出先で、駅までの道をたずねられた。
「それならこの通りを、ダーッとまっすぐですわ。高架が見えたら、そこピューと右に曲がって。駅が見えます」
話しながら、ん? 大阪人の道案内には擬音がよく出てくるというけれど、いつの間にか伝染っている。
この場合の「ダーッ」は、「迷わず行けよ、行けばわかるさ」のアントニオ猪木の心。5分、10分、目的地にたどりつかないどころか、目標物さえ見えないのは不安だろうけ . . . 本文を読む
橋下知事「国歌斉唱で起立しない教員は免職」
大阪府の橋下徹知事は17日、入学式や卒業式の国歌斉唱時に起立しない府立学校や公立小中学校の教員を免職する処分基準を定めた条例を9月の定例府議会に提案する考えを示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110517-00000478-yom-pol
橋下、またやってくれたなあ。
国会でも〈国歌〉斉唱しない . . . 本文を読む
「大阪人」3月号の特集は「伝統野菜」。
金時人参、天王寺蕪は知っていたけれど、東住吉区の田辺大根は知らなかった。小学校の体験学習で田辺大根を育てたりしているらしい。 天王寺動植物園のリサイクルガーデンなんかもおもしろいね。ゾウのうんこの堆肥で天王寺蕪を育て、根は人間、葉はゾウが食べる循環システム。天王寺蕪は野沢菜の先祖説(ガセのようだけれど)もあるほどで、葉っぱもおいしいらしい。
大阪の伝統 . . . 本文を読む
市川準監督作『大阪物語』について、話をする機会があった。
ミヤコ蝶々が亡くなる前年の1999年作品である。ツッコミどころ満載だが、ミヤコ蝶々の出演シーンを始め、いくつか忘れがたい美しいシークエンスがある。
しかし、あの池脇千鶴ちゃんもすでに三十路か。歳月が経つのは早い。この夏公開の『うさぎドロップ』にも出演するそうだ。リンのお母さんの漫画家さん役だろうか。
『大阪物語』では八尾から見 . . . 本文を読む
会社に出てきたら、年賀状がもう届いていたよ。こんなことは初めてだ。えーと、郵便局、だいじょうぶ?
他の同僚にも届いているので、これは完全に確信犯(?)だな。会社宛てはどうせ休みなので、早めに配ることにしたのだろうか。しかし総務も仕事が早すぎ。
きのうが仕事納めだった。納会はバッくれて、早々に退散した。そこラー(そこらのラーメン店2号店。ハスラー2のような素敵な響き)で夕食。
テレビに橋下府 . . . 本文を読む
「東京の飯は高くて不味い!」と怒る大阪人を見かける。話を聞くと、銀座で食事をしたりしたらしい。それは自業自得ではないか。東京銀座の路線価は、大阪キタの3倍以上ある。テナント代を考えたら、原材料費に跳ね返らないと考えるほうがおかしい。
書道マンガの『とめはね!』6巻で、大阪といえば「お好み焼き」で、定食を頼んだらライスが付いてくるのに驚くシーンがある。
このシーンは二重の意味で、残念だった . . . 本文を読む
昨日(6月21日)の日経新聞近畿版の『「大阪都」構想提唱 そんなに「都」って魅力的?」は、なかなか良い記事だった。
大阪市と府には類似施設・団体が多く、無駄が多いのは事実。政令指定都市のなかでは、都市経営や行政サービスは最低クラスではないのかと思う。
しかし大阪の地盤沈下を自治制度のあり方に求めるのも間違いである。GDP(国民総生産)で、大阪を上回る横浜や名古屋は、「都」どころか「府」で . . . 本文を読む
JR新大阪駅の水了軒の跡地に、違うお弁当屋が入っていました。本当に倒産してしまったんだなと思いました。
ご隠居さんが水了軒のファンなのです。お客様が来たとき、少し畏まった会議などでは、いつも水了軒の仕出し弁当。上得意というほどでないにせよ、固定客ではありました。4月の会議で食べたのが最後になってしまいました。
「廃業のお知らせとお詫び」
「弊社は明治21年に大阪駅で創業し、駅弁一筋 . . . 本文を読む
本当にやる人がいて、感動した。
そう、通天閣はどこからどう見てもロボットだった。
通天閣ロボ
http://www.tsutenkakurobo.com/index.html
東京タワーやメイドさんにも会えて良かったね。
(先日、水陸両用バスを初めて見た。手を振ったら喜んで振り返してきた)
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「たこ焼は冬の季語で良いだろうか?」と考えて、手元の歳時記を調べてみたが、出てなかった。年中あるので無季ともいえるが、ハルキ歳時記には「鯛焼」が冬の季語にある。俳壇も関東軍優勢ということか。あ、村上でなく角川のほうね。
さすがに名著『大阪ことば辞典』(牧村史陽編・講談社学術文庫)にはいくつか出ている。
たこ焼は芙美子の知らぬ風物詩 (少将)
貧しさも楽したこ焼たべる恋 (蟻朗)
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