すっかり秋らしくなってきましたね。
今日は映画の話です。
『この世界の片隅に』
主演:のん
原作:こうの史
音楽:コトリンゴ
監督:片渕須直
STORY
1944(昭和19)年2月。18歳のすずは、突然の縁談で軍港の街・呉へとお嫁に行くことになる。新しい家族には、夫・周作、そして両親や義姉・径子、姪・晴美。配給物資がだんだん減っていく中でも、すずは工夫を凝らして食卓をにぎわせ、衣服を作り直し、時には好きな絵を描き、毎日のくらしを積み重ねていく。
1945(昭和20)年3月、呉は空を埋め尽くすほどの艦載機による空襲にさらされ、すずが大切にしていたものが失われていく。それでも毎日は続く。
そして、昭和20年の夏がやってくるーーー。
映画会「人権を考える市民の集い」で開催された無料の映画です。
アニメーションでなければ描けないほどの残酷な様相。
広島の原爆、呉の大空襲、慣れない生活、その中ですずは健気に生きていきます。
優しい夫の周作に支えられ、爆風で右手を失って大好きな絵が描けなくなっても、素直に頑張る鈴の姿に、勇気と感動をもらいました。
ずっとずっと、涙が頬をつたいました。
長く、深く、多くの人の心に灯を灯し続けることでしょう。
お勧めします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます