世界9万5000kmを自転車で旅した、石田ゆうすけの本2冊。
「行かずに死ねるか!」 「いちばん危険なトイレといちばんの星空」
これまで多くの旅本を読んできたが、これは傑作。
読みやすい、面白い、イヤミが無い・・・三拍子揃っていて、とても好感が持てた。
評価としてそう簡単に五つ星は付けられないので、最初の一冊を読んだ時点で「うん、これは☆☆☆☆★(4つ半)。」と決めていたのだが、最後の最後、二冊目の「文庫版のあとがき」でやられてしまって星五つ!
旅エッセイの比較的若手では高野秀行や宮本珠己なども面白いが、彼らのような「しつこさ」や「くどくどしさ」が無いのもGood。
ネットでの評価も高い。