新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃんとお父さんの日々。

たこ焼はハルキも知らぬ風物詩

2004年10月06日 | 大阪
 「たこ焼は冬の季語で良いだろうか?」と考えて、手元の歳時記を調べてみたが、出てなかった。年中あるので無季ともいえるが、ハルキ歳時記には「鯛焼」が冬の季語にある。俳壇も関東軍優勢ということか。あ、村上でなく角川のほうね。

 さすがに名著『大阪ことば辞典』(牧村史陽編・講談社学術文庫)にはいくつか出ている。

  たこ焼は芙美子の知らぬ風物詩 (少将)

  貧しさも楽したこ焼たべる恋 (蟻朗)

  たこ焼のたこらしいのが歯にあたり (梅柿)

 今まで食べたなかでは、ミナミの味穂がお気に入り。本当に美味しいたこ焼は冷めても美味しい。太宰治の「東京八景」に対抗して「大阪八景」を書くとしたら、味穂だけは欠かせない。どて焼もおでんも絶品。

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