魔女の一撃？

きのうの朝、半身をひねった瞬間、腰に激痛。息が止まる。

立っている分には平気。ゆっくりなら歩ける。しかしふとした拍子に激痛が走る。咳をしたり笑ったり、うっかりあくびもできない。「魔女の一撃」とはよくいったもんである。

一晩寝たら、治らないまでも、痛みは軽減するだろうと楽観していた。しかし、今朝めざめたら、痛みが引いているどころか、体を起こせない。このまま寝たきりになったらどうしようと考えたことだよ。仰向きに硬直状態。回天特攻隊の英霊も、こんな風に固定されていたのかとしのばれる。

3Dモデル人形を脳内ビジョンに表示しながら（腰の部分が赤く点滅中）、どうやったら起ち上がれるか、トライアル・アンド・エラー。Windowsが潰れたので、DOSで直接コマンド入力という感じ？　ふだん無意識で、ちょっとした動作にも、必要ないリソースまで動かしているのがよくわかる。

今朝は今年最後の会議。こんな感じ。

「4半期の業績につきましては……ぐぎっ！……来年はスマートデバイス普及を見据えITベンダーとのコラボレーションにより……ひでぶ！……スタッフ一同の今年一年の奮闘に……うけけけけけけけ」

どうにか会議を終えて、ご隠居おおすめの整形外科に。レントゲンを撮り、痛み止めの注射を受け、ストレッチとマッサージ。この2ヵ月あまりPCに張りついたままだったのが理由だろう。ストレスもないことはない。

整形外科は地元のおじいちゃんおばあちゃんばかりで、下町の社交場だった。電気マッサージは30年ぶりだった。プルプルしたりピリピリしたり、高機能化していたのに感心。