姉とお昼前に病院で落ち合うことになっていた。
写真は大島大橋を渡ったところです。
母のお昼ご飯の時間までに病院へ着く予定が
家を出るとき ETCカードをわすれていたり
買い物したりしていたら 遅れてしまって 着いたときには
もう母は看護婦さんにご飯を食べさせてもらっていた。
私たちが病院へ着いたら、すぐ姉もやってきた。
母はきょうは びっくりするぐらい明るかった
私の顔を見ると わかったようでニコッと笑ってくれたし
いっちゃんのこともわかったようだった。
こんな お母ちゃんの顔を見たのは久しぶりだ
昔の優しいお母ちゃんでした。
おねえちゃんと一緒だからわかってくれたのかな?
そのあと父のいる病室へ
父は
尿の出が悪くなって 顔がパンパンになっていた。
だんだん 内臓の機能が衰え始めている。
あと どれくらいの時間 父はがんばってくれるんだろう・・・
もう かわいそうだから もういいなと姉も私も思っている。
家に帰って
姉がカレーを作ってくれていました。
誰もいない 私たちの育った家で いっちゃんと三人でご飯を食べ
今日 姉の誕生日だったから 途中でケーキを買って持っていき
ささやかなお祝いをしました。 姉はとても喜んでくれた。
それから 姉が整理できなかった仏壇のある大部屋を これからのこともあるので
いらないものを処分しながら もくもくと掃除をした。
三人で片付けたら すっかりきれいになった。
父を送る
いつになるかわからないけど もうそんなに先のことではないかもしれない。
父はこうして三年間生きてくれて 静かに語れる時間を私たち姉妹に
残してくれた。 よかったな
あのとき あのまま死んでいたら
整理できない心が残ってしまっていただろう。
近くの道の駅では 大量の桜の枝をドラム缶にドン!!とさして飾っていた。
桜は五分咲きぐらいでした。
少し 肌寒い花冷えのする一日でした。