本日は常吉さんと初顔合わせ。
当初、泊まりで小川山の予定だったが、相変わらず不順な天気に翻弄され、急遽、常吉さんの地元・栃木の藤坂ロックガーデンへ転進。
到着した時点ではドンヨリ曇り空で壁はビショビショ。
先行1グループがいたが、あまりの濡れ具合に周辺の散策だけで帰ってしまった。
我々はせっかく来たので簡単なのからとりあえず触ってみる。
ホールドが濡れているので、チョークを付けるとかえってヌルヌルになってしまうほど。
風がまったく吹かず湿度100%といった状態。
藤坂基準 5.8 OS
短いトップ・ロープ課題。
これをすんなりクリアできないと藤坂に入門させてもらえないかと思って若干緊張しつつも、何とか一撃できてホッ!
それでも濡れてる状態だったので、ちょっとイヤらしかった。
クラックアラカルト Ⅴ ★ 2P ○
1P目を私、2P目を常吉さんが受け持つ。
こちらもビショビショで先ほどの「藤坂基準」より悪そうに見えたが、まぁ何とか行けた。
1P目、核心となるのは一手のみ、2Pも出だしの一歩が核心、後は快適な凹角がテッペンまで続く。
乾いていればⅣ+ぐらいが妥当かも。
全体的にスッキリしていて、いいルートです。
クラックアラカルト
クラックアラカルトを終えて懸垂下降
小町ハング 5.10b MOS
ここも相変わらず濡れてて2B目にヌンチャク架ける所が核心だった。
ミウラーはキッチリ乗せれば濡れた岩でもキュッと止まり、むしろ手指の方が滑りそうで気を使った。
常吉さんも1テン後、二便目でRP。
小町ハング (私)
小町ハング (常吉さん)
リトミックダンス 5.9 ★ MOS
10bの後だったので軽い息抜きのつもりで選んだのだが・・・。
立ったフェースでホールドが意外と少なくストレニュアス。
5.9ごときで落ちてたまるかと何とか意地でクリアしたが、5.10a/bぐらいには感じた。
常吉さんにはフォローで上がってきてもらうが、やはり「厳しく感じた」とのこと。
ルーキー 5.8 ~クラックアラカルト上部 ○
リトミックダンスから上を継続する。
常吉さんリード、私がフォローするが、誤って上部は先ほどの「クラック~」に繋げてしまった。
この頃からモーレツに晴れてきて日向の岩は急速に乾き出したが、蒸し暑さで汗は相変わらず止まらない。
パピヨン岩稜 Ⅳ MOS
ここの核心はやや遠い1B目で、微妙な高さにあるため、巧くクリップできないとグランド・フォール必至。
下部は日陰のため、まだ濡れているし、チョンボ棒も車の中に置いてきてしまったため、どうしようかなとしばらく迷うが、意を決して取り付く。
何とか1B目のクリップに成功、垂壁から階段状となり、上部はトサカ状の岩稜。
ホールド豊富で上部は快適。
選手交替して常吉さんリード。
1B目クリップ前に指が滑り、あわやバランスを崩しかけたが、土俵際いっぱい何とか踏みとどまり、ホッ!(まるで全盛期の舞ノ海のようでした。)
核心を越えれば、後はソツなく上部へ繋いでクリア。
出だしは濡れているとⅤ+にしてもいいと思う。
パピヨン岩稜下部 (私)
パピヨン岩稜上部 (常吉さん)
忍者フランケ 5.10b ★★ MOS
上下二段のフランケ。
下部フランケのフェース正面直上はかなり難しい。たぶん10bじゃすまないと思う。
結局左に逃げてしまうが、もちろんボルトには手が届く範囲なので許してもらえるのかな?とりあえず下部をこなして上部フランケへ。
上部は左手カチ、右手はカンテの縁をパーンとはたくようにしてダイナミックなボルダー・ムーブが楽しめる。
グレードは、ここは適正な感じ。
常吉さんは下部の核心手前、何でもない所でフッと落ちてしまいFLを逃すが、気を取り直してすぐさまRP。
忍者フランケ
ミニットマン 5.10b (1テン)~メインストリート上部 Ⅳ+
常吉さんはもう十分と言うので、最後に私だけやらせてもらう。
ミニットマンは10bと言いながらかなり厳しい。
中間部、薄被りのフェースをボルト通しに行くとしたら、たぶん10bじゃすまないでしょう。
「日本100岩場」のトポではラインが上部で二本に分かれている。
私が行ったのは左手の方だが、そちらに自然と追いやられてしまった感じ。
途中で古い懸垂支点があったが、残置ロープが汚れて真っ黒だったので、さらにテッペンまで延ばす。
後で確認したら「メインストリート」上部とのことで、グレードはⅣ+程度。もちろん快適。
ミニットマン 「キビシ~」
それにしても今日は暑かった!
各自、2リットルぐらい汗をかいたんじゃないだろうか?
しかも一日中、二人で岩場を独占。・・というわけで、タイトルに書いたとおり「貸切サウナ」状態。
計画縮小となってしまったが、この暑さの中ではトレーニング効果は十二分。
常吉さん、次回改めて小川山でたっぷり登りましょう。
東北道手前で別れたが、せっかくなので私だけ地元の名産「佐野ラーメン」を食して帰る。
佐野藤岡IC近く「利休」のオリジナル塩ラーメン。
独特の縮れ太麺と柚子のような風味が効いたスープがサッパリとしながら味わい深く、☆☆☆☆
てっきり雨で登れないと思ってたんですが充実の1日になりました。あれなら小川山行っててもと思わせる天気でしたね。
監督さんの実力、さすがですね。私はチャレンジ精神や思い切りに欠けるんですが、これに懲りずにまたお願いいたします。暇だけは豊富ですから。
佐野ラーメン美味しかったようで良かったですね。
実力だなんて、そんな・・・最初の「藤坂基準」で(あんた基準外!顔洗って出直して来い)と跳ね返されたらどうしよう?とビクビクしてました。
外岩はやはり通ってナンボですね。私は一つの課題にこだわるより今はとにかくいろいろな岩場を見て触ってみたいと思っていますので、今後ともお付き合いいただけたらと思います。
秘密の岩場?もそのうちね。
日曜に行ってきました。久しぶりにD君と参戦してきました。
カサメリは、終日天気持ちました。小川山も先ず先ずの天気だったかも知れないですね。
カサメリは朝方湿っぽい状態でしたが、乾くのを待ってても仕方がないので、
コセロック:娘(やや細かいカチ系)からストーキングを開始しました。もう少しでストーキングミッション完了でしたが、程なく沈殿(あと5手届かず)。
その後、ワニ(カンテ系)を宥めに行きましたが、敢なく退散、、、このルートは限定は
ないのもの、何か気分が清々しないです、、、
お約束のトラバント(スラブ)でD君が大技を繰り出しました。微妙な所と見るや、やおらヌンチャクを3本連結し、即席アブミを作ってしまいました。長い事、クライミングをやってますが、こういうアブミの作り方をする人、初めてみました。D君らしく、中々マメ男です。
監督さんに是非登ってもらいたいのが、⑤名無しルートですが、このルートは私が登ったカサメリの10台の中では、一番面白いです。人気なのですが、なぜかあまり登ってる人を見た事がないです、その理由は、下部の見た目ともう一つは、、、勝手に命名、ルート名:メンタルセッション(10c)と名付けます、、、
それから、甲府幕岩夏の陣第一幕でお会いした軍曹と幻想君にお会いしました。④のルート(少し前傾、パワフル系)は、トポ上では10bとなってますが実際は10d位で、幻想君が軍曹とまたまた禅問答を繰り広げておりました、、、
軍曹と少し会話を交わしましたが、軍曹さんは⑤のルートは、全く駄目駄目とおっしゃってました。
また宜しくお願いします。
実は藤坂が終わった後、そちらに連絡入れて合流しようかなと思ったのですが、・・結局、ラーメン食べたら気持ちが切れてしまいました。
しかし、Dスケくんがそんな荒業を持っていたとは?
P2のスクールでは間違っても教えないと思いますが・・。
⑤ルート、「名無し」で人気あって、しかもあまり登っている人を見ないということは、結局、人気が無いということになるのでは?
あと軍曹さんと幻想君、相変わらずやってましたか。軍曹さんは11後半~12クラスとお見受けしましたが、苦手な10台もあるんですね。
また近いうち、お願いします。
・・・って、その本が手元になければ意味なしですが、Y子さんの写真も載っている本なので、現場監督さんはお持ちなのでは?リードで核心部がどうしても突破できないときの対処法として紹介されています。ヌンチャクラダーというそうです。
さすがに私も実物を見たことはありませんが…。
おぉヌンチャクラダーと言うのですね!w
久々のクライミング(体を動かすのも久々でした)だったので、絶対になにがな
んでもトップアウトしてやるぜ!って気持ちから生まれた技でした。なずけてD介ラダー笑。次回は反則技なしで行きます!
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メンタルセッション(10c)は僕もTRでやったのですが。。もがき苦しみました。
出だしも離陸できず、中部ではクラックに挟まりながら、結局上部付近で足が分
からず敗退でした。
あの濡れた状態でマスターで行くとはさすがでした。m(^ ^)m
次回は再チャレンジっす。
またセッションお願いします!
ホントだ。載ってましたね。
Yさんのページは擦り切れるほど眺めているのに。こちらはまったく気付きませんでした。
> Dスケくん
仕事が忙しかったようで・・。お疲れさんです。
M田師範からはまだ例の課題の挑戦権は与えられないのでしょうか?その折には私もぜひ現場監督でなく試験監督として参加させていただきます。
その時は是非、お願いします!