そんなわけで、7月中旬に八重山諸島を旅行してきました。
前回からちょっと時間が経ってしまったのですが、
訪れた島の写真と出来事を、少しだけブログ紹介させてください。
5泊6日のうち、後半の2泊は、鳩間島に泊ってきました。
鳩間でのスケジュールは、こんな感じ。
4日目 波照間から石垣島に戻り乗り継ぎ15分で、
離島ターミナルから11時発の高速船に乗るが、故障で引き返す。鳩間島には12時過ぎ到着。
民宿に到着後、昼飯を食べて徒歩で島一周。夕方からシュノーケル。夕日を民宿の宿泊客と眺めて、夕食。
ゆんたくで、就寝12時。
5日目 朝7時すぎ起床。朝飯8時。9時半出発で、バラス島半日シュノーケルツアー。
12時に戻ってきて昼飯。午後は島の2か所でシュノーケルのはしご。
夕日を眺めて、日没後夕食。夜はスタッフさんやオーナーさんで三線(さんしん)などのライブ。
就寝12時半。
6日目 朝7時半起床。朝飯8時。島の中の写真を撮る。同じ高速船で島を出るお客さんと一緒にマンゴーフラッペを食べて、
民宿に戻り、港に向かう。
11時45分出発。西表島経由で、石垣島。石垣牛のランチ焼肉を食べ、お土産物を買って、空港へ。
石垣島15時15分発。沖縄で乗り継いで、羽田着夜19時5分。
鳩間島は、西表島の北に浮かぶ、人口50人足らずの島。
島一周を歩いても1時間で回れる小さな島です。
以前は、島に向かう定期船が週に何便かしかなく、行くのにはとても不便だったようですが、
日本テレビのドラマで注目を浴びてからは、観光客が増えて、毎日、高速船が就航するようになったとか。
鳩間島へは、高速船で約40分。西表島経由で運転されるのですが、
今回は、石垣島を出て、15分ほどでしょうか。突然船が海上で止まってしまい、
エンジントラブルで石垣島に引き返してしまいました。
海が荒れてなかったのが幸いで、波が高かったりしたら、ちょっと生きた気がしないかもしれません。
↓停まったのは、ピンの刺さっているこんな場所。海上で3Gの電波は通じていたのでこんなこともできました。
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以前は、一泊三食が基本だった鳩間島の民宿も、
観光客が増えてからは、島には民宿や食堂が増えています。
↓くしけぇー家の併設の食堂で、昼飯。ナーベラーチャンプルー。 へちまの炒め物ですね。

でもですね、基本、50人足らずの島です。
島の売店は1店のみ。医薬品はもちろん、酒やたばこの販売はなく、土産物店もありません。
また海水浴場であれば、日よけの屋根やシャワーなどがあったりするのですが、
この島にはまったくありません。
道路だって、集落の一部が舗装されているだけ。
八重山の島は、観光でありがちな見どころや、施設など「何もない」ことを、あえて競っている感がありますが、
そういう意味で、営業している民宿が1軒もない新城島(パナリ)を除けば、
この島が、一番、何にもないかもしれません。
そんな島で今回、泊ったのは、「島茶屋&宿屋あだなし」。まだ出来て4年目の素泊まりができる民宿です。
シャワーなど水回りもきれいで、お部屋も質素ですが、きれい!
クーラーは別料金ですが、コインクーラーではなく、時間切れで目覚めることもなく、夜も安心して泊れます。
↓あだなし。すごくいいロケーションです。

素泊まりとはいえ、お腹が空いたら、ご飯を食べなくてはなりませんが、
島内にある飯屋を利用してもいいし、もちろん、あだなしさんも利用できます。
3食付きの民宿と違い、食べたい時間も、メニューも、ある程度の範囲で選べます。
また、テラスになっている食堂の脇には、ドラムセットやDJブース的なものも。
本格的なライブも開かれるみたいです。
僕が泊った時も、ヘルパーの女の子や宿のオーナーさんなど、
3人でBIGINの「島人ぬ宝」や鳩間島の唄(ごめんなさい歌の名前忘れてしまいました)
を歌ってくれました。
鳩間島は、ゴールデンウィークに「鳩間島音楽祭」という、地元ゆかりのアーティストによるお祭りがあり、
他の八重山の島と同様に、芸能と土地が強く結びついて豊かな文化が根付いているようです。
同じ民宿で泊った人達と、夕日を観に行ったり、マンゴーフラッペ食べに行ったり。
夜は遅くまでゆんたくして、いろんな話して。
自分が泊ると、泊る民宿は必ず男祭りになるという男の子。
二週間前にあった「うたの日コンサート」で、もしかして会っていたかもしれない、ご夫婦と盛り上がったり。
たまたま同じ夜に泊っただけだけど、次の日には、また誰かが旅立ち、
何処からか旅人がやってきて、違う話題で盛り上がります。
楽しい人達が集まる民宿であったことには、間違いありません。
↓夕食。この日のあだなし定食は、まぐろゆっけ丼とのこぎり鯛の塩焼きでした。おいちー。
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↓朝食。ほっとする量ですが、充分満たされます。
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↓あだなしのスタッフさんによるライブ。キーボードも用意していたのですが…
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とにかく島にはなにもありません。
あるのは、島の海岸沿いのでこぼこ道路に、浜。
島の真ん中のちょっと小高い丘と灯台。
あとは民宿と飯。
ただただ、シュノーケル三昧でした。
↓島を一周する道路は、とにかくこんな感じ。暑いので、飲み物を持って出ないと、タイヘンなことに。
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↓船原浜。ここに来るまで怪しい分かれ道がいくつかあって、不安になるけど、己をただ信じるのみです。
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↓千年ガジュマル。とても立派です。日差しをよけるところがないなかで、こういう場所は貴重です。
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↓立原(たちばる)の浜。リーフが遠くまで続いていて、珊瑚もきれいな場所です。
リーフエッジのあたりに西表からのグラスボートも来てました。
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↓屋良(やら)の浜。西表島が向こうに見えます。一番泳ぎやすかったかな。
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↓夫婦岩。昔、このあたりに仲のいい夫婦がいたということらしい。ガジュマルが岩を覆ってます。
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↓アダンの木。パイナップルに似た実は、甘い香りがするそうです。
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↓道を歩いていたら、地元の方に、トラックの荷台に乗せてもらいました。鉄板の上は超熱いですがうれしい経験です。
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↓島の一番高い場所にある灯台。
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↓夕日。屋良(やら)の浜より。この日の夕焼け沈んだ後の余韻も、きれいでした。
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↓鳩間港の浮き桟橋。どこかに出かける家族のようです。
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↓せっかく三脚を持ってきたならアホな恰好して写真撮らなくちゃと宿泊者さんがいうので、記念撮影。
でもピント合わせるのがちょっと面倒です。
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↓こちらは、マンゴーフラッペを食べたゆみさんち。の入り口。
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↓甘いものを久しぶりに食べて、至福の時。氷を作るのに大変ですぐ売り切れになるようです。
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また、鳩間島周辺には、シュノーケルポイントもたくさんあり、
鳩間島からは、西表島との間にある、珊瑚でできた島へのツアーや、
西表島にある船浮周辺のシュノーケルポイントのツアーが出ていて、
自分もバラス島半日ツアーに参加してきました。
3度目の八重山で、はじめてクマノミをみつけることができました。
海ヘビもいてビックリ!いろんなツアーのお客さんがいたので大丈夫でしたが、
一人で覗いていたら、ビビりまくったでしょう。
「きれいなポイントに連れて行きますよ。まかせてください!」と、
スタッフの方が言うとおり、たしかにきれい。
午後に船浮周辺まで行った同じ民宿の宿泊者さんたちは、船浮周辺はバラス島よりも
さらにきれいだと、満足げでした。
3年前ごろ、台風による被害や、オニヒトデの増殖などにより、
白化現象で珊瑚は随分と破壊されてしまったようですが、
随分と回復してきているようです。
↓船から眺める鳩間島。島の小高い所に灯台が見えるでしょうか?
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↓ 鳩間と西表の間にあるバラス島。この日もいろんな業者さんのツアーでお客さんが集まってます。
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八重山が好きな人達は、石垣島、西表島、竹富島、小浜島、黒島、波照間島、新城島、鳩間島、与那国島と、
いくつかある島の中で、自分の好きな島を見つけては、リピーターになっていきます。
島自体の魅力もあるだろうし、初めて泊った時の民宿の雰囲気だとか印象だとか、
必然と、偶然と、いろいろな原因があるかもしれません。
そういう意味で、鳩間島は、波照間島の次に、好きな島になるかも。
↓港へ向かう坂道。名残惜しくてたまりません。
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↓さよなら鳩間。楽しかった3日間です。
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↓機上より。夕暮れの富士山と、手前に大島。
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何度もまだ行ったことのない島を制覇するまで、何年もかかりそうですが
次の八重山でも、そんないい旅ができるのを楽しみに…
いや、そんな旅ができるから、次に八重山に行ける日を、今から心待ちにしているのでしょう。
前回からちょっと時間が経ってしまったのですが、
訪れた島の写真と出来事を、少しだけブログ紹介させてください。
5泊6日のうち、後半の2泊は、鳩間島に泊ってきました。
鳩間でのスケジュールは、こんな感じ。
4日目 波照間から石垣島に戻り乗り継ぎ15分で、
離島ターミナルから11時発の高速船に乗るが、故障で引き返す。鳩間島には12時過ぎ到着。
民宿に到着後、昼飯を食べて徒歩で島一周。夕方からシュノーケル。夕日を民宿の宿泊客と眺めて、夕食。
ゆんたくで、就寝12時。
5日目 朝7時すぎ起床。朝飯8時。9時半出発で、バラス島半日シュノーケルツアー。
12時に戻ってきて昼飯。午後は島の2か所でシュノーケルのはしご。
夕日を眺めて、日没後夕食。夜はスタッフさんやオーナーさんで三線(さんしん)などのライブ。
就寝12時半。
6日目 朝7時半起床。朝飯8時。島の中の写真を撮る。同じ高速船で島を出るお客さんと一緒にマンゴーフラッペを食べて、
民宿に戻り、港に向かう。
11時45分出発。西表島経由で、石垣島。石垣牛のランチ焼肉を食べ、お土産物を買って、空港へ。
石垣島15時15分発。沖縄で乗り継いで、羽田着夜19時5分。
鳩間島は、西表島の北に浮かぶ、人口50人足らずの島。
島一周を歩いても1時間で回れる小さな島です。
以前は、島に向かう定期船が週に何便かしかなく、行くのにはとても不便だったようですが、
日本テレビのドラマで注目を浴びてからは、観光客が増えて、毎日、高速船が就航するようになったとか。
鳩間島へは、高速船で約40分。西表島経由で運転されるのですが、
今回は、石垣島を出て、15分ほどでしょうか。突然船が海上で止まってしまい、
エンジントラブルで石垣島に引き返してしまいました。
海が荒れてなかったのが幸いで、波が高かったりしたら、ちょっと生きた気がしないかもしれません。
↓停まったのは、ピンの刺さっているこんな場所。海上で3Gの電波は通じていたのでこんなこともできました。
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以前は、一泊三食が基本だった鳩間島の民宿も、
観光客が増えてからは、島には民宿や食堂が増えています。
↓くしけぇー家の併設の食堂で、昼飯。ナーベラーチャンプルー。 へちまの炒め物ですね。
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でもですね、基本、50人足らずの島です。
島の売店は1店のみ。医薬品はもちろん、酒やたばこの販売はなく、土産物店もありません。
また海水浴場であれば、日よけの屋根やシャワーなどがあったりするのですが、
この島にはまったくありません。
道路だって、集落の一部が舗装されているだけ。
八重山の島は、観光でありがちな見どころや、施設など「何もない」ことを、あえて競っている感がありますが、
そういう意味で、営業している民宿が1軒もない新城島(パナリ)を除けば、
この島が、一番、何にもないかもしれません。
そんな島で今回、泊ったのは、「島茶屋&宿屋あだなし」。まだ出来て4年目の素泊まりができる民宿です。
シャワーなど水回りもきれいで、お部屋も質素ですが、きれい!
クーラーは別料金ですが、コインクーラーではなく、時間切れで目覚めることもなく、夜も安心して泊れます。
↓あだなし。すごくいいロケーションです。
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素泊まりとはいえ、お腹が空いたら、ご飯を食べなくてはなりませんが、
島内にある飯屋を利用してもいいし、もちろん、あだなしさんも利用できます。
3食付きの民宿と違い、食べたい時間も、メニューも、ある程度の範囲で選べます。
また、テラスになっている食堂の脇には、ドラムセットやDJブース的なものも。
本格的なライブも開かれるみたいです。
僕が泊った時も、ヘルパーの女の子や宿のオーナーさんなど、
3人でBIGINの「島人ぬ宝」や鳩間島の唄(ごめんなさい歌の名前忘れてしまいました)
を歌ってくれました。
鳩間島は、ゴールデンウィークに「鳩間島音楽祭」という、地元ゆかりのアーティストによるお祭りがあり、
他の八重山の島と同様に、芸能と土地が強く結びついて豊かな文化が根付いているようです。
同じ民宿で泊った人達と、夕日を観に行ったり、マンゴーフラッペ食べに行ったり。
夜は遅くまでゆんたくして、いろんな話して。
自分が泊ると、泊る民宿は必ず男祭りになるという男の子。
二週間前にあった「うたの日コンサート」で、もしかして会っていたかもしれない、ご夫婦と盛り上がったり。
たまたま同じ夜に泊っただけだけど、次の日には、また誰かが旅立ち、
何処からか旅人がやってきて、違う話題で盛り上がります。
楽しい人達が集まる民宿であったことには、間違いありません。
↓夕食。この日のあだなし定食は、まぐろゆっけ丼とのこぎり鯛の塩焼きでした。おいちー。
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↓朝食。ほっとする量ですが、充分満たされます。
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↓あだなしのスタッフさんによるライブ。キーボードも用意していたのですが…
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とにかく島にはなにもありません。
あるのは、島の海岸沿いのでこぼこ道路に、浜。
島の真ん中のちょっと小高い丘と灯台。
あとは民宿と飯。
ただただ、シュノーケル三昧でした。
↓島を一周する道路は、とにかくこんな感じ。暑いので、飲み物を持って出ないと、タイヘンなことに。
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↓船原浜。ここに来るまで怪しい分かれ道がいくつかあって、不安になるけど、己をただ信じるのみです。
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↓千年ガジュマル。とても立派です。日差しをよけるところがないなかで、こういう場所は貴重です。
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↓立原(たちばる)の浜。リーフが遠くまで続いていて、珊瑚もきれいな場所です。
リーフエッジのあたりに西表からのグラスボートも来てました。
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↓屋良(やら)の浜。西表島が向こうに見えます。一番泳ぎやすかったかな。
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↓夫婦岩。昔、このあたりに仲のいい夫婦がいたということらしい。ガジュマルが岩を覆ってます。
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↓アダンの木。パイナップルに似た実は、甘い香りがするそうです。
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↓道を歩いていたら、地元の方に、トラックの荷台に乗せてもらいました。鉄板の上は超熱いですがうれしい経験です。
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↓島の一番高い場所にある灯台。
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↓夕日。屋良(やら)の浜より。この日の夕焼け沈んだ後の余韻も、きれいでした。
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↓鳩間港の浮き桟橋。どこかに出かける家族のようです。
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↓せっかく三脚を持ってきたならアホな恰好して写真撮らなくちゃと宿泊者さんがいうので、記念撮影。
でもピント合わせるのがちょっと面倒です。
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↓こちらは、マンゴーフラッペを食べたゆみさんち。の入り口。
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↓甘いものを久しぶりに食べて、至福の時。氷を作るのに大変ですぐ売り切れになるようです。
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また、鳩間島周辺には、シュノーケルポイントもたくさんあり、
鳩間島からは、西表島との間にある、珊瑚でできた島へのツアーや、
西表島にある船浮周辺のシュノーケルポイントのツアーが出ていて、
自分もバラス島半日ツアーに参加してきました。
3度目の八重山で、はじめてクマノミをみつけることができました。
海ヘビもいてビックリ!いろんなツアーのお客さんがいたので大丈夫でしたが、
一人で覗いていたら、ビビりまくったでしょう。
「きれいなポイントに連れて行きますよ。まかせてください!」と、
スタッフの方が言うとおり、たしかにきれい。
午後に船浮周辺まで行った同じ民宿の宿泊者さんたちは、船浮周辺はバラス島よりも
さらにきれいだと、満足げでした。
3年前ごろ、台風による被害や、オニヒトデの増殖などにより、
白化現象で珊瑚は随分と破壊されてしまったようですが、
随分と回復してきているようです。
↓船から眺める鳩間島。島の小高い所に灯台が見えるでしょうか?
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↓ 鳩間と西表の間にあるバラス島。この日もいろんな業者さんのツアーでお客さんが集まってます。
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八重山が好きな人達は、石垣島、西表島、竹富島、小浜島、黒島、波照間島、新城島、鳩間島、与那国島と、
いくつかある島の中で、自分の好きな島を見つけては、リピーターになっていきます。
島自体の魅力もあるだろうし、初めて泊った時の民宿の雰囲気だとか印象だとか、
必然と、偶然と、いろいろな原因があるかもしれません。
そういう意味で、鳩間島は、波照間島の次に、好きな島になるかも。
↓港へ向かう坂道。名残惜しくてたまりません。
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↓さよなら鳩間。楽しかった3日間です。
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↓機上より。夕暮れの富士山と、手前に大島。
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何度もまだ行ったことのない島を制覇するまで、何年もかかりそうですが
次の八重山でも、そんないい旅ができるのを楽しみに…
いや、そんな旅ができるから、次に八重山に行ける日を、今から心待ちにしているのでしょう。
てか、kumazzzoくんのセルフ、地元の人かと思ってしまいましたよ(^w^)。
セルフの画像はなかなかうまくとれなくて難儀しました。
ピント合わせてタイマーセットして…その間に熱くなってたまらなくて、
数枚とって断念してしまいましたよ。
ちゃんと現地の方の写真もあるし~(^皿^)
kumazzzoさんの日記を読むと、沖縄行きたい!!って気持ちになります
いつか行きたいなぁ
一度行ってみるといいよ。その時は本島の定番観光スポット以外にどこか近くの離島に行ってみると、沖縄の楽しさがよりわかると思うよ。
始めましてです。
画像の美しさとのんびりした日記に
無性に八重山に行きたくなりました
本島は何度か行ってますが心安らぐ癒しが欲しい(笑)
沖縄も八重山はまた雰囲気がちょっと違いますよ。
まだ行ったことないけれど、宮古島もまたちょっと雰囲気が違うんだろうなあ。
もし機会があれば、ぜひ一つの島に2泊と、
のんびりした旅をお勧めします!