KU Outdoor Life

アウトドアおやじの日常冒険生活

湯河原幕岩・コンケスタが終わらない

2019年12月25日 | フリー(関東)

 年の瀬も迫って、今年最後の宿題「コンケスタドール」を片づけに湯河原通い。

2019年12月14日(土) w/弟子
 帰還兵(5.10c)でアップするが、本日も1テンTO。
 その後、コンケスタに専念し、これだけに打ち込む。TRでテン山しながらとにかくムーブ確認。一応、TopOutはできるようになったが・・・。
 対して弟子は本日あわや完登というところ、最後のリップに手が掛かったところでまさかのフォール。回りのギャラリーからも大きな溜息が洩れたが、ホント惜しかった。
 悔しいけど、コンケに関しては弟子に先を抜かれることは確実。しかし、ホント強くなったよなぁ。

 この翌日、弟子は完登!

2019年12月15日(日) w/弟子
 昨日は一旦横浜まで帰って、再び湯河原。そして他の課題でアップもせずにコンケ一本に絞る。
 一便目から弟子が確実に精度を上げていって本日2便か3便目でついにRP!マジか。いやぁ参りました!
 自分は相変わらず繋がらない。中間部のガストンから左足を上げる箇所が狭いのと最後の薄カチが持ち切れず、できたりできなかったりの状態が続く。

2019年12月21日(土) w/弟子、カワちゃん
 蟻さんルート(5.8)でアップ後、またしてもコンケに専念。
 これまで空いている時を選んでTRも交えてムーブ確認をしていたが、コンケに関しては自分でヌン掛けできるし、ヘンにTR癖がついても良くないので、本日はリードトライのみとする。
 一応、曲がりなりにも3テンぐらいでTOまで行けるようになったが、まだまだ不確実。

 宿題が終わった弟子は余裕をもって次の「もうじきバカンス」(5.11c)への取組み開始。カワちゃんは宿題だった「シャクシャイン」(5.10d)を余裕をもって完登。
 みんな気持ち良く年を越せていいなぁ。ホント泣きたくなるような気分だが、回りの自分より明らかに若くて強い兄ちゃんらもことごとくハネ返されているのが、まだ救いである。
 言い訳だけど、コンケスタに限ってはYouTubeの動画もやたら女子が多く、自分のように身体が固く指も無駄に太い輩にとっては苦手である。でもガンバル。

 

2019年12月25日(水) w/弟子
 巷ではクリスマスだというのに、そして平日だというのに有休取って参上。
 さすがにウチらを含めて数組しかいないだろうとタカをくくっていたら、そこそこの人出。
 
師走だというのにやはりクライマーという人種は、自分も含めてどこかおかしい。
 
 
シルクロード(5.7)でアップ後、コンケスタへ向かうと、あろうことかビショビショ。月曜にまとまって降った雨が上の木の根に溜まったことによる沁み出しである。
 一応、雑巾を持ってきたので上から回って懸垂しながら拭き掃除してみるが、まず本日のリードトライは絶望的。
 週末の混雑ほどではないので、再びTR専門でムーブ確認にいそしむも固くなった指先が、中間部の痛いガバカチに挟まって指皮に穴が空く始末。
 
 弟子はTRながら、隣の「もうバカ」の精度がどんどん固まっていくし、差は開くばかり。とりあえず年内は今日が打ち止めか。
 できれば年内に終わらせて本日打ち上げとしたかったが、現実は甘く無い。
 今年は全体的には実り多い年だったと思うが、少なくとも自分は最後が締まらないのが残念だった。引き続き、要修行!

  黒いのは全て沁み出し


湯河原幕岩・コンケスタ始めました

2019年12月08日 | フリー(関東)

日程:2019年12月8日(日)日帰り
天候:
同行:弟子、くりりん(我が社の山岳部)

 前日天気が悪かったはずなのに、先週よりも岩はカラカラに乾いていてグッドコンディション。
 しかし覚悟はしていたものの人、人、人・・・。
 行きつけのジムの常連仲間や、ちょっかい先輩の一味、さらには旧知の山ちゃんら顔見知りもいっぱい集まった。
 本日やったのは、

【大滝フェイス】
馬返し 5.9 (再登)
 くりりんがヌン掛け。グレードはさておき、一年半前、小川山でリードが怖くてマジ泣きしていたのに頼もしくなったなぁ。
 その後、弟子、自分とアップするが、自分は上部核心で落ちそうになってちょっとアセった。

 

シャクシャイン 5.10d (再登)
 とにかくどこのルートも順番待ちが激しいので、少しでも間が空いたルートから割り込ませてもらう。
 先客のよそのニイちゃんらが核心辺りであーでもないこーでもないと苦戦していたせいか、核心部クラック上の通称「フランスパン」がちょいヌメっているような気がしたが、まぁソツなく登れた。

 

コンケスタドール 5.12a ××
 前回TRで少し触らせてもらったが、出だしからダメダメだったので、この一週間は自分なりにYouTubeを見たりして他の人の動きを研究。   
 一便目、頭の中にインプットした手順でやってみたら核心の右手ガス、左手アンダーを決めるところまでうまくムーブがハマったが、その先はあまり考えていなかったので対処できずそこまで。
 だいぶ間を置いてからの二便目は手を出すのを意識し過ぎて足の方が付いていかず、一便目より下でドボン。いやー、なかなか難しい。

帰還兵 5.10c ×(1テンTO)
 まだマスターでは不安という、くりりんのためにヌン掛けを買って出るが、核心でもない所でまさかの足が滑ってフイ落ちする。その後はきちんとTOするが、あぁ情けない。

 

 帰りは久々に湯河原の「一番亭」へ。餃子とビール美味しくいただきました。


湯河原&伊豆・2020シーズンイン

2019年12月01日 | フリー(伊豆)
日程:2019年11月30日(土)~12月1日(日)一泊二日
 
一日目 湯河原幕岩・希望峰周辺
 天候:
 同行:カワちゃん、イケミヤくん(新人)、弟子、宮本OB(我が社の山岳部)
 
 さすがに冬が近づき、有笠&甲幕はシーズンオフに。
 暖を求めて、まずは地元の湯河原へ行ってみたが予想通り、いや予想を遥かに上回る人、人、人・・・。バザーでもやっているんですか!?
 本日は、この秋に体験入部してきた新人くんの外岩デビューをメインテーマに。
 やったのは、


アブラカタブラ 5.10a (再登)
 アップで。新人くんはTRでトライ。
 ボルジムと違って細かいホールドに戸惑っていたようだが、ジムで2~3級をコンスタントに登っているらしく動きは滑らか。
 タッパもあるし、登っている姿もカッコイイ。(別に「おっさんず・ラブ」的目線では見ていませんので、悪しからず。)

無名ルート 5.11b TR×(テン山TO)
 ゼルダの奥に隠れたクラック&カチのスラブ。
 カワちゃんがリードでヌン掛けした後にTRでやらせてもらうが、まぁ怖い。
 しかし短い課題だし、僅かなホールドがわかってしまえば、やってるうちに何とかなるのかも。ま、そのうち気が向いたら。


帰還兵 5.10c (再登)
 久々なので登れなかったらどうしようと思ったが、散々、人の手汁が付いたカンテにも関わらず今日はけっこう持てて落ちずに行けた。
 新人くんは最初TRで。その後リードもするが、本日中にはRPできず。
 ジムにありそうでなかなか無い課題だけに、10cにしては難しいかな。オンサイトできる人はかなりセンスがあると思う。

 

コンケスタドール 5.12a TR×
 けっしてツヨツヨには見えない、行きつけボルジムの常連女性がRPしたということで、この冬、弟子がメラメラと燃えて取り組もうという課題。
 空いてたのをいいことに裏から回り込んでTRを掛け、メンバー交替しながらまずはお試しトライ。
 細かそうで自分の無駄に太い指ではカチを持ちきれそうにないと早くも封印しようと思ったが、まぁ今シーズンちょっとやってみますかね。
 弟子はセクションを分解しながら早くもムーブ解決した模様。ただリード、ましてやマスターではとても怖そう。
 YouTubeを見るとやたら女子が登っている動画が多く、女性向きの課題なのかな。


シャクシャイン 5.10d ×(1テンTO)
 クールダウンで。
 前回、9月に来た時やったら夏にアルパインや沢登りに呆けていたせいで、核心を越えられずちょっと凹んだ。で、再度自己点検。
 やはりその後、ジムでそれなりに登っていたので、前回ダメだった核心も何のことなく越え、途中のテラスまで一気に着いて一安心。
 ところが気を抜いて、その後の垂壁(5.10a相当)で雑に登ってあえなく1テン。別に皆の笑いを取る必要はなかったのだが。orz

 

 とても混んでたけど、皆それなりに本数出せたので良かったのでは。
 翌日は引き続き、弟子と二人で城ケ崎へ。

二日目 城ケ崎・門脇崎南の磯
 天候:
 同行:弟子(我が社の山岳部)
 
 引退する部のOB連からカムをいただき、二人してそれなりにギアが揃ったので城ケ崎へ。
 最初フナムシロックへ向かうが、あろうことか、けっこうな沁み出し。
 既に先客グループもいて登れるところが少なかろうと別エリアへ移る。
 こちらは昨日の湯河原と打って変わって空いていた。後からもう一組(3人)来る。


ブルーノート 5.9 (再登)
 朝のうち若干、岩が湿っぽく、また上のボルトも芯がサビサビで精神的に非常に良くない!・・・が、何とか登る。
 弟子はビビリスイッチが入ってしまったようで、前回登れた核心が越えられず。TRトライに切り替えるが、なかなかTOできず。

 
 その後、まずはカムセットの練習ということで、反対側のショートルート(ハイボルダー)で登る。
 右側の5.7ぐらいのはリードで登れたが、左側の5.8ぐらいのはTRでクリアのみ。最後にリードで登りたかったが、ヨレとビビリでTOできず。あぁ、情けない。

 
 
 フェースのカチ拾いにはやたら強い弟子も「薄被りとNP」は大の苦手で、本日は威勢が良くない。
 二人とも要修行ということで、海を見ながらおいしくホットサンドを食べて今日のところは終了。
 まぁ、たまにはこういうノンビリもいいでしょう。

 

甲府幕岩・30へのアプローチほか

2019年11月17日 | フリー(山梨、長野)
日程:2019年11月16日(土)~17日(日)前夜発一泊二日
同行:弟子(我が社の山岳部)

 久しぶりの甲府幕岩。
 この秋の台風で各地の岩場が被害を受けている中、甲幕もアプローチの林道を含め岩場自体が大変な状況になっていると思いきや、なぜか無事。
 先週は我が部からも三人が出かけ(自分は所用により不参加)、最近進化が目覚ましい弟子(ヒロイ)は見事「正門」5.11bをRPしたらしい。
 既にシーズン終盤だが、さらに成果を得るべく仕事を終えた金曜夜から出かけ、いつもの某野営地にてテント泊。
 まだ初冬の寒さに身体が対応できていないため二人とも冬用のダウンシュラフ持参だが、それでも朝は寒かった。

一日目 天候:

 朝方はけっこう冷え込み、テントや地面は霜でうっすら白くなっている。
 それでも朝のうどんを食べている間も林道を岩場へ向かう車は続々。シーズン最後の追い込みとばかり皆さん張り切っていらっしゃる。
 岩場に着くと、既に人気ルートはほどほどのクライマーで埋まっている。
 我々もぼちぼちスタート。


30へのアプローチ 5.11b (再登・本日三便)
 今年の春から見送りになっていた課題。自分は以前RP済みだが、この前やった時は2テンぐらいしてTOするのがやっと。
 一便目 まずは自分がヌン掛け。これまでの手順を思い出しながら2テンぐらいしてTOするが、もうすっかり忘れている。
 二便目 ムーブ確認のためTRでやってみるが、やはり同じで、どうしてもボルト4本目辺りの核心で詰まってしまい、思わずテンション。
 弟子の方はちゃっかり最初からTRでムーブ確認。二便ともノーテンクリアで早くもリーチをかける。
 もはや師匠として後が無い三便目リードトライ。下部は自動化、上部でカチの手順を間違えたが何とか堪えてTO。あぶね~。
 続く弟子も三便目でまったくソツなくRP。先週の「正門」に続き二週連続のイレブン・ゲット。強くなったなぁ。

 

勝手口 5.10d RP(三便)
 先週、我が部でやったという課題。
 トポでにラインが示されているが、そのとおりやや右側から取り付くと難しく、左から取り付くと簡単になるらしい。
 で、試しに一便目は右から取り付くが、左のホールド取る時にどうしても身体が振られて×。
 二便目は左から取り付き、無事離陸するもボルト3つ目辺りで中央の浅い凹角にうまく戻れずテンション。
 三便目でようやく手順がわかりRP。やれやれ。
 弟子は問題なく再登。


ジューンブライド 5.11c ×
 自分にとってオンサイト・トライ。
 下半分は既にHIVE(5.10a)で何度も登っているので問題なし。
 上半分も出だしはムーブがすぐに思いつき、これはイケるかもと思ったが、やはりそんなに甘くなくラスト数mは細かいホールドが続き厳しい。
 後の順番も控えているので、今日のところは宿題ということで・・・。

 

岳でキョン 5.11c TR×(テン山TO)
 弟子がジム仲間に勧められた課題。一緒にTRでやってみるが、下部は細かい。思いっきりテンションかけて各駅でTOがやっと。
 弟子もTRでテンションかけながらTO。ゴミカチ拾いが得意の弟子はそれでも感触を得たようだが、自分には細か過ぎて当面封印!リードなんて怖すぎる!

ブラッキー 5.11b
 先客のヌンチャクが掛かっていたのでお借りして弟子がオンサイトトライ。
 男の太い指にはカチでも弟子にとってはガバ?大して苦労せずに4つ目のボルトまで到達するが、その先、核心の5つ目のクリップで迷ってしまい、没。
 おーっ、しかしこれはけっこう早めに落としちゃうんじゃないの?
 ちなみにブラッキーは、自分は片手間にやっていたせいで足掛け数年、RPまで通算24便もかかってしまった因縁の課題だ。

 さすがにこの時期、陽が暮れるのも早く、本日はここまで。
 前夜と同じ某野営地へ戻り、テント泊。

 

二日目 天候:

 昨日よりも暖かい朝。
 今朝もうどんを食べて岩場へGo!
 弟子は昨日の最終トライで感触を得たブラッキー狙いで。

WILDWOOD 5.10c (二便・再登)
 一応、アップで。
 一便目。もう随分前に登ったきりなので、すっかり忘れてしまったが、小ハングを越えた後の垂壁(核心?)で詰まってしまい、思わずテンション。
 うーん、おかしい。たしか独特のムーブがあったような気がするのだが・・・。よくわからないまま2テンぐらいしてTO。
 で、二便目でムーブを思い出し、ソツなく再登。何のことはない。昨日トライした人たちのチョーク跡にすっかり騙され余計なホールド掴んでいただけだった。
 弟子もやるが、一便目は核心を越えられず。先週、今週と続けざまに5.11bを片付け「そろそろイレブン・クライマーと語ってもいいですか?」と言ってたばかりなのに、これだ。
 二便目はTRでテンションかけながらどうにかTO。「被っているのは苦手」と言い訳するが、特に被ってないんですけど。

ブラッキー 5.11b ×××
 まずは自分がヌン掛け。ブラッキーは実に7年振りだ。
 出だしの1つ目ボルトがチョイ高いので、まずはここでビビってジタバタ。中間は何とかこなすが、核心の5つ目ボルトの辺りもカンテを持ってうまくバランスが取れず、クリップの態勢が取れない。
 結局、三便出して2テンぐらいしてTOするのがやっと。最後の便はヨレてTOすらできず。うーん、弱いな。
 弟子は本気モード。トライごとにムーブが固まり、三便目はそのままRPかと思ったが、勝ちを意識してしまったか残念ながら1テン。
 最後にもう一便だすが、本日は力尽きて次回にお預けとなる。残念!
 今シーズンのうちに片づけたいところだが、11月中旬ともなると来れるとしてもあと1~2回。まぁアセらずとも今度の春にはキッチリ登れることでしょう。
 
 
 
 

 ピリカの上にもあったが、ブラッキーのさらに奥に巨大なミラーボール状のスズメバチの巣がぶら下がっていた。来シーズンまで綺麗に残っていたらぜひお土産に持って帰りたい。

晩秋の有笠山・東の石門ほか

2019年11月04日 | フリー(関東)

日程:2019年11月2日(土)~4日(月)前夜発二泊三日
同行:弟子、まっちゃん(我が社の山岳部)

 金曜夜発、弟子と有笠へ。いつもの某所でテント泊。秋も深まり、さすがに夜は冷える。

一日目 天候:
 まずはいつもの東の石門へ。
 シーズン最後の追い込みとあって混んでるかなと思ったら、まさかの貸切。フェアリーロックもせいぜい1~2組で、そろそろ皆さん寒くて南下し始めたか?
 今日やったのは、


有笠中央岩稜 5.9 (再登)
 二人でいつものアップ

はし休め 5.10c (再登)
 これもアップ。弟子は前回RP済みだが、なぜかまたハマる。1ピン目付近の岩がグラグラするとのことだが、特に問題無し。

モーテル有笠 5.11c? (二便・再登)
 自分は数年前にMOS済みだが、前回来た時は3ピン上のキーホールドを見落としてしまいボツ。
 弟子も前回初見ながらも1テンTOの超お買い得課題なので、今回は何としてもキッチリ片付けたいところ。
 
 自分の本日一便目はモーテル(洞窟)をチェックアウトしてから最初のホールドを間違えてボツ。二便目でしっかり再登。もう完全に覚えた。
 弟子はモーテルを出た後の二手目(左手サイド持ち)が決まらず、またしてもハマる。

 

大いなる山の日々 5.11a (二便・再登)
 これもFL済みだが、一便目は手順を間違え失敗。二便目でしっかり再登。これももう完全に覚えた。
 前傾壁が苦手な弟子にとっては大いなる目標となる課題らしいが、本日は手順とホールドの確認をトップロープで繰り返す。

祝30万km 5.11d TR×
 出だしからパワフル。どーやって登るの?封印か。

ちょっとだけよ 5.10c? ×(各駅停車A0でTO)
 途中がメッチャ細かく、手が出ない。モーテルが10cで、こちらが11cのような気がするのは自分だけではあるまい。

 

二日目 天候:
 朝一でまっちゃんが合流。まずは西口の偏屈岩へ行ってみるが、やはりこの秋の長雨の影響で岩全体が湿っぽい。
 先客として女性二人がいたが、ちょっと登る気がしないコンディションなので、結局また東口へ。
 昨日は貸切だったが、本日は後から続々とやってきて、けっこうな賑わいとなる。

(東の石門)
モーテル有笠 5.11c? 〇〇(二便)
 弟子が早く終わらせたいと言うので、自分がヌン掛け。一度覚えてしまうと朝一のアップでも全然OK。
 その後、弟子とまっちゃんが何回かトライし、弟子は何とかRP。
 ボルジムでは自分より全然強いまっちゃんだが、馴れない外岩は勝手が違うようで、本日はRPならず。
 回収便も自分がやって、上部へ移動。

(いっぷくエリア)
ぼたもち 5.11a (再登)
 前半核心のボルダーぽい短めルート。数年前にMOSして昨年も登っているが、再び皆でトライ。
 自分は一便でクリア。まっちゃんは三便でRP。前回RP済みの弟子はまたしてもハマってしまい、本日は2テンTO。


 

(アドベチャーランド)
やもめの日々 5.10d (再登)
 下から見ると何てことなく見え簡単そうだが、取付いてみると意外とイヤらしく怖いルート。
 落ちると振られるし、過去に重大事故も起きているのでやや緊張するが、それでも毎度何とかノーテンで登れてしまうので、やっぱ10dは妥当なグレードになんだろうな。
 まずは自分がマスターで再登。まっちゃんは核心のハングの所で没。ビビリの弟子は落ちると振られる恐怖を耐えながら何とか2テンTO。ここがソツなくリードできれば、アルパインでも強くなれそう。

 
 
 ラストは南国エリアに下りて、まっちゃんが「旅館有笠」(5.10a)をMOS。
 グレードは10aとなっているが、ここは他のイレブン課題をガンガン登っていた外人さんが、ポケットでの指の痛さに「OMG!」と泣いてた迷課題。
 「モーテル」や「ぼたもち」のようなお買い得イレブンより、ここを一撃できた方が強いような気がする。

 本日も中之条のヤマコー行って買い出し、某所で泊。疲れているだろうに、弟子がいつも美味しい山メシを作ってくれてありがたや。m(_ _)m

 

三日目 天候:
 メンバーの家の都合もあるので、本日は昼まで。
 時間も無いので、本日も東の石門。弟子たちの「大いなる山の日々」のお手伝い。


はし休め 5.10c 
 三人ともアップ。弟子も今日はきっちりノーテンで決めるが、まっちゃんは核心の手順でちと迷ってしまったようで苦戦。

大いなる山の日々 5.11a (三便・再登)
 まずは自分がヌン掛け。しかし、一便目は核心のハング大ガバを掴んだ右手が甘くて没。二便目はハングから右に移る所で足がスベって没。
 三便目でようやくキッチリとTO。何か今朝はソールが滑るぞ。(自分だけ?)
 後は弟子とまっちゃんが練習するが、TRならまっちゃんも何度目かにTO。弟子も苦手な薄被りながら得意なカチを活かしてハング上のガバ取りに成功。
 何とかムーブは繋がったようなので、次回は行けるかな。ガンバ!

 

  

 帰りはいつもの沢渡温泉共同浴場で〆。