープの桁の多さ、(100円≠10200キープ)、
そしてタイバーツもドルも使える経済状況に、難儀。
今度、もうちょっとスマートに交渉したかったものです。
ゲストハウスのおばちゃんは「若い日本人は上手に英語を話すわよー」と言っていた気がしますが、
「僕は若くないから…」と勘弁してもらうことにしました。
シャワーを浴びて、ひと眠りしたら、夕方です。
ここでチェックしておきたかったのが、メコン川流域の町を結ぶ、スローボートのチケット売り場。
町から10分ほど歩いたちょっとはずれた場所に、スローボート乗り場があります。
町中のゲストハウスや旅行代理店でも買えますが、値段が高かったり、トゥクトゥク送迎付きだけど、
待たないといけなかったりするので、チケット売り場でルアンプラバンまでのチケットを買って、明日の乗船に備えます。
陽が傾きはじめた頃のメコン川。明日乗る船はどれだろう。
そして夕食。ガイドブックに書いてあった、メコン川岸にあるレストランを目指します。
ラオスと言えば、ビアラーオ。
実はビールってそんなに得意じゃないのですが、ラオスに来たら、ほぼ毎日ビアラーオを飲んで、
夕飯食ってました。
沈む夕日。渡る小舟。
僕が見たかった、その風景。
そんな状況を、この日は、ソフトバンクの海外パケット定額を利用して、iPhoneを接続。ツイッターで、つぶやいていました。
ラオス側ですが、タイの電波を拾ってくれました。
あと一品フライドライスを頼んで、今日は、充分。
ゲストハウスに戻ったら、深夜からの移動で、ぐったり。
薬を飲むのも忘れて、眠りに就いたのでした。
それにしても,東南アジアの田舎の大河は,雰囲気がいいですねえ♪
メコン川ってやはり、ちょっと旅情を誘いますよ。
ベトナムの河口付近もすごく面白かったですしね~
言葉がへたって言うのもあるけど、
キープの値段交渉は大変でしたよー