空っぽがいい

友人から一通のメールをいただきました。

「ヨガスタジオを貸りて、ヨガの教室をやりだしたのに、自分の中が空っぽの感じがして・・・。こんなときはどうすればいのかな？」

こんな内容のメールでした。

私は逆に空っぽでいいと思ったの。

彼女はヨガについて本当に一生懸命やってきたのだと思うの。

でも、たぶん彼女の中の限られたものの中でヨガをやろうとしている。

自分で覚えたポーズ、教えてもらってきたもの。

そのものだけでやろうとすると、やっぱり限界があるよね。

だからこそ、空っぽだって気づくことって大切なことだと思う。

それに、レパートリーを増やしたところで、また同じ壁にぶち当たる。

これはずっと続いていくよね。


だとするとどうしたらいのかな？

自分の内から湧き上がるものでやればいいんだと思う。

実際に自分だけの力で何かをやろうとしても、そんなに大したことって出来ないことが多いと思うの。

私自身、エッセンスを選ぶときは自分の知識の中では選ぼうとしない。

「ディーバ」だったら何を選ぶ？

ディーバに教えてもらっているようなもの。

だからこそ、思いもよらないものも出てきたりする。

それはそれで面白いのだけど（笑）

私が仕入れられるエッセンスは1200種類。

最初は自分なりに勉強しなければっっ！と思ってきばっていたけれど、最近はでたとこ勝負みたいに感じで、気が楽になっちゃいました


彼女のヨガも内面からのものだからこそ、自分だけのちからだけでないものを確認するときが来たのだと思ました。

本当は空っぽこそが素晴らしい

四国の方言では、「空っぽ」のことを「みちる」という地域があるそうです。

空だからこそ、満ちることができる。

めいっぱいに詰め込まれた中には、それ以上のものは入らないから。

新しい風は入ってきませんよね

孔子の言葉にもこんな言葉があったような気がします。


だから空っぽでいい。

本当はおめでとうなんだよね

彼女にちゃんと伝えてあげたい。


おめでとう。

やっと本当の自分の道がスタートするね