さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

「はじめてのおつかい in Laosその1 東京-フエサイ一足飛びの巻。」

2011年01月27日 23時23分37秒 | 旅行

1月中旬から、9日間、ラオスへ行ってきました。

もし興味ある方は、しばらくは、旅行の話にお付き合いください。

今回は、1日目、東京~バンコク~チェンライ~チェンコーン~フエサイまでのお話。

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1月14日。東京。

出発当日は、仕事を終えて、自宅で少し休憩。一週間前から準備したバックパックに、最後の荷物を積み込んで、羽田に向いました。

出発は、日付が変わって1月15日午前0時20分。タイ国際航空バンコク行きTG661。

久しぶりの東南アジアで多少不安だった気持ちも、

新たに誕生した国際線ターミナルに到着したとたん、空港独特の雰囲気に、

一気にテンションが上がって、気持ちは、ラオスへ。

空港内の店舗は閉ってしまっているところも多かったですが、

これからホノルルやシンガポール、パリへ向かうフライトが続き、出国エリアも免税店やレストランを中心に賑わっています。

さて、機内ですが、深夜発のフライトということで、機内は、最初からずっとライトが暗め。

頼めば出してもらえるのでしょうが、アルコールのサービスもなく、おにぎりやパンの夜食のサービスがありました。

バンコクまでは、約7時間。少しでも寝ておこうと、うとうとしながらも、隣の乗客に遠慮して、もじもじ。

でも、ギャレーから、パンの香りがするじゃないですか~。

バンコク到着前1時間ちょっと前から、朝食のサービス。おいしいクロワッサンを頂けました。

現地時間午前5時20分バンコク到着。タイに入国して、荷物をピック。ここで100ドルをバーツに両替して、出発ロビーへ。

ここまでは順調だったのですが、エアアジア航空のチェックインカウンターは大混雑。

チェックイン締め切り時間も迫ってますが、これでは仕方ありません。

グランドスタッフの持つフリップに自分の搭乗便があったので、すぐに指示を受けて、チェックインを済ませ、搭乗口へ向かいます。

マレーシアをベースに、ローコストキャリアとして、アジアで存在感を示し、羽田就航も果たしたエアアジアですが、

座席は路線によってなのか、指定制になっていて、しかも意外に広く、これなら、満足。

時間帯によってはディスカウントのチケットもあったので、安値なら3000円ちょっとくらいで、

バンコクからチャンライへ行ける計算です。自分は6000円くらいだったでしょうか。

チェンライは、タイ北部の県都。6年前の2005年にも、僕は、この街に行きました。

この時出来なかったのは、タイからミャンマーへ、陸上での国境越え。

国境越えの夢を叶えるために…というか、タイから国際線でラオスへはちょっと高かったのもあって、

今回は陸路でラオスへ向かうため、タイ側の国境越えポイントのチェンコーンへ向かいます。

空港からタクシーでバスターミナルへ。6年前にもやってきた時の雰囲気を徐々に思い出します。

 

バスターミナルにいた係員に声をかけられ、チェンコーンへ行きたいと言ったら、チェンコーンへは、このバスだと。

外国人の利用が多いから、俺をみて、すぐピンと来たのでしょう。

どうやらチケットはバスの中で買うようです。65バーツだったかな。

出発まで40分ほどあったので、飲み物と食べ物を調達です。

「NISSAN」のロゴが手書き風のローカルバスに揺られて約2時間。

車窓に流れて行く田舎町の風景。

遠くに来たな…という思いが、だんだん満ちて行きます。

チェンコーンへ着くと、あちこちからトゥクトゥクと呼ばれる三輪タクシーのドライバーから声を掛けられますが、

そこは軽く無視して、まずは付近をぐるっと。そして位置関係をガイドブックで確認です。

そしておもむろに歩き出しました。途中食事しながら、歩いて20分ほどの渡し船乗り場へ。

そう、もうここは、タイとラオスの国境を流れるメコン川なのです。

タイもラオスも、飼い犬なのか、野良犬なのか、わかりませんが、町中に、ワンちゃんが沢山いました。

看板を右折すると、坂道の途中にあったパスポートコントロールの事務所は、本当に、田舎の小さな駅の窓口のよう。

ここでちゃんと出国手続きをしないと、いけません。

タイ出国側のパスポートコントロールはこんな感じ。

ちなみに、こちらは、ラオス側から到着した外国人のためのパスポートコントロール。

 

ボート乗り場へ行くと、係員にちょっとせかされて、チケットを買って、乗船。

せっかくならここでちょっとのんびりしたかったのですが、ここは語学力のなさが、ネックです。

大体2分ぐらいでしょうか。まるで矢切の渡し的な舟で、国境越えです。

ラオス側の岸が近づいてきます。ワクワク。

そして、すぐに、ラオス側の船着き場に到着。ここでも田舎駅のようなパスポートコントロールで、入国をちゃんとしないと、

密入国になってしまいます。さすがにここでは一息。時間にして午後1時半すぎでしょうか。

ここが今日の目的地、フエサイです。

朝から一気に東京からフエサイまでやってきた達成感を、このイミグレーションで一息つきながらようやく味わいました。

一息ついたら、今日の宿探し。その前に、100ドルをラオスキープに両替します。

お目当てのゲストハウスを見つけ、一泊したい旨を伝え、値段がいくらの部屋が空いているのかを交渉するのですが、

ここでも慣れない英語と、何といってもラオスキープの桁の多さ、(100円≠10200キープ)、

そしてタイバーツもドルも使える経済状況に、難儀。

今度、もうちょっとスマートに交渉したかったものです。

ゲストハウスのおばちゃんは「若い日本人は上手に英語を話すわよー」と言っていた気がしますが、

「僕は若くないから…」と勘弁してもらうことにしました。

 

シャワーを浴びて、ひと眠りしたら、夕方です。

ここでチェックしておきたかったのが、メコン川流域の町を結ぶ、スローボートのチケット売り場。

町から10分ほど歩いたちょっとはずれた場所に、スローボート乗り場があります。

町中のゲストハウスや旅行代理店でも買えますが、値段が高かったり、トゥクトゥク送迎付きだけど、

待たないといけなかったりするので、チケット売り場でルアンプラバンまでのチケットを買って、明日の乗船に備えます。

陽が傾きはじめた頃のメコン川。明日乗る船はどれだろう。

そして夕食。ガイドブックに書いてあった、メコン川岸にあるレストランを目指します。

ラオスと言えば、ビアラーオ。

実はビールってそんなに得意じゃないのですが、ラオスに来たら、ほぼ毎日ビアラーオを飲んで、

夕飯食ってました。

沈む夕日。渡る小舟。

僕が見たかった、その風景。

そんな状況を、この日は、ソフトバンクの海外パケット定額を利用して、iPhoneを接続。ツイッターで、つぶやいていました。

ラオス側ですが、タイの電波を拾ってくれました。

あと一品フライドライスを頼んで、今日は、充分。

ゲストハウスに戻ったら、深夜からの移動で、ぐったり。

薬を飲むのも忘れて、眠りに就いたのでした。


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2 コメント

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Unknown (Ikuno Hiroshi)
2011-01-29 00:29:13
 ラオス・キープはヴェトナム・ドンとほぼ同じくらいなのか~,なるほど。

 それにしても,東南アジアの田舎の大河は,雰囲気がいいですねえ♪
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Unknown (kumazzzo)
2011-01-29 21:38:43
>Ikunoさん

メコン川ってやはり、ちょっと旅情を誘いますよ。
ベトナムの河口付近もすごく面白かったですしね~
言葉がへたって言うのもあるけど、
キープの値段交渉は大変でしたよー
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